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短編集

時間欠落症

作者: 試作ノ山

時間欠落症


 午前10時を過ぎたら1日が終わる。

 これが時間欠落症の初期症状である。

 具体的な症状は午前10時から午前12時までの時間が欠落することから始まる。

 何かしらの活動を行った形跡はあるのだが、それに関する記憶が全く無くなる。

 昼食を食べると強烈な眠気に襲われ、そのまま午後5時まで目覚める事は無い。

 午後5時に起床するのは、カラスの鳴き声が耳に届くからだと言われている。

 この状態に陥ると日中の活動時間が実質3時間となってしまい、まともな社会活動を行えなくなってしまう恐れがある。

 心当たりのある方、今すぐ時間病院へ。


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