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【罪】の謎  作者: 凛莉
第1章 出会い
14/30

第12話 久しぶり

「うーん・・まいったなぁー」

氷の谷で精霊をもらおうと思ったら、精霊は勇者の所にいるなんて・・


「ご主人様、火の谷に勇者様がいます、合流しましょう!」

「本当!?今すぐ行こう!」

勇者との再会は予定よりも早くなったなー

楓も探さないとだし・・



「精霊使いってどんな格好なのですか?」

「わらわもよくは知らぬのじゃ・・ただ、白い髪に緑の目らしい」

「ねーねー女王様ー男なのー?」

「よく知らぬと申しておる!」

シー・・・もうちょっと敬語を使おうね・・


「カエデ、お茶のおかわり、いる?」

「うん、よろしくーアウロ」


「カエデ」

「何?オリス」

「幻影の魔法を教えてやる こっちへ来い」

「はーい」

そういえばオリスはシアン、簡単にバレてはいけないから、幻影の魔法「幻影(シャインド)」で隠してるっけ


:幻影(シャインド):!」

「もう一回」

「:フィア:」

きつい・・・です



「こんなもんだろう」

私は髪を金色に目も茶色 目も少しつり目にしたこれが一番多い 土属性の格好

それに似合うように声も少しハスキーにした 別人です

「おぉーすごいじゃない」

「ふむ・・よくできておる」

「カエデすげーじゃん!」


ガサ・・

「ふむ・・?客人か」


少し遠くから聞こえる声

「火の精霊をいただけませんか?」

「そなたは何者じゃ」

「私は精霊使いです 勇者様達がここにいると聞き、精霊をいただこうかと」

「残念だが、火の精霊は私の元にはない」

「・・そうですか」

「火の精霊を持っている者はあっちにいるぞ?」

女王の少しからかうような声 無邪気に笑っている


どんな人かなー?精霊使い

「初めまして、私が精霊使い ヨヒリです」

「初めまして」

顔をよく見ると 見慣れた顔

貴方は 妃和ね・・

私の幻影魔法もたいしたものだ


一番勇者らしい私に近づき、ひざまずいた

「勇者様、氷の精霊と火の精霊をいただけないでしょうか?」

「クスクス・・」

私はつい、笑ってしまった

「何がおかしいのでしょうか」

「その堅苦しいことはしなくていいわ、ヨヒリ」

「はぁ・・」

「さて、少し席を離れるね」

「うん、気をつけてね」

「はーい」

「わかった」



「さて、ヨヒリ 精霊はただではあげられないわ」

「ではどうすれば?」

「私達と一緒に、魔王を倒してほしいの、着いてきてくれる?」

「わかりました」

「ありがとう、ヒヨリ」

「!! どうして・・私の名前を?」

幻影はまだといていない あんな姿は見せたくないしね

「私の名は カエデ 罪の謎を知るために魔王を倒す人」

「楓!」

「久しぶり、ヨヒリ」

「久しぶり」

そう言う妃和・・・ヨヒリの目には涙が浮かんでいた

どうも、凛莉です

急展開は楓と妃和の再会でした

「幻影といたほうがいいかな」

「いや、とかないほうが面白いかも、私が」

と思い幻影はといていません

では、次回は精霊編最後の予定です

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