05 それぞれの事情
無事、戦闘に勝利した一行。
投降を受け入れた、PKプレイヤーに対し尋問を開始します。
ミサキ:「言い訳だけ聞いてやるにゃ」
ナイフは向けたままで。
ガレス:「正直に話せよ? 逃げるなら殴る。」
盗剣士:「ああ。もう抵抗はしない。」
シンシア:(未だ警戒は解かずに)
盗剣士:手元でなにかいじいじ
盗剣士:「ちょっとまて、あいつとのPTからはずれれば……」
GM :スケルトン達がぼこぼこと土にかえっていくね。
ab :「おっ…おお。どういう原理だコレ」
盗剣士:「同一PTにだけ、遠隔にいても支援召喚獣を呼べる
召喚術師のスキルだそうだ。」
盗剣士:「PTから外れたから、効果が消滅した。」
ab :「召喚術師…じゃあ、召喚術師がまだいるってーのかよ…」
盗剣士:「ああ、強いぞ?」
「俺たちじゃ、どうしようもなかった。」
ミサキ:「…どうしようも?」
おかしな発言だにゃ。
盗剣士:「あー、いやなんでもない忘れろ。」
ミサキ:……後ろからいつでも攻撃できるように武器構えてるにゃ。
ガレス:「んじゃ、尋問するぜ?」
「第一に、子供たちは何処だ。第二に、誰に雇われた。」
盗剣士:「第一の質問、子供たちはこの先の小屋だ。」
「第二の質問、この先にいる召喚術師だ。」
ガレス:「第三だ。お前らの他の仲間の数を教えろ。」
盗剣士:「仲間はさっきのやつらだけだ。」
ガレス:「俺からは最後だ。召喚術師の目的は何だ」
盗剣士:「さあな。」
「そこまでは知らされてねぇ。」
ガレス:「そうか。 他に聞くことは?」
後ろを振り向き、PTメンバーに聞きますね。」
盗剣士:「そこのにゃーにゃーうるさいやつが言ってたが。」
「死霊系召喚獣スキルに特化した、召喚術師だ。」
「さっきも言ったが強いからな、気をつけろ。」
ミサキ:「本当にネクロマンサーが控えてたのにゃ……」
GM :んと、確認させて。最初の導入でご飯食べ損ねたひといるかな?
ミサキ:ちょうど食べ終わったところだった気分にゃ。
ガレス:自分は食ってないです。
ab :もぐもぐしました。でも完食はしてないかも。
シンシア:食べてる途中ですかね。
GM :ほいさっさ。じゃ、ミサキさん以外、
おなかの虫がぐーーっと音を。
ミサキ:(にゃんと)
盗剣士:「……プッ!あははははは!」
ab :「こら!笑うな!お前達のせいだからな!!!」
ガレス:「……そういえば俺の注文したお任せ御膳どうなったんだろう。」
ミサキ:「ボクは普通に食べ終わってから、姫談義しつつ腐ってたにゃ。」
ガレス:「あー、注文したのに金もはらってねぇや……」
シンシア:GM 杖で殴っていいですか?
盗剣士:OK!
シンシア:では、顔を真っ赤に染めて、俯きながらガツンと!
盗剣士:「あで!」
シンシア:で、仲間の方を向き直って照れる、と。
ガレス:(かわいい。)
ミサキ:(声だけじゃなくて音も大きかったにゃ。)
ab :(怒らせないようにしよっと……)
盗剣士:「いやぁ、あまりにも場違いな感じだったからさ。」
「悪い悪いw」
「そうそう、取引難航してるみたいだから時間は余裕あるぜ?」
「とりあえずお前ら、なんか食ったら?」
GM :戦闘の緊張から解かれると
盗剣士は、大分リラックスしたような雰囲気になりましたね。
GM :てなわけで、ミドルフェイズは終了です!
忘れないうちに、因果+1プレゼント。
PT面々:わーわー!
