R-02-43 世話焼きなチューリップ
◯R-02-43 世話焼きなチューリップ
・発生場所◇青薔薇棟玄関ホール
・危険度 ◇D
・詳細
青薔薇棟玄関ホールに設置されている花瓶に生けられた黄色いチューリップの姿をしている。
発声器官がないのにもかかわらず、大人の女性の声で饒舌に喋り、玄関ホールを通る生徒を観察し、疲れが見える生徒に声をかけるなどの行為をする。
(名前を伝えていなくともなぜかチューリップは名前を特定して呼称する)
生徒の簡単な相談ごとに答えるものの、日に何度も相談ごとをしているといつの間にか寮部屋に転移し、生徒の生活に四六時中口出しをしようとするため注意が必要。
・補遺
口うるさい彼女は生徒の性格、生活スタイルなどを度外視し、自身の思う理想の良い生徒としての生活を送らせようとするため、生徒側がノイローゼになってしまう事案が発生しています。注意してください。
一度ついてくるようになったチューリップは聞く耳を持たないため、断固として指示を聞けないことを抗議してから不透明な覆いをし、防音魔法をかけて五日ほど過ごしてください。
放置されることを恐れたチューリップは再び玄関ホールに転移し、通常の動作に戻ります。
・補遺2
チューリップは創立35年度に起こったある女性教師の死亡がきっかけで発生しました。
チューリップを愛していた教師は生徒の世話を焼いて多くを救いましたが、同時に多くの生徒をノイローゼにさせてしまっていた記録が存在します。
教師の死亡により玄関ホールに献花台が設置されましたが、そのうち別件で精神汚染されていた生徒がチューリップが話すという幻覚、幻聴の症状に見舞われました。
このことをきっかけにチューリップが話す、チューリップに教師の魂が宿ったのではないか、などという噂が生徒間で出回り、半年後には本当に話すチューリップが現れ、生徒に話しかけるようになったようです。
魔力反応からチューリップに教師の魂は宿っていないことが明らかになっています。しかし、認識を改めることで危険度が増したり、変質する恐れがあるため、チューリップが女性教師として振る舞うことを否定してはいけません。あくまで口うるさい教師に反発するように対処してください。
・注意事項
チューリップが煩わしいからといって花弁を千切って大水槽に投げ込むようなことはしないでください。イワシは青色の花弁以外のものを食しません。変質の恐れがあることはしないでください。




