R-09-21 天の白糸
◯R-09-21 天の白糸
・発生場所◇位置不特定
・危険度 ◇D
・詳細
※ 名称編集済み。
修正前名称「怨嗟の白蛆」
現在名称 「天の白糸」
学内でごく稀に発見される、体長30センチ程度の白い蛆に似た虫のような生物。
強烈な悪臭を放っており、周囲の汚染濃度が急激に高まるため発見は容易である。
日々学内に現れるものではなく、出現も完全なるランダムだと推測される。
危害を加えると容易に殺傷が可能だが、危害を加えた人物も白蛆と同様の原因により死亡する。
白蛆が出現して一定時間死亡せずにいると、花や葉などを食して繭を作る。
この繭は伝説上の万能素材である天の白糸と非常によく似た存在であるため、採取を試みた記録があるが全ての人間が死亡している。
外的要因によって繭が破れるなどして白蛆が死亡するため、繭から羽化する段階まで成長した例が存在しなかった。
白蛆に害が加えられない、完全に安全な環境を用意することにより繭が羽化すると、繭は裂けずに残り羽化した半透明の精霊のような存在が消失する。
残された繭は世話をしたものだけが獲得することができ、この繭は伝説上の魔法万能素材「天の白糸」であることが判明した。
世話人から獲得した天の白糸を魔法契約を交わさず無断で拝借すると、天の白糸は全て溶けて消失し、奪取を計画した人物は気化した毒素で死に至る。
・補遺
【過去の補遺を編集済み】
白蛆を発見次第、害を加えないよう優しく魔法障壁で囲い、世話人を抜擢してください。
現在、この天の白糸は学院内でのみ生産が可能な特産高級素材として取引されています。
取引は魔法契約を交わす形での所有権の移行をしなければなりせん。無断での育成、取引は危険性が高いため行わないでください。




