表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/236

52.図書館の怪談④

「それと中村くん。あんたに一つ尋ねたいんだが、魔物を呼び出す方法を誰から聞いた?」

と師匠は静かに尋ねた。

「4組の山田から聞きました。」

「その山田はそれを誰から聞いたんだい?」

「わかりません。」

中村くんの答えを聞き、師匠は関先生に

「4組の山田に確認をとってくれ!誰から方法を聞いたのか。」

「わかりました。」

と言って関先生は職員室に電話をしに行った。(校長室の電話は校長が使用中。)


「あ、あの。芦屋さん。芦屋さんのお婆さん。助けていただきありがとうございました。」

と中村くんが頭を下げた。師匠は、

「あぁ。あんたが無事ならそれでいいよ。」

と答えた。私も

「どういたしまして。それと、師匠は私の曾祖母だから。」

と答えると、師匠、

「ばあちゃんでいいじゃないか。それだけ若いってことだろ!」

「えー、100歳超えてそこ気にするんですか?」

「気にするよ!」

そんな話をしていると、関先生が

「お待たせしました。今山田に電話をしたんですがまだ戻ってないみたいで。何かわかったらこちらからご連絡差し上げます。」

と言うと、師匠は

「頼んだよ。」

と言ってソファーから立ち上がり、

「あ、もう8時すぎてるじゃないか。帰って夕飯食たべるよ!」

と言った。私は

「はーい。」

と答えた。すると師匠が

「先生、中村くん、今日の件でこのはが関わったことは関先生、中村くん、校長先生以外他言無用でお願いします。この子はまだ修行中の身ですので。」 

というと、関先生は

「了解致しました。校長にも伝えます。」

と約束してくれた。そして中村くんも了解してくれた。


 私達は2人に挨拶をして校長室を出た。玄関で靴をはいていると校長先生がやって来て

「これから地麓神社の神主さんが来てくださることになりました。今日はありがとうございました。このはさんが今日のことに関わったことも多言しません。」

と頭を下げた。私と師匠は校長先生に挨拶をして帰った。




「いただきまーす。」

今日の夕飯は水炊き。この鶏肉、さっき中村くんが殺したものではありません。

「ねえ、師匠。さっきの鶏、どーするんだろ。」

「あの鶏、丸々して美味そうだったからもらってくればよかったね。まぁ、私らが持ち帰らなくても誰かがちゃんとおいしくいただくだろーよ。ほら、もうすぐ9時だよ。さっさと食べて風呂入って寝ないと、明日学校だよ!」

「わかったって言いたいけど、まだ宿題終わってない。」

「何やってんだい。疲れてんだからさっさと済ませて早く寝るんだよ。」

「はーい。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