第14話 次の行き先
「どこに行けばいいの?」
そう聞くと皆黙ってしまった
「ボク、知らない!」
「カエデ、ごめん・・私も」
そしてシーとアウロに続き
「俺も・・」
「私もー」
・・オリスやヨヒリまでどうしましょう
「オリスーなんか面白い話してー」
「・・じゃあその武器やネックレスについて話そうか」
オリスが指さしたのは私の剣とヨヒリの剣
「わーい」
オリスは話してくれた
私の剣は氷の精霊アインゼと火の精霊ファイリアが宿っている 通称精霊武器
精霊武器は昔精霊使いが誤って精霊と短剣を融合させてしまったためできたもの
力は精霊の属性も加わり、強大なものになったが、その精霊使いは争い等を好まない人だった
精霊使いは必死に元に戻す方法を調べた だが手がかり一つ、つかめなかった
そして精霊使いは老い、その精霊武器を泣きながら、悔やみながら短剣と自分の気に入っていた
ネックレスを埋め
この世を去った そしてネックレスは精霊の住処になり遠くへ行き 短剣は錆び、朽ちた
「という伝説みたいな話があるんだ」
「へーアウロ知ってた?」
「全然、精霊使いのヨヒリさんは?」
「ヨヒリでいいよ、アウロ んー全然知らなかった」
「ボク、オリスの話面白いから好き!」
シーは論外ね・・・
「そして、そのネックレスがヨヒリのつけてるやつなんだ」
「そうだったんだ・・・」
「そういえば精霊武器・・だっけ?これの名前つけたほうがいいよね」
「そうだな・・気に入った名前をつけるといい」
「じゃあ、私もネックレスに名前つけてみる」
ヨヒリはすぐ決めた「カレス」カンゼのカとネックレスのレスをあわせたらしい
私は悩みまくった こういうのは苦手なんだ・・・
「よし、決めた!」
私は「アイリア」に決めた アインゼとファイリアを合わせたもの 気に入ってくれたかな
「そろそろどこか行きたいね」
「特訓もかねて迷いの森へ行ってみない?」
「いいんじゃない?」
「俺も異論はない」
「ボクもー!」
「次は迷いの森 出発!」
「「「「おー!」」」」
ちょっと遅れたし短いですー
そろそろネタが尽きてきましたorz
次回はもうちょっとゆっくり進めたいです