03 守り手の声
このシーンは、アブストラクション(抽象)シーンとなります。
シーン内で決められた行動を実施し、目的を達成すれば
クリアとなるシーンです。
GM :君たちは、無事カグラの村に到着した。
GM :しかし、村に人影はなく、所々が荒らされた
形跡が残っているだけのようだ。
テッド:「・・・・村が襲われて、みんな隠れちゃったんだ。」
GM :村人たちは一度襲撃された恐怖からか
ドアを閉ざしているようですが、人の気配は感じられます。
ミサキ:「状況分からないし、まずは聞き込みかにゃあ。」
ガレス:(生存者は、いる。テッドは気絶のみ。
妹が浚われたっつーことは、女が目的か?)
テッドを降ろしますね。
ab :「もう、そいつらはこの辺にいないっぽいな…。」
荒らされた様子を見て顔を顰めますねぇ。
ミサキ :「全く、好き放題やってどこへ逃げたのかにゃ」
シンシア:「……でも、皆さん話をしてくれるでしょうか?」
ミサキ :「襲ったのも、ボクたちと同じ冒険者だから難しいかもにゃぁ…」
ガレス :「警戒して当然だな。」
頭をかきかき。
筆者追記:
勝利条件:村人から、犯人の逃走報告を聞く。
犯人達の逃走報告の痕跡を特定する。
上記を2点とも満たした時点で目的達成。
敗北条件:5ラウンド経過
・簡易ミッションマップ
①②③
④⑤⑥
⑦⑧⑨
①:北西の小屋
②:北の入り口
③:北西の民家
④:西の入り口
⑤:中央広場
⑥:東の入り口
⑦:南西の民家
⑧:南の入り口
⑨:納屋
※スタート位置は⑤中央広場です。
・シナリオアクション
村内の移動
⇒文字通り。村内を移動するアクション。
民家に聞き込みをする。
⇒警戒する村人を説得し、情報を聞き出すアクション。
痕跡の調査。
⇒襲撃者の痕跡がないか調査するアクション。
大声で呼びかける。
⇒村人へ協力を頼むアクション。
成功時、聞き込みにボーナスを付与。
※1PCのみ、テッドとともに行動可能。
その場合、聞き込み・呼びかけにボーナス。
・足取りは、各東西南北各入口のどれかにあります
・聞きこみに成功した場合、どの方角から犯人が来たのか
教えてくれる民家が、1か所あります。
・テッドを連れて歩けるのは、1PCのみです
ガレス :自分はテッドと離れて呼びかけ祭りかなー
ab :追跡者のボーナスを加えて解析かな。
シンシア:一番得意なのが痕跡調査かな。
ab :自分も痕跡やりますね
シンシア:テッド連れて聞き込みした方がいいかな。
ミサキ :ボクも痕跡調査が精一杯だにゃ。
ガレス:大声の「対象マス」とは自身のいるマスでしょうか?
GM :どこにいても可能です。対象1マスを指定してね。
GM :なお、所々かがり火があり、暗さは問題になりません
ab :民家は痕跡調査の対象に入ってます?
GM :痕跡調査は東西南北 入口のみが対象でーす。
ab :了解です!
GM :準備よければ、行動どうぞ。行動順は任意で構いませーん。
移動も含めて、すべてメインプロセス行動としてください。
ミサキ:了解にゃ。全て1Rかかる、って認識で良さそうにゃね。
ガレス:あ、GM
テッドの移動は「移動を宣言した人がテッドを連れて行く」
宣言をすればOKですかね?
GM :です
ガレス:うぃ。
ミサキ:んじゃ、今は全員が「テッドを同行しているPC」にゃのね。
GM :ですね。
▼ラウンド1
シンシア:GM ③北西の民家に声かけしたいです。
GM :OK 判定どうぞ。
シンシア:2D+1+2 運動値
LogHorizon : (2D6+1+2) → 9[4,5]+1+2 → 12
シンシア:「テッドくんの依頼できた冒険者です!」
「おはなしを、聞かせてもらえませんか!?」
GM :シンシアの声は、さびしい村に響き渡りました。
少し家の明かりが増えたように見えますね。
筆者補足:
テッドを連れているので、ホントは3dですね。
ガレス:次からは自分が少年連れてくから2dになりまする
シンシア:了解です!
