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【罪】の謎  作者: 凛莉
第2章 冒険
24/30

第21話 嵐の前の静けさ

私達は今、近くの街の宿に泊まっている

3人一部屋の部屋を2部屋借りている

ゼリテ襲撃から1週間


「ヨヒリ、エレー、大丈夫?」

「平気だよー」

手をひらひらさせながら答えるヨヒリ

「あたしはぜんぜん、平気だよ」

「無理はしないでね?」


コンコン

「入るぞ」

「あ、リオ 大丈夫?」

「私は大丈夫だ」

リオはあのまま2日眠ったままだったからなぁ

大丈夫かな?

「そういえば私達が知ってる魔王城って偽者(フェイク)だったんだな」

「そうそう、ゼリテの地図にはここだって」

「あたしのミスティックドアでひとっとびするよ」

チート能力!?

「それよりも、道具屋や魔屋へ行ったほうがいいんじゃないか?」

「ふぇ?」

「エレーはロッドと薬草を、ヨヒリは弓矢、カエデは装備強化(エンチャント)用具・・というところか」「ちなみにボクはワンドと魔力(マナ)増幅のアクセサリーを!」

「俺は剣を新しくしようかと」


あの3人考えてるなぁ・・・ん?


疑問をリオに言う

装備強化(エンチャント)って、何?」

「装備を強化、属性付与する魔法、というよりも技術(スキル)だろうか」

今度はエレーが丁寧に説明してくれた


「誰でもかんたんにはできない、ただひたすら練習すれば、成功率もあがるよ」

「だけどっ!失敗したら装備はオシマイ☆」

今サラーッと怖いこと言いましたよね、シーさん?

「材料は?」

「本と台、後は紙かな?」

紙!?普通の、紙?コピー用紙とか?

「紙って?コピー用紙とか?」

ヨヒリも同じ事考えていた・・・


「こぴー用紙って何?」

「い、いや、なんでもないよ 紙って、どんな紙?」

わたわたしながらヨヒリが言う 面白い


「属性、強化の事が詳しく書いてある、いわばレシピって所か」

オリス分かりやすい・・!

「まぁ、素人には出来ないから、魔屋の店主に頼むといい」

リオにバッサリ言われた

自分でやるのかと思ってたよ!


「じゃあ私は魔屋かな?」

「私は道具屋だ」

「あたしは魔屋かな? 薬草もういくつか持ってるし、調合したいな」

「ボクも魔屋だ」

「俺は両方だ」

「私も道具屋だけだな」


「じゃあ、日が完全に沈む前に、ここに集合ってことで」

「出発!」




† † † † †

「魔屋はー・・あった、あれか」

ドアを開けた途端シーがダッシュで店内へ入る

「久しぶりー!」

優しそうな女性の声が聞こえる

「シー久しぶりだねぇ おや、いらっしゃい」

若くねぇ? オーラはおばあちゃんレベルなのに・・しわ一つない・・

と思ったら店主の人が引きつったような笑みを返してくれた

怖い、店主さん怖い、ごめんなさい


「ロッドと調合セットはどこですか?」

「ロッドはあっちの壁の方、調合セットは貸してあげる、ハイ」

わーい と言ってロッドへと向かうエレー

「メイ、装飾品はどこ?」

メイ?店主の名前かな?

何で知ってるのか、という疑問は常連ってことにして置くね


装備強化(エンチャント)お願いできます?」

「どの装備?」

「剣と軽鎧と靴で」

私の装備を見て

「どんな強化にする?」

「え?あー・・」

考えてなかった・・・・ でも魔王って闇属性だろうし、光属性でいいかな?

「剣は光属性、軽鎧は水属性、靴は風属性で」

ん?

「シー?」

「カエデの事だからね、考えてなかったでしょ?」

ハイ、光属性しか考えてませんでした

・・?シーの腕に新しく腕輪がついてる、青い宝石付きの

「これが魔力(マナ)増幅アクセだよ!」

「なるほどー」

「ただいまー」

「おかえりー そのロッドは?」

「あたしに一番合うやつなんだ あと調合はおわったよ、全部ポーションにしたんだ」

おー、ポーションって言ったらあの有名なあのポー・・

「出来たよー」

早くなイカ!?


「一つにつき1000Rリン、3000Rだよ」

「はい3000R」

「ボクのは全部で1万2000R、はい」

「あたしのは3万R ピッタリでらく」

「全部ちょうどだね、毎度 また来てね」


買った買った、あ やばい日が暮れてきた

「集合場所にいそげぇぇぇ」

テレポート楽だわぁ・・・移動チート並に速い・・なんかこう、シュワン、シュワン、シュワンって・・・

意味分からない、自分でも分からないわ・・・


「あ、お帰りー」

うへ・・・楽と言っても魔力(マナ)消費するから疲れた・・

「集合時間までギリギリだ、危なかったな」

「ひぃぃ!」

リオの意味深な言葉にビビって変な声が出た

「装備強化《エンチャント》は上手くいったか?」

「当然!全部店主がやってくれたよ」

「メイか?」

オリスまで常連でしたか

「うん」


「さて、そろそろ行こうか」

「ミスティックドア!」

ドアだドア、茶色い枠の、奥は見えないけど、ど○でもドアだど○でもドア


「カエデ早くー」

「えっ!?あ、はい」

魔王城に出発ー!

1話読んだら魔法の時に: :がつくんだね、消えてたよ

後本の存在はスルーで


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