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「最後の公爵家はセルピンス公爵家です」

そう言って蛇の絵を指した

「こちらの公爵家の現ご当主様は国の宰相様です」

うーん…偏見だけど…蛇って姑息で陰湿な感じがするんだけど…大丈夫…だよね?

「どんな人なの?」

「うーん…こちらの家系の方たちは頭が切れる方が多いですね…宰相様もやはり頭が切れていて知識なんかはすごい量が頭に入ってますね…それに国民を第一に考えていますね」

意外…じゃあ…いい人なのかな?

「国民人気もあるんですが……」

「ですが?」

「貴族からは人気がないのです…」

「?なんで?」

「国民第一のお考えの方なので税金を上げたりすると厳しく取り締まり税金を上げる理由を追及致します…そのせいで…特に下級貴族からは反感を買います…」

「そっか…国民第一の考え方はいいのにね…」

「ですが…バランスを考えて頂かないと困ってしまう貴族も現れるのも事実です…」

貴族社会は大変だね……

「セルピンス公爵家の魔法は未来を見る力があります。なのでこちらの家系は宰相になることが多いです」

「今の当主は魔法使えるの?」

「使えるとは聞いたことないんですが……噂で、宰相様は心の中を読めるのでは?と噂があるんです…未来を見る魔法と心を読める魔法は違うんですけどね……」

魔法というよりはほんとに超能力って感じだな……


「それに心を読む魔法は………候爵…お嬢様の魔法の能力ですよ!」

そう言ってねっ?と私に同意を求めてくるジャンヌ……

!?

「え!?そうなの!?」

「はい……あ!申し訳ございません…お嬢様は記憶が曖昧なんですよね?」

他の人達には私が記憶が全くないことを伝えず病気のせいで記憶が曖昧で混乱する可能性があると伝えてあるらしい

「1番に説明すべきでしたね……申し訳ありません…」

ジャンヌは頭をペコリと下げた

「気にしないで…」

「ありがとうございます!では、改めて……………侯爵家についてお話しますね」

そう言ってジャンヌは馬…に羽?…もしかして…ユニコーン?

「お嬢様の家系は古くから歴史のある立派な貴族です!……侯爵家は……確か…国が出来たのと同時に侯爵家も生まれております」

そんな昔からこの家はあるんだ…

由緒正しい一族って感じなんだね…

「実は…絵本には書かれてない…もう一人の英雄がいらっしゃるんです……」

もう一人の英雄??





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