ミサキ :「いい声してるにゃ。」
「少しは話聞かせてもらえるようになったかにゃ…」
シンシア:「だと、いいんですけど…」
次はどなたかな。
ガレス:「さて、じゃぁ聞きに行ってみますかね。」
「テッド。行こうか」
テッド:「ハイッ!」
ガレス:ということで移動ふりまーす。運動で。
GM :うぃっす
ガレス:2LH+2 運動値
LogHorizon : (2LH+2) → 8[3,5]+2 → 10
GM :移動成功
ガレス:2マス 北西の民家へテッド連れてく
GM :OK
ミサキ:この村、色んな方向に「西」が存在してるにゃん。
GM :おおおおお!!!!??
ってマジだ!!ごめんよぉぉぉぉお!!!
筆者補足:
はい、すみません。ダッシュで手作りミッションMAPを作成した結果
いろんな方向に「西」が存在する特異点になりました。
以後の表記は全て正しいものに直したものです。
ガレス:南に入り口がなく、西に2つあるのですよきっと。
ミサキ:次元のねじれを感じるにゃ。多分帰還呪文も使えない系の村だにゃ。
GM :ほういの ほうそく が みだれる!
ガレス:この村の入り口とは、つまりフェアリーリングのことだったのだよ!
どこに行くか分からない。
な、なんだt(ry
ミサキ:無事に帰れるのかにゃ、それ…。
GM :もうやめて、私のライフは 0 よ!
ガレス:(GMかわいい
ミサキ:マイナスまで削るにゃ。
閑話休題。
ab :④西の入り口に移動します!
GM :うぃ
ab :2LH+0 運動値
LogHorizon : (2LH+0) → 9[6,3]+0 → 9
GM :成功!
ab :「よっし、俺はこっちだ!」
ミサキ:海老(ab)を見送ったところで、僕も動くにゃ。OKかにゃ。
GM :OK
ミサキ:「手分けして、さっさと手掛かり見つけるにゃん」
ミサキ:2LH+1 運動値●村内を移動。運動/耐久:7
LogHorizon : (2LH+1) → 3[1,2]+1 → 4
ミサキ:せ…せーふにゃ。
筆者補足:
ログホライズンTRPGでは、
ダイス目が全て『1』の場合、ファンブル(大失敗)となります。
ガレス:あぶないあぶない失敗だけど1マスは動ける。
ミサキ:⑧『南の入り口』に移動するにゃ。
GM :OK
▼ラウンド2
ガレス:「テッドと同行した冒険者だ。 面通り願おう!」
ってことで聞き込みー
シンシア:お願いしますー
ガレス:3LH+2+2 交渉値
LogHorizon : (3LH+2+2) → 7[2,3,2]+2+2 → 11
GM :成功
ガレス:アブナアアア
ミサキ:テッドさまさまにゃ。
GM :テッドもいっしょに
テッド:「手伝ってくれる冒険者さんをつれてきたよ!」
と声をかけますね。
GM :この家屋の村人は、襲撃があったとき自宅にいて
犯人を見ていないとのことでした。
ですがが、依頼を受けてくれたことに感謝して
回復薬(初級)*1 をくれます。
ガレス:「そうか。了解した。 ご協力感謝だ!」
「ありがたく頂戴します!」
バックパックにしまいまーす。
ミサキ:ありがたいにゃ。
ab :良い人だー
シンシア:では左上の小屋に声掛けを
GM :うぃ
GM :シンシアちゃんは村の中央で、叫びまくってるのね(笑)
シンシア:2D+1+2 運動値
LogHorizon : (2D6+1+2) → 7[5,2]+1+2 → 10
GM :成功
ミサキ:[売り子]さまさまにゃ。
筆者補足:
各シナリオアクションには、サブ職業に併せて
ボーナスが付与されます。
大声での呼び掛けには[売り子]などのサブ職がボーナスとなるよう
デザインしています。
ガレス:シンシアの ハイパーボイス!
GM :ヴォオオオオオオオオオオオオオ!
ミサキ:こうかは ばつぐんだ!
ガレス:そんな声なのこわい
ミサキ&ab:(大人しそうなのに、よく通る声だなー)
シンシア:必死なんですよ!ダメージはないですよきっとw
GM :芯のある声が、村はずれの小屋にも届いたようだ
明かりがつくね。
ミサキ:もしかして:夜だし住民寝てた。
GM :やめいw
ガレス:ありうる。
シンシア:申し訳ないです……
ab :おっと、では痕跡の調査します。
GM :ほいっさ
ab :2LH+4+2 解析値
LogHorizon : (2LH+4+2) → 7[3,4]+4+2 → 13
GM :たけぇwww
ミサキ:流石の数値にゃん。
ガレス:高い(確信
ab :「どれどれー…」
GM :ab は、こちらには痕跡がないことを確信した。
ab :残念!
