表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/237

57.中間テストまでの日々①

「このは、又、電気をつけっぱなしで寝て、電気代が勿体無いだろ。」

「ごめんなさい。」

私はここ2週間、平日は朝のおつとめ、そうじ、朝食の手伝い、朝食、学校(と部活)、夕飯の手伝い、夕飯、夕飯の片付け、入浴(&歯磨き)、勉強、うどん出汁。

 休日は朝のおつとめ、掃除、朝食の手伝い、朝食、歯磨き、勉強&術の練習、昼食準備、昼食、ともにいちゃんと勉強、夕方のおつとめ、夕飯の手伝い、夕飯、夕飯の後片付け、入浴(&歯磨き)、勉強、うどん出汁。ここ、2、3日はうどん出汁について調べながらそのまま寝落ちをしている。


「じゃあ、おやすみ。」

と言って師匠は部屋から出て行った。私はうどん出汁について調べた事柄についてまとめたノートを閉じると、時間割をして布団に入った。




「今日から試験前1週間になるので、部活、同好会は大会を控えている陸上部以外休みになる。放課後は速やかに帰り各自試験勉強に取り組むように。なお、試験期間中の図書館の利用は5時半迄です。」

と言って、試験の範囲表を配布した。



 私は、今回の試験で上位3位以内に入らなくてはならない。試験期間中でも家では修行もしなくてはいけないので、私は授業以外の時間も必死に勉強をした。昼休みや、下校時はうどん同好会メンバーと歴史の問題を出し合った(中村くんは私達とは反対側なので校門を出るまでいつも一緒に帰っている)。同好会を設立してから私達は4人で過ごすようになっていた。中村くんはテニス部の山田くん達にテニス部に戻ってこないかと度々誘われているようだが、(魔物を呼び出した時に)自分を置いて逃げた山田くん達と再び信頼関係を築き一緒にプレイをする事は無理だと思ったらしい。 ちなみにうどん同好会で作っているうどん出汁についての研究は、模造紙3分の2くらい埋まった。




 試験まであと2日。私と中村くんは(図書委員の仕事)図書館のカウンターの当番をしていた。わざわざ校舎から少し離れたお化けが出ると噂されている図書館で勉強する物好きな生徒は3、4人しかおらず、仕事のない私と中村くんはカウンターで試験勉強をしていた。

 人の噂も七十五日(図書館の噂は事実でしたが)と言うけど、この手の噂は尾鰭がついて騒ぎが大きくなる事もあるから面倒なのよね。そんなことを考えていたら、カウンターに3人の男子生徒がやって来た。そして

「中村、お前いい加減にしろよ。テニス部に戻って来い。今まで一緒に遊んでやっただろ?」

とイキリ①が言った。(あ、魔物を呼び出したバカタレ達だ。何か今日はイキってんなぁ。そうだ、彼らをイキリ①から③と名付けよう。)中村くんは

「俺はうどん同好会だから。図書館を利用しないならかえってくれ。」

と答えると、イキリ②が

「はぁ。うどん同好会とかアホみたいなお遊びして楽しいわけ?俺たちがお前を置いて逃げたのが面白くないんだろ?ごめんって。お前いないとこいつ、ダブルスに出れないんだよ。」

と何か好き勝手にいい出した。私は

「図書館では静かにしてください。他の利用者に迷惑です。」

と伝えると、何かやばい雰囲気を感じた利用者達が、図書室を出て行ってしまった。

「もう誰もいないじゃん。だから良くない?」

イキリ③が私に顔を近づけて煽るように言い出した。すると中村くんが、

「やめろ!」

とイキリ③の顔を掌で押した。するとイキリ③は逆ギレをし始めた。ちょっと、勉強の邪魔しないでくれる?




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