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あれから数日

やっと、勉強が出来る!

もちろん…勉強以外にもお作法も習うんだけどね…大変だったな…

あの日一緒にとった食事は私以外の家族は美しく食べていた…

一方で私は……うまく使えなかった……

小さい手でやり辛いのもあったけど……なによりマナーが分からない!!

家族の食べ方をみてたけどうまく出来なかった…

音も立てちゃったし…ご飯こぼしちゃったし…

家族は気にしなくても大丈夫って言ってたけど……

私が気にする!!!なので!!お父様に頼んでお作法の勉強もしたいとお願いした

だけど…どうやらお勉強も作法もイル兄様位の年齢から始めるみたい…私がやるのはまだまだ早いみたい……

お作法の先生はまだ探してるっぽいけど…確かに私くらいのお年は落ち着きないから教えようがないもんね…

勉強の方はジャンヌが教えてくれるのでワクワクしてる

ジャンヌも私に教えるために色々準備しててすぐにはできなかったみたい…


この間の図書室で勉強するみたいなのでこの間みたいに椅子に座ってジャンヌを待っていたら

「お嬢様!お待たせ致しました!!」

ジャンヌが腕の中にたくさんの本やら紙を抱えながらジャンヌがきた

大量の荷物で大変そうだったので

「大丈夫……?手伝おうか?」

「いえいえ!大丈夫です…!ホントは持ってきてもらおうと思ったんですが思ったよりギリギリになってしまったので頼まずに来ちゃいました…!」

笑いながら荷物を教卓のようなものの上にドンッとのせた

「では、僭越ながら私がお嬢様のお勉強をみることになりました。よろしくお願い致します」

ジャンヌは頭を下げた

慌てて私も

「こ、こちらこそよろしくお願いします!」

頭を下げた

「お嬢様は頭下げなくて大丈夫ですよ…」




「では、今日は文字のお勉強ですね」

ジャンヌは黒板にいくつかの文字?を書いた

そのうちの1つを指し

「こちらの読み方は"あ"と読みます」

……あ……

「こちらは"か"ですね」

か…………

「こちらは"い"です」

……………

「もしかして…その"あ"と"か"を組み合わせたら赤って意味?」

「!お嬢様!すごく賢いですね…」

ジャンヌは驚いた顔をしてまじまじ私の顔をみてきた

「そんなことないよ…」

あまり褒められたことがなかったはずかしい…

「そうです!こちらの"え"と"ら"を繋げるとエラとなりお嬢様のお名前でもあります」

なるほど…ひらがなみたいな感じなのかな?

じゃあ…難しくないかも?


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