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第二部 レンアイキンシレイ

禁止ワード→かすたほまわ

 こんな例はどう?俺は。

 君に恋をしていると思っている。といってみれば、君はどう言う? そう俺は君に質問してみると君は

「嘘つきはいけないよ?」

 と、俺にそう言うと思う。どんなにその事に、嘘は混じっていなくても君はそう言うという道のみ。君には、恋人なんていないけれど、一人恋をしている人物はいる。

 その人は―――何年前にというのは覚えてないけれど死んでいなくなる。

 死因は寿命らしい。

 死ぬ直前にその人はこの言葉を残して。

『君はこれ以降誰にも恋に落ちてはいけない。誰も愛してはいけない。なぜなら君は不幸を広める。………皆、不幸になる』

 君はこの言葉を信じて、恋をしているその人の生命というもの……に償い続けて生きている。

 ―――――なんて無意味な事をしている。

 そんな、生きてもいない人の言葉を信じて信じて、束縛され続けるなんて。

 なので………俺は今、君を救援しようと思う。


 ■■


「ねえ、君」

 俺は、教室の窓辺に着席している女の子に話をしようとそばによる。教室はさよならの直後ならではの喧騒っぷりで、少し煩い。

「……」

 君は、俺を見てぎょっと目を見開く。

「俺の事……記憶してる?隣の教室にいる……」

「記憶してるよ……でも―――」

「そう、記憶していてくれて嬉しい」

「うん………」

 君は悩むような、でも、ちょっと面を紅色に染めて面を上下に振る。君に、全然相違点っていうものは無さそうで心は落ち着く。

 俺は利き手でその子の前席の腰を落ち着けるやつを引き、それに着席。

「久しぶり………ね…」

「そう……ね……」

「ねえ、最近恋というのをしてる?」

 早速内容に入るのは少々無礼というようなおもいもしないような、直接ソレを言うと反対されると推考できるので、カーブブレーキのように、運転をやるような気持ちできいてみる事に。

「恋を……ってうちには……」

「約束っていうの?そういうの。………そんな約束、存在してないも同然」

「存在してないって………」

「ごめん」

「え?」

 君は疑問そうに小首を捻る。君の長髪は横へ落ちていく。

「なに……ごめんってなに?寧ろ、うちはセンクユーって言うよ」

「俺こそセンクユーって言うよ。センクユーセンクユー、ユーセンクユーセンクユー」

「は?」

 君は首を捻る。

 やべ、変なこと言っちゃって君を悩ませることになってる?でも、俺の想像とは異なる事をその子は言う。

「どうして、現在にそんなことを…………?」

 現在にそんなことをとは、君はもうここを卒業して、ここにはいなくなる。なので、もう遅い。でも、俺は君の卒業前にあの人に決められ、それに縛られている君の呪縛を解きたい。

 そう、俺はここにいるのはその呪縛を解くため。

「俺はあの人の台詞は忘却していいと思う」

「ぼっ忘却なんて………」

「あの人の台詞は死ぬって言うことの未練を君に無理矢理残したじゃない?きっと……ね」

「そんなことないよ、うちのせい。恋をしちゃって、そうなって…………」

「恨み言もいいところ。本当に。死人の事なんて気にしないで、君はきちんと生きなよ」

「きちんと…生きる」

「それにあの人は君に恋をされ、悩んでなんていない。寧ろ、あの人は君に恋をして………」

 とても遅いけれど、俺はあの人の気持ちをいう。

「………嘘つきはいけないよ」

 君は、目を伏せて寂しそうに呟く。

 俺はそんな君を見れない。見ていられない。

「嘘はついてない。俺以上にあの人の事を知っているやつはいない。失言なんてしない。……あの人は君の事を愛してる」

「………」

「現在でも君を愛している。それを理由に俺は悔やんでいる。どうして、あの人はあんな台詞を君にぶつける様なことをしちゃって。どうして、俺はあんな台詞を君にぶつける様なことを……」

「うっ嘘は……」

「嘘なんていってない。嘘をつくためにこんなところに来たりしないよ。俺は」

 俺は一息ついて君の面を見る。

「ごめん。マジでごめん。許してくれなんて言えない。君の重要な人生を束縛しちゃって……ごめん。なさい」

「そんな、懺悔をしないでよ……ね?」

「君は、あんなレンアイキンシレイを無視して普通に暮らしていい。生命というのは、ない俺にはもう出来ない、それを」

「…………」

「レンアイヲシテクレ」

 現在も愛してるよ、君を。


 ■■


 出来ることはない恋は意味ないと、俺の思っている時も君は近くにいる。それで、俺は君を他の人より嫌って、でも、それと同じぐらい君を愛して………。

 俺はどうせ死ぬ運命。

 生まれる時に、そう『死ぬ運命』と。それで君を諦めようとして努力をしている俺を嘲るように君は俺に好意を向けることを続ける……。

 それで俺は君に皮肉を言うことに決定させる。

『君はこれ以降誰にも恋に落ちてはいけない。誰も愛してはいけない。なぜなら君は不幸を広める。………皆、不幸になる。―――――レンアイキンシレイ』

 そんなことをしても悔やみ続けるのに。

 俺は、願い続け、ラッキーを得ることに成功して、懺悔を君に言うことをさせて貰え、嬉しい。

 君の未来はレンアイヲできる分、して。俺なんていうのは削除して。

 俺は君に会えて幸せに思える。

ありがとうございました。

他にもこの小説をいじってかいてみたいです、はは

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