GM :そして、ミッションは勝利で終わってますので
消耗:体力1回のみ。判定してくんしゃい。
ガレス:PCT1+0 体力消耗表
LogHorizon : 体力消耗表(3):[疲労:10]を受ける
ab :PCT2+0 体力消耗表
LogHorizon : 体力消耗表(2):[疲労:8]を受ける
ミサキ:PCT2 体力消耗表
LogHorizon : 体力消耗表(6):[疲労:18]を受ける
シンシア:PCT1
LogHorizon : 体力消耗表(1):[疲労:5]を受ける
筆者補足:
イベントをクリアした場合、冒険者は体力等を
消耗します。[疲労:*]と表記し、*分最大体力が低下します。
疲労は、各スキル・食事アイテムで相殺することが可能です。
ミサキ:虚勢張ってても、やっぱり痛いものは痛かったにゃ…。
ガレス:あと結果的に入り口1人で2箇所見回ってますしそこかな?
GM :走り回ってたもんねぇ。
ミサキ:そういえば、村の中結構走ってたにゃ。
広場で会話に入るためにも息切らしてたにゃあ。
ab :ミサキにポトフを1つ渡します!
ミサキ:ありがたく受け取るにゃ……!
ab :「ほら…これ食えよ。」
ミサキ:「……ありがたくいただくにゃ!」
(実はお腹空いてるのばれてたにゃ)
ガレス:冒険者セットから縄を取り出しーの座らせ縛りーので
メシ食いながらミサキが尋問、わかる。
ミサキ:そしてたまにシンシアが殴る。
盗剣士:「ちょ、わるかったって、なぐんのやめて!」
シンシア:ガッ、ゴッ、グシャア!
盗剣士:「いで!ちょ、もうまって!ダメージが、ダメージが来るから!」
ab :ご飯食べながら尋問する和やかな図。
和やか(?)に進む尋問タイム。
ミサキ:「にゃー…、何だか肝要な事を聞き忘れてる気がするにゃ。」
盗剣士に確認したいにゃ。
今までの反応も含めた疑問点が一つ、いや二つにゃ。
ガレス:[季節の野菜ポトフ]扱いの焼肉弁当もぐもぐしながら、
ミサキとの会話を聞く。
ミサキ:「一つ。村を襲ったのは、本当にお前達だったのかにゃ?」
「二つ。自分の意思で襲ったのかにゃ?」
最後にこれだけ尋問したいにゃ。
盗剣士:「一つ目、俺らだ。間違いない。」
盗剣士:「二つ目だが……んー。」
「……正直に言った方がいいな。」
「俺らは、あいつにPKされた側だ」
「あいつってのはこの先にいるサマナーな。」
ミサキ:尋問演出の為に飯食ってる時間がないにゃ。
GM :もぐもぐしながら演出すればいいよ!
ab :「はぁ!?PKされて…なんでこんなことになんだよ!」
盗剣士:「PKされたときに、俺の大事なもんがドロップしたんだよ。」
ミサキ:「大事にゃもの?」
ガレス:「大事なもん、ねぇ……」
もぐもぐ。
盗剣士:「価値はなんもねーもんだよ。」
盗剣士:「……俺が初めて手に入れたマジックアイテムだ。」
「もうLv的にも意味ねーんだけど、なんか捨てらんなくてな。」
盗剣士:「で。あいつら、あーっと、さっきお前らに倒されたやつらな。」
「あいつらも勝手に手伝ってくれてたってはなし。」
「それが理由だ。」
ガレス:「……確かに、初めて手に入れたマジックアイテムに
愛着が沸くのは分かる。」
「が、銀行を利用しなかったのが落ち度だな。」
もぐもぐ
盗剣士:「まったくだ。」
ミサキ:「……くだらない話にゃ。」
言いつつ、突きつけてたナイフ収めるにゃ。
ab :「お前、もうこんな事……すんなよ。」
盗剣士:「……ああ、しない。」
ミサキ:「ついでにもう一つだけ聞いておいてやるにゃ。」
「そのマジックアイテムは何にゃ?」
盗剣士:「プレフィックスがかかったセイバーだよ。」
ガレス:「それで、 仕事を手伝ったらマジックアイテムを返すとか
言われたわけだ。」
「ばかじゃねーの。そんなこというやつが返すわけねーじゃん。」
