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第7話 選択の分岐点

 


 探索者ギルド。


 


 


 会議室。


 


 


 桜庭と、

 数名の幹部。


 


 


 あみが、

 正面に座る。


 


 


「葛城あみ」


 


 


「Sランク

 昇格推薦が

 出ている」


 


 


 室内が、

 静まる。


 


 


 あみは、

 息を呑む。


 


 


「条件は?」


 


 


「前線指揮官としての

 就任」


 


 


 亮が、

 立ち上がる。


 


 


「反対です」


 


 


 即答。


 


 


 桜庭が、

 見る。


 


 


「理由は」


 


 


「危険すぎる」


 


 


「あみは

 まだ十五だ」


 


 


 あみが、

 声を上げる。


 


 


「私の人生でしょ!」


 


 


 沈黙。


 


 


 亮は、

 言葉を失う。


 


 


 


 夜。


 


 


 仮設住宅。


 


 


 二人、

 向かい合う。


 


 


「私、

 強くなりたい」


 


 


「守れる人に

 なりたい」


 


 


「お兄ちゃんみたいに」


 


 


「俺みたいに

 なるな」


 


 


 亮の声は、

 低い。


 


 


「後悔する」


 


 


「それでも」


 


 


「あみは、

 俺じゃない」


 


 


 あみは、

 拳を握る。


 


 


「逃げない」


 


 


「選ぶ」


 


 


 亮は、

 目を閉じる。


 


 


 


 翌日。


 


 


 ギルド。


 


 


 あみは、

 桜庭の前に立つ。


 


 


「受けます」


 


 


 桜庭は、

 頷く。


 


 


 亮は、

 何も言わない。


 


 


 だが。


 


 


 帰り道。


 


 


 あみが、

 言う。


 


 


「死なないから」


 


 


 亮は、

 小さく笑う。


 


 


「約束だ」


 


 


 分岐点は、

 通り過ぎた。


 


 


 戻れない。


 


 


 進むしかない。


 


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