U-07-35 クレームの多い料理
◯U-07-35 クレームの多い料理
・発生場所◇神聖魔法学科 食堂
・危険度 ◇D
・詳細
食堂に突然現れることのある宮廷フルコース料理。
誰が調理したのか不明な料理だが、「人間に美味しく食べられることを目的としている」ということのみ判明済みである。
この料理の出現した席に着くと、頭の中に直接男性のような声が響きだし、席に着いた人間は料理を完食することを約束させられることとなる。
男性の声はただ、「俺を正しく美味しく食え」と要求するが、食事をするものがマナー違反をするとひじょうに厳しく叱責する。全ての手順をマナー通りに行わなければ、たとえ半分ほど食べ進められていても料理が復活し、食事のやり直しを要求される。
料理の食べかた、順番、味わいかたなど本来マナーに含まない部分であっても声の主の執拗なこだわりによって矯正が行われるため、ほとんどの場合食事が終わる前に意識の喪失などを起こして囚われていた人物が解放される。
この影響下にある人物は、この声の叱責に対して強い罪悪感を抱き、言う通りに行動しなければならないと考えてしまうため、自ら席を立たせることは不可能。
意識の喪失をするか、料理を全て食べきると現象は終了するが、影響下にあった人物は強いストレスによる精神負荷で汚染され、しばらく食に対する恐怖心を抱き、拒食症に陥ることが多い。
料理を一日放置し、食事をしなかった場合瘴気爆発を起こして消失する。その際の瘴気汚染はすぐさま浄化したとしても、その後食堂で提供される食事の味に深刻な苦味や酸味などを加えるなどの影響を発生させる。
・補遺
フルコース料理を見かけたら教員へ通報するか、精神汚染耐性のある意思の強い人物に対処を任せてください。
料理は一日放置すると強い瘴気汚染を周囲に撒き散らして消失し、その日の食堂の食事の味にも深刻な悪影響を与えるため、発見された場合の対処は必須事項です。
この徒花事案の抱かせる罪悪感は、精神汚染と同様のものなので耐性のある人物には効きません。また、同じくらいこだわりと意思の強い人物にはあまり影響を与えることができません。
意思が強く、声と言い争いを行い、勝利できる人物であるならば料理ははじめからやり直しになることもありません。
ひたすら口喧嘩をしながらフルコース料理を食べている人物がいても不審者ではないので報告不要です。
この「声」に対して勝利することのできる人物は精神汚染耐性がSの人物ばかりですので、一般学科生は決して真似をしないでください。
※ この徒花事案はフードファイターチャレンジをしたいわけではありません。誤解をしないようにしてください。
※ この徒花事案を鍋奉行、焼肉奉行のようにフルコース奉行などと馬鹿にする行いはやめましょう。次に影響下に入った人物が延々悪口を言われたことに対する愚痴を聞かされるはめになります。




