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12‐4止まらない好奇心

その後もルナと共に安全な範囲で町を見て回った。

昼食としてパンに野菜と肉を挟んだケバブの様な物を食べた。こういう食い歩きをしていると高校生活を思い出す。

元の世界が少し懐かしく感じられる。あっちの両親はどうしてんだろ…。そういえば俺って行方不明扱いなのかな…。

もっとも確かめる手段が無いからどうしようもないけど。


「次は何処行きましょうか?」

「お姉様は行きたい所は無いんですか?」

「うーん…。」

逆に俺は何のためにここまで来たんだろうか…?

単純に楽しそうだからとくらいにしか考えてなかったしなー…。

「オイ!ガキッ!待てやっ!」

何処よりか喧騒が聞こえる。俺やルナに向けられた物では無いようだが…。

「離して下さい!」

…あそこか。

お怒りのご様子のオッサンとそれに捕まっているみすぼらしい身なりの少女。

割と日常茶飯事なのか周囲は見て見ぬふり、止める者はいない。

「お前、スラム街の奴だろ!?ぶつかってきやがって!!盗った物を返しやがれ!!」

「私、何も盗ってません!離して下さい!」

スリを疑ってんのかな?

どっちが本当かはイマイチ判断がつかない。

「喧嘩かぁ…。危ないしあまり近付かないでおこう?」

「…せない。」

「え…?」

「許せません!!行きましょう!お姉様!?」

「えっ!?ちょっとルナ!?」

ルナってこんなキャラだったっけ!?



オッサンと少女に近付き、

「ちょっと!貴方!そんな少女捕まえてどうしようと言うんです!?」

少女と言っても俺やルナと変わらないか少し幼いくらいなのだが。

「何だ?テメェ?」

「その少女は盗っていないと言っているんです!離したらどうですか!?」

何か知らないけどルナがやたら強い!?

ただホントに危なく無いかなー…?

「テメェ、まさかコイツの仲間か?だったらテメェも捕まえて警備に突き出してやる!」

オッサンは聞く耳を持たない。

そしてオッサンからルナに手が伸びる。

「ルナッ!!」

見てらん無かった。


ガスンッ!

「キャッ!」

何とか間に割り込んだがオッサンに押される形となった。

「大丈夫ですか!?お姉様!!」

「まだ仲間がいたのか。オラ!こっち来い!」

オッサンが俺も含め捕まえようとしている。

少女を助けようとして完全に巻き込まれたな…。

どうにかしたいけど、どうしたら良いだろうか…?


そんな事を考えていると間に影が割り込んで来た。

「そこまでだぜ?オッサン?」

「貴方は…!」

それは先程の黒髪のイケメソさんだった。


うぅ、どうしましょう…。ストックが減少気味…。

しかし課題などにも追われて…。

可能な限り頑張りますが、更新止まったらすみません…。

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