もぐもぐ。
盗剣士:「つくづく、お前の言うとおりだよ。」
ガレス:「ごっそさん、と。」
手をパチンと合わせる。
盗剣士:「お前らが許してくれるなら、俺はこのまま円卓に通報しにいく。」
GM :さて、どうしますかね
捕縛するでもなんでも、大人しくうけいれますよー
ミサキ:「つくづく、くだらない話にゃ」
ab :「まったくだぜ。勝手にどこでもいけよ
俺はPKなんて趣味じゃねーし。」
ミサキ:「そんな“どうでもいいセイバー”の事なんて忘れて
円卓のお世話になるが良いにゃ」
シンシア:「きちんと償ってください……」とだけ。
盗剣士:「……わかった。」
盗剣士:「そうだ、ひとつ最後に俺からお前ら全員へ質問。」
ガレス:「……なんだ。」
盗剣士:「相手は、自分より高いLvのPKプレイヤー」
「……怖くなかったか?戦闘するのがさ。」
ガレス:「いいや。」
盗剣士:「お前はそうだろうなw」
即答するあたり、ガレスらしいw
ガレス:「俺の後ろにはコレだけ信頼が置ける仲間がいる。
怖くなるわけねーじゃん。」
ミサキ:「知らんにゃ。ボクはナイフ投げてるだけで、
怖いのは全部ガレスが受け止めてくれるにゃ。」
シンシア:「……怖いのは、
昔の私みたいな人が増えてしまうことですから。」
ab :「ばっか!怖いにきまってんだろーが!」
ab :「……でもよ、ほら。こいつら先に進んじまうし。
やっぱ後ろに俺がいねーとな!」
四者四様。
ガレス:「あっはっは。abに逃げられたらこのPTは全滅だな!」
ab :「俺はな!おめーみたいな戦闘狂じゃねーんだよ!」
シンシア:「abさん、逃げちゃだめですよ?」
少し気を緩めて、にっこり。
盗剣士:「……そうか、ありがとう。」
「おもしれえPTだなw」
ガレス:「急造PTにしては 良い連携できてんだろ?自慢できるメンツだ」
盗剣士:「ああ、良いPTだと思うぜ、俺も。」
盗剣士:「じゃ、俺は先にアキバへ帰る。」
「正直、あいつが怖いんでな。手伝いは出来ない。」
GM :んじゃ、逃がしていいかい?
ミサキ:便利小窓で名前も分かってるだろうし、
このまま逃がしてボクは構わないにゃ。
ab&シンシア:おっけーでーす!
ガレス&ミサキ:(念のためフレンドリストに勝手に登録しておく。)
盗剣士:「じゃあ、がんばってな。」
GM :帰還呪文でばしゅーん。
では、改めてミドル終了!
GM :ボスの情報をかなり仕入れたみなさんは、
次の敵情を探る+2ボーナスを。
一同 :おおー!
では、次はクライマックス!
■幕間の雑談
ミサキ:一方的に登録できるフレンドリストシステムって怖いと思うにゃ…。
GM :ねー
シンシア:デミクァス方式ですね
ab :セララァ…!
ガレス:監視監視。
デミグラスさん、まだ出番あるからね!
GM :RPたのすい
ab :皆生き生きしてるなぁ
ガレス:いい味出てた >スワックラー
ミサキ:PK面々の名前聞いておくべきだったかにゃ。
GM :表示させてもよかったかなぁ
GM :次からそうしよう
ミサキ:フレンド(強制)登録はしてあるし、後で確認しておくにゃ。
シンシア:諏訪倉、とか。
GM :まんまやないかーい!
一同 :(笑)
ミサキ:ネタネームのまま閉じ込められたかわいそうな人だったにゃ…。
GM :倉庫くん、とかいそうよね。
ガレス:ぶわわわ
シンシア:ぶわっ
ガレス:「EXPポーション用」君
ab :くん付いてるだけましかも!?
GM :あああ。゜(゜´Д`゜)゜。
ミサキ:それは泣けるにゃ。
GM :リネームカードか……ありそうだな。
GM :シナリオ書けそう。
ガレス:ロデ研に作らせよう
ミサキ:外観ポーションと同じくらい需要有りそうにゃ。
ab :kuraudoさんとかにオススメ!
■幕間終了
次はクライマックス!無事、攫われた大地人を救出できるのか!