私は何も言ってない

作者：天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬

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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。なので音声も無しです（BGMのみ）。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪

タイトル：私は何も言ってない

私は心療内科に行った。

いわゆる精神病院だ。

で、診察室に入って何も喋ってないのに

ドクターは、

「多重人格形成ですね」

などと神妙に言い、

私はそのまま隔離病棟に収監された。

「……何が起こってるの？」

成り行きが、全くわからない。

あっと言う間のこと。

知らず知らずの内に

こんなふうになっており、

私の意見も何も聞かないまま、

現実は私をここに入れた。

そしてまだ私は

ベッドの上で、

何も言わずに座ってる。

宙を見つめて一点を。

ただ、あの診療所に来ただけなのに、

なんでこんなことになってるの？

誰がこんなふうにしろって決めたの？

私ってそんなに重病人だったの？

ウソよ、それまで何の問題も無く、

日常生活を送ってたんだから、少なくとも。

確かにちょっと心が騒ぎ始めて

何なのかなぁと思いつつ、

その正体を探るべく診療所には行ったけど。

すぐ帰る気で居た。

でもドクターも看護婦も私を捕まえ、

あの診療所から逃げ出すことをさせず、

ここへ収監した。

一体何のため？

…そうか。もしかして

私をモルモット代わりに使って、

医学会の貢献にでも…

私を生贄にしようとしてるんじゃ…

だとしたら、こんなトコ早く出なきゃ。

でも私は何か気力が無くなり、

ずっとベッドの上に座ってる。

何も言わず

宙の1点を見つめたまま。

（部屋の外から見る人たち）

彼女「出せえ！ここから早く私を出せえ！」

ドクター「…ずっとあのままか」

助手「ええ」

ドクター「見込みが出る迄とりあえずここに」

助手「時間は掛かりますか？」

ドクター「根治するかどうかも分かるまい…」

動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=Sr6ZzQL0DvA

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