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7‐5王立中央学院

アレス兄が校長室に向かい、俺達はどこに行こうか悩んでいた。

メル兄は魔法科に興味があったがつまらなかったらしいし。

俺は正直興味のある学科が無い。

ルナは俺が行く所に行く。

と言った感じに目的地を決めあぐねていた。


その内教室から生徒が出てくる。

時間的に昼休みなのだろうか?腹減ったな…。


生徒の一人が俺達に近付き、

「あの?公爵家の方々ですね?実は案内するように頼まれている所がありまして…。」

今更案内?明らかに遅いだろ…。

そんな愚痴を心の中でこぼしつつ、行く当ても無いのでついていく。







「さてと、ここら辺かな?」

そこは人気の無い建物の裏だった。

途中からおかしいなとは思ってはいたが、これは本格的におかしい。

するとどこに隠れていたか10人程ぞろぞろと出てくる。

「どういうおつもりでしょうか?」

ルナが結構冷めた口調で言う。迫力あるなー…。

「どうもこうもそこの奴の言葉に俺らの心はズタボロにされちまったからな〜?そんな口二度と利けない様にしてやろうと言う先輩からのありがたーい教育さ。」

メル兄を指しながらそんな事を言うモブキャラA。

うん、確か魔法科にこんな生徒が居た気がする。

そしてメル兄…。このハプニングはまたあんたが原因か…。

貴族というのは無駄にプライドが高くて困る。

こんな事ですぐに怒り出す。俺も貴族だけど…。

とりあえず問題を起こしては面倒なので、

「公爵家に逆らう事がどんな事か分かっているのですか?」

権力を振り回すのは好きじゃないがこの場合安全な解決策だと思う。

「あー分かってるさ、だが俺達だって馬鹿じゃない。」

こんな事してる時点で十二分に馬鹿だと思う。

「だから俺達はあんたに決闘を申し込む!」

「達って貴方は複数で決闘を申し込むんですか?」

それはもう決闘とは言えないだろう。

「いや、アティ。決闘に人数の制限は無いし、奴隷だって王子に決闘を申し込める。互いの了承の下に行われる闘いは全て決闘なんだ。」

「その通り。物分かりが良いじゃないか、公爵家の坊ちゃん。それに、了承しないとは言わせないぜ?あんた言ったよな?俺ら程度つまらない相手だって?」

たくっ、それなりに離れて話ししてたのに良く聞こえてるもんだ…。

「ふ〜…。受けるしか無いかな〜?その決闘。」

ちょ、何を言ってんだ!?この人は!?

「ちょっ!?兄様!?」

「良く言った。まあ逃げても公爵家の奴は決闘を申し込まれて逃げる様な腰抜けだって言い触らすだけだがな?」

コイツ最悪だ…。

あー…もう止める手段無いな…。


拝啓父様、アレス兄様。

メル兄様は私如きでは微塵も止められませんでした。無力な私をお許し下さい。

これが報告なのか遺言なのか俺にも判断がつかない。

そんなこんなで決闘は始まった。


バトルシーン?

そんなの文才無いから書く気はありませんよ?

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