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98.春休み・(修行に励む日々⑥)

昨日、99話を先に投稿してしまいました。申し訳ありませんでした。こちらの98話を投稿後すぐに99話を投稿します。

「私たちは急いで階段を降りてバス停前に向かった。しばらくして一台の黒い車が到着した中から出て来たのはともにいちゃん

「お2人ともが協力ありがとうございます。」

と言って後部座席のドアを開けた。師匠と私は車に急いで乗り込むと、ともにいちゃんは運転席に戻り車を発射させた。ともにいちゃんは、

「今、退魔部隊が戦っていますが、次々と魔物が攻めてきて。例のチラシを持った不審な男を警察が付近で見つけ事情聴取をしていたところ毒薬を飲み干し自害したとのことです。まだ遺体を調べていないので詳しいことはわかりません。」

と言った。師匠は、

「そうかい。わかったよ。」

とだけ言って、目を閉じた。私はともにいちゃんに

「たくさんの退魔部隊が対応できないくらいにたくさんの魔物が湧き出るとかよくあることなの?」

と尋ねると、ともにいちゃんは

「いや、滅多にないね。このはは帝都でも魔物退治をしていたんだろ?このはこそ帝都でこんな経験したことはないの?」

と質問をした。私は

「ありません。父さんが私の倒せる魔物だと判断した依頼だけ私を同行させてたみたいなんですよ。もしかしたら私の知らないところで、父さんは帝都でたくさんの魔物と戦っていたのかもしれません。」

と答えた。ともにいちゃんは、

「そっか。このはちゃん、くれぐれも気をつけてね。無事に戻ってくるんだよ。戻ったらビフテキ食べに行こう!俺がご馳走様してやるからさ!」

と言った。私は

「やったー!すっごいやる気出た!」

と答えると、師匠が

「2人とも静かに。聞こえるだろ。感じるだろ。魔物の気配と唸り声が。」

と言ってあたりを警戒し始めた。私もあたりを警戒しているとなんだかむわっとした嫌な気配を感じた。ここは市街地から離れたバスの営業所。広い車庫には10数台の車両が停まれる広い駐車場がある(現在は2台しか停まっていない。)。街灯の下には10数名の騎士が魔物と戦っている。ともにいちゃんは、バスの駐車スペースに車をとめ

「よろしくお願いします!」

と言った。師匠と私は車から降り、魔物の元に向かった。

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