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徒花事案報告ファイル  作者: 時雨オオカミ
徒花事案報告ファイル

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C-07-08 使い魔にあらず

◯C-07-08 使い魔にあらず


 ・発生場所◇清浄ランクがB以下の使い魔

 ・危険度 ◇C

 

 ・詳細

 神聖魔法学科内にて、瘴気の汚染耐性(清浄ランク)がB+以下の使い魔に発生する徒花事案。

 汚染耐性がB+、もしくはA以上でない場合は汚染が身体、または精神に発生し、当該生物の魂が徐々に侵蝕されていく。

 最後には汚染をもたらす瘴気と融合し、元来の性質や性格などは多くの場合一変し、理性が消失。もしくは凶暴性が増大し、術者を含む無差別に攻撃を行おうとするようになる。


 侵蝕には全部で三つに分かれる段階があり、症状は以下である。


 ステージ①

 瘴気酔い、めまい、吐き気、戦闘意欲の増幅。


 ステージ②

 過度な眠気、吐血、意識薄弱、本能欲求に対する自制心の低下。波のある暴力衝動。


 ステージ③

 完全な意識喪失、魔力の増大、自制心の欠損、破壊衝動、姿形の大きな変化。

 

 ・補遺

 学内で過ごすだけでもステージ①の症状が見られる場合は、必ず瘴気耐性チェックを行なってください。場合によっては召喚した使い魔の送還、別所への待機命令が必要となります。


 変質してしまった場合、ステージ③の変化は不可逆なものとなります。かつての姿に戻すことはできません。もうそれはあなたの使い魔ではありません。諦めてください。


 入学初めに配布される「寮生活のお約束・秘密の保持」の冊子にて使い魔に関する項があったはずです。瘴気汚染耐性=清浄ランクとなっています。

 使い魔を失いたくないのであれば、低ランクの使い魔を寮生活に連れてきてはいけません。


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