表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
92/236

92.春休み・(大本山での魔物退治翌日③)

「今日一日、おとなしく寝てるんだよ。」

と言って師匠はトイレから戻った私を布団に寝かせると、私の部屋を出て行った。


 何もしないのは退屈だな。寝ろと言われても、もう充分睡眠は取ったし、眠れない。あっ、バカ王子に手紙の返事を書こう。私はバカ王子に書いた手紙の下書きを出した。この下書きを元にして、

『桜華様へ


 お元気ですか?私は元気にしています。先日、うどん同好会のメンバーと食べ物を持ち寄ってお花見をしました。桜は満開でとても綺麗でした。そうそう、中村くんが持ってきてくれたお醤油味のたこ焼きがとても美味しくて、今度一緒に買いに行くことにしました。(安くて美味しいのですぐに売り切れてしまうそうです。)それから、こちらに来て冨久岡を散策する時間がなかったのでたこ焼きを買いに行く日に私の住む町を案内してもらうことになりました。今からとても楽しみです。

 桜華様もお忙しいとは思いますが、楽しい春休みを送ってください。


追伸、先日から、素晴らしい品物をいただき、大変恐縮しております。ささやかではありますが、お礼の品を送付致します。

 そして、これまでたくさんのご厚意をいただいておきながら誠に心苦しい限りなのですが、今後はどうかこのようなお気遣いはされませんよう、お願い申し上げます。


                     このは』


・・・今は元気じゃないけど、痛みは治ったし、『私は元気にしています。』でいいか。別に私の体調を正しくバカ王子に伝える必要もないしね。ま、これでいいや。

 私は、財布の箱が入る定形外郵便の封筒に宛先など諸々を記入し、その封筒に手紙と綺麗に包装された財布を入れて封をした。明日郵便局に出しに行こう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