第5話 実力 奇跡 まぐれ
「ハーイ、今日はー魔法訓練をしまショウ!」
「はーい」
前にいるのは訓練担当のショウ先生 外国人っぽい金髪に青い瞳・・でもかっこいい女の人
「カエデ、行こ? 遅れちゃう」
「あ、アウロまってー・・」
思ってたんだけど足速いね、アウロちゃん
[魔法訓練室]
「ハイ、今日は回復魔法と氷の槍を訓練しまショウか」
ひ・・ヒール?ハイヒールのこと?・・なわけないなぁ・・
「カエデちゃんはマズ、ワタシと一緒に基本を学びまショウ」
「はい」
魔法というものは、自分の精神の一部に、魔力が存在し、その量は人それぞれ
多ければ多いほど高レベルな魔術師に、少なければ補助程度の魔法が使えるようになる
異世界から来た者は使ってみるまで未知数 ある者は全くなかったり
ある者は多すぎてオーラがでてたという・・
上手に使えば使うほど 魔力を増やせる
「わかりましたか?」
「はい」
レッスン1.魔力を氷球にしてみよう
「自分の魔力を頭で氷球をイメージして・・手に・・こう・・」
フワ・・・
少し小さめだが1つ、氷球ができた なにこれ楽しい!
もう一回・・
フワ・・・
少し大きめのができた ショウ先生どうですか?
「ワォ・・・」
驚いてる・・何かした?
「素晴らしい!素晴らしいヨ!」
「どうも・・」
「次はこれと、これ、そうそうこれも!」
3つも無理ですよ・・
「うん、ここまで出来れば皆と同じく授業ができそうデス」
「ど・・どうも・・・」
覚えた、というか覚えさせられたのは
回復魔法と氷槍そして水の壁・・・
最後のは防御魔法らしい・・
まだ終わらない授業 次は臨時で武術訓練だそうな・・
そういえばショウ先生、これは実力だろうか・・それとも奇跡・・・まぐれ・・?
とつぶやいていたけど、なんの意味かはわからないや
魔法の名前が思いつかない凛莉です。
だんだん罪と関係なくなっている気がしますが
勉強して魔王に打ち勝つんですよ!きっと!!
次回はショウ先生のふっとばして次、いきまーす