GM :間違いなく、こちらには逃げていないという確信を得る。
というわけで因果点+1プレゼント。
ab :わお
筆者補足:
因果力とは。主人公であるPC達は運命を捻じ曲げる力を持ちます!
という名のダイスいじり能力 or スキルコストのことです。
判定に所持因果力を使用してダイスを増やしたりできます。
ミサキ:では、こちらも動くにゃん。
GM :OK
ミサキ:2LH+3 解析値●痕跡を調査する。解析 :10
LogHorizon : (2LH+3) → 9[4,5]+3 → 12
ミサキ:ぴんと来たにゃ。
GM :ってたけぇなこいつら!w
ミサキ :早めに確認できて良かったにゃ。
一同 :GJ!
ab :流石にゃんこ
ミサキ:出目7以上必要だから、かなり危なかったにゃん。
ガレス:戦闘中だったらウワアアアな感じでしたもんねー
ミサキ:にゃんこ(笑)だから勘が良いのにゃ。
GM :ミサキが確認した個所も痕跡はない。が、確信は持てる。
確実にこちらではない。
ミサキ:「特に何も無いみたいにゃねー…」
「足跡一つ残ってない…って
要するにココとは完全に関係の無い場所に痕跡あるはずにゃ。」
GM :因果+1どうぞー
ミサキ:いただくにゃ。
▼ラウンド3
GM :解析チームが有能すぎる……
難易度:至難すよ、判定:10って。
シンシア:もはやあまり必要なさそうですが南西へ呼びかけをば。
GM :いや、やっておいて損はないですぞ。
シンシア:2d+1+2
LogHorizon : (2D6+1+2) → 9[4,5]+1+2 → 12
GM :成功。凛とした声が村に響き続ける
⑦の民家にも光がともるね
ミサキ:「よく通る声にゃん」
ab :(俺も頑張らねーとな……)
響く声をききながら。
ミサキ:そして村人起床。
GM :やめなさいw
ガレス:「次の人が情報知ってるといいな。」
テッドと一緒に移動しまーす
ガレス:2LH+2 運動値
LogHorizon : (2LH+2) → 2[1,1]+2 → 4 → ファンブル!
ガレス:因果使って振り直し!
GM :はいな。
ガレス:2LH+2 運動値
LogHorizon : (2LH+2) → 9[6,3]+2 → 11
ガレス:①村はずれへー
ここでファンブっとけば戦闘でファンブルしないはず。よしっ!
ab :移動しまーす、んー北に!
GM :うぃ
ab :2LH+0 運動値
LogHorizon : (2LH+0) → 5[3,2]+0 → 5
GM :判定失敗。1マスのみ移動OK
ab :んー、ならこのまま中央広場へ。
GM :うぃおっす。
ab :(あれ、5ラウンド目の行動ってしてもいいんですか
GM :(OKですよーん。
ab :(りょうかいです!
ミサキ:動くにゃ。
ミサキ:2LH+1 運動値●村内を移動。運動/耐久:7
LogHorizon : (2LH+1) → 9[4,5]+1 → 10
GM :成功
ミサキ:マップ右側の、『東の入り口』に移動かにゃ…。
▼4ラウンド目
ガレス:ききこみぃ
GM :うぃす
ガレス:3LH+2+2 交渉値
LogHorizon : (3LH+2+2) → 9[1,3,5]+2+2 → 13
GM :成功
ガレス:「面通り願おう!」
GM :どうやら、小屋のおじさん(木こり は、
逃走時の方向を見ていたようだ!
一同 :おおー!キター!
GM :「東の入り口から、逃げていったみてえだよぉ?」
ガレス:「東・・・か。有難う!協力感謝する!」
GM :先ほどの自己紹介で、念話も登録していたとして。
場所は伝えてOKよん。
ガレス:はーい
ミサキ:じゃあ、残りは皆で『東の入り口』を調べればOKにゃのね。
ガレス:(この位置から見えてたのか目いいなおじさん
ミサキ:東の直ぐ隣からだと分からにゃかったのにね。
ab :(ハイスペック木こり
GM :それ以上はいけない。
ガレス:【ミサキ、今どこに居る?】
ミサキ:【ちょうど、南側の西(?)を調べ終わって東に着いたところにゃ。
残念ながら手掛かりも足跡も何もなしにゃ】
ガレス:【そうか!ちょうどいい。
東の入り口から出たという目撃情報があった。調べてくれ】
ミサキ:【にゃ! 了解したにゃ】
ガレス:念話きります
ミサキ:と言うわけで、痕跡調査行きますにゃん。
ミサキ:2LH+3 解析値●痕跡を調査する。解析 :10
LogHorizon : (2LH+3) → 10[6,4]+3 → 13
GM :良い数値、成功!
