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2‐2異界の半神半人

新たな人生が始まって既に5年が経ち、今の生活にも多少は慣れた、いや慣れざるを得なかった。


昔は両親共に美形!キタッ!俺の時代ktkr!

俺にもそう思ってた時代もありました…。それには大きな欠点があった。今の俺?可愛らしいドレスを着てお勉強中だよ!バーローッ!!


クソ…何で女なんだよ…男尊女卑するつもりは無いけど男の方が良かったよ…。いやうん、産まれて数ヶ月で股擦り合わせても相棒の感覚無いな…とか感づいてたよ?きっと極小なんだな、とか逃避もしたよ?だけど消失を目の当たりにした時はマジ泣いたね…。涙が涸れるまでさ。

家族にはめっちゃ心配されたけど理解される筈もない。


あとはこの世界の言語だろうか?確か『ポトレス語』?とか言う。マヌケな響きだがほとんど世界共通語だとか。これを覚えりゃ言語に不自由しないらしい、全く便利なものだ。

最近は一々日本語を経由しなくても話せる様になってきた。そのうち日本語を忘れてしまいそうで怖い。


元の世界に帰ってポトレス語を話したら一気に引かれること間違い無しだ。オカ研とかには惹かれるかもしれないが。


あとは…そういえば双子の妹がいた。エルフ耳の保護欲そそられる可愛らしい女の子だ。髪は金髪眼は碧眼、まんま外国人としか見れない。


ちなみに俺はというと銀髪に金色の様な眼をしている。比べる対象がいないからなんとも言えないが、そこまで珍しくは無いらしい。むしろ特徴的なのは白い耳、獣人たちは基本頭の方に耳があり、獣耳以外は人間と大きくは違わない。また耳は、大まかに何の獣人かを見分ける指標となっている。父も兄も耳は普通の虎の黄色い縞模様の耳をしている。俺だけが白虎の白い耳、突然変異だろうか?まあカッコイイから気にしないけど。むしろ気に入ってるけど。

あとは尻尾もあるが、狐とかみたいにもふもふじゃないのはマイナス評価だ。


今の俺が普通の人間じゃないと再認識すると急に元の世界が恋しくなってきた。

何かしばらく説明回っぽくなりそう…

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