表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
79/233

79.春休み・(馬鹿皇子からの贈り物)

『このはへ


 手紙ありがとう。正直なところこのはから返事を貰えるとは思っていなかったのでとても驚きました。このはから返事をもらえてとても嬉しく思っています。

 このはは春休みに入ってから毎日、勉強や修行を頑張っているんですね。このはは数学が苦手な様なので、私が使って良かったおすすめの参考書と問題集、そして1年2年の5教科の復習ができる問題集を送ります。春休みで終わらせることができるくらいの分量なので、負担にもならないかと思います。よかったら使ってください。

 それと、藤中さんと大庭さんにいい人ができたんだですね。このはは仲のいい幼馴染を誰かに取られて寂しい気持ちになっているのだろうね。私は、このはが2人のことを大切に思っている様に2人もこのはのことを大事に思っていると思います。だから修行が大変で、もし2年で終わらなかったとしても、一度帝都に戻って2人に会いに来てください。このはが帰ってこないと藤中さんも大庭さんも悲しみますよ。そして、よかったらその時に私とも会ってもらえると嬉しいです。

 

 このはが冨久岡に行った2ヶ月ちょっとの間に、帝都ではパンとジャムのお店や、アロマオイルを使った香水の様ないい香りのする石鹸やろうそくを売る店ができ、連日女性客でごった返ししています。このはが喜びそうな店が続々と開店していますよ。

 このはが好きそうな品を同封しますね。気に入ってもらえたら嬉しいです。

 体に気をつけて勉強に、修行に頑張ってください。


                    桜華』


「え?なんか馬鹿皇子が優しい。・・・怖っ。」

すると師匠が、

「あんた、厄介な相手に気に入られたんだね。」

「気に入られてないよ。前にも言ったけど馬鹿皇子とは3回しか会ったことないし。意地悪されて喧嘩したし。」

「はいはい。」

と言ってから

「こんなにたくさん、わざわざ速達で送ってくれたんだからさっさと礼状を書いて送るんだよ。」

「はーい。」

と言ってジャムを台所に置いて部屋に戻りました。


 馬鹿皇子に礼状を書かないとなー。その前にみっちゃんとマチに手紙の返事を書こう。私は2人に私が帝都に戻った時は是非彼を紹介してほしい。そして彼氏と末長く仲良くねと書いた。なぜか今は2人に彼氏が出来たことを素直に喜べている自分がいました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