ミサキ:出目良すぎて後が怖いにゃ…。
GM :ミサキは、所々に残った足跡を見つけます
ミサキ:「あることが先に分かっていれば、調べるのも簡単にゃ。」
GM :こちらが逃走方向のようです!
GM :ミッションコンプリーーーーート!
ミサキ:にゃん。
ミサキ:念話で全員に伝えて集合にゃ。
GM :シンシアの呼びかけもあってか明かりのついた家々から
数人の村人たちが広場に集まってきました
村長 :「あなた方が、テッドが連れてきた冒険者様達ですね?」
ab :「えっ、あっ、ああ。」
キョどる。
シンシア:「ええ、そうです。」
真剣な眼差しで答えますね。
シンシア覚醒、始まってます。
村長:「お話は、他の村人たちから聞きました」
「ご助力感謝いたします。」
深々と頭をさげるね
ab :「えっ…あっ、いや、勿論だぜ!」
視線が宙を舞います。
あの時の威勢はどこいったエビ!w
村長:「実は、さらわれた村人は、合計で3名ほどいるようでして・・・・」
「確認したところ、すべて子供のようでした・・・」
「我々大地人には、ご存じのとおり抵抗する力はございません・・・・」
ミサキ:一人で『東の入り口』に居るままだにゃ。
皆集合遅いにゃ……ってw
ガレス:(一番遠くにいたからテッドと一緒に今到着)
ガレス:ミサキに念話いれます。
【なんか村長がきて話ししてるぜー】
ミサキ:【にゃんと。どおりで皆遅いはずだにゃ】
村長:「救っていただければ、我々からもお礼をさせていただきたく思います。」
「どうか、こども達を助けてください・・・・」
GM :集まった数人の村人たちが、合わせて頭を下げるね
ガレス:「無論そうさせてもらうぜ。」
ミサキ:「ま、任せておくが良いにゃ!」
息を切らしながら一度広場に合流しておくにゃ。
シンシア:「任せてください。こんな非道は許しちゃいけないです。」
「絶対に…!」
シンシア、覚醒。
GM :ひっこみ事案のシンシアが、凛とした女性になってきた!
シンシア:そのための背景設定でしたが変わりすぎてますw
ミサキ :大きな声出す事を意識すると人間変わる。覚えたにゃ。
ab :「おっ、おう!俺に任せとキナー!」
雰囲気に慣れずカタコト。
そして、注目されることに慣れてないエビ。
ガレス:「ちなみに、来た野蛮人どもが何人だったかとかは分かるか?」
村長 :「はい、他の村人にも話を聞いた限り」
村長 :「人数は3名だったとのことです……」
GM :他に質問あるかなー
ガレス:「3人か……」
(自分たちのレベルで何とかできるヤツらならいいんだがな……)
ミサキ:「襲撃者が3人。さらわれた子供も3人。」
「で、合ってるかにゃ?」
村長 :「はい、間違いございません。」
シンシア:アジトなんかの場所は村長さん知りませんよねー
村長 :「アジトまでは……」
村長 :「ただ、近頃村に入るでもなく」
「近くまできて去ってしまう、冒険者さんがおったのですが」
「様子を窺われていたのかもしれません・・・・」
ab :「って事は、前々から準備してたのかよ…」
ミサキ:「準備しておいて円卓が忙しい時を狙ったのかにゃ。悪質だにゃ。」
GM :あとは質問いいかなー?
一同 :おっけーです!
ガレス:「・・・テッド、俺たちが出来る限りのことをしてくる。 待っててくれな?」
としゃがんでテッドに話しかける
テッド:「よろしくお願いしますッ!」
と、深く頭を下げるね。
ミサキ:テッド懐いてそうにゃ。
ガレス:聞き込みも一緒にしたしね。
GM :ではでは。次のシーンにいきますよーん!
無事手がかりを見つけた一行。続きます。