2-0.登場人物紹介 深淵編(1)
【ちびっ子たち】
▶セイラン
黒髪の少女? ちびっ子たちのなかでは一番小さくて強い。(実は男の子)八歳。
▶ハヤテ
赤髪の少年。ちびっ子たちのなかでは一番の年上。戦士。十歳。
▶カフウ
ハーフエルフの少女。魔術師。十歳。しっかり者の毒舌家。
【『深淵』のメンバー】
▶ギンフウ
闇ギルド『深淵』のギルド長。隻眼の美丈夫。子どもたちの保護者。セイランを溺愛している。元第十三騎士団の団長。
[ギンフウの部下たち]
元第十三騎士団に所属していた帝国騎士たち。
騎士の位を剥奪されてもなお、ギンフウの部下であることを続けている。
▶コクラン
『酒場』のマダム。妖艶なエルフの女性。精霊使い。
▶リョクラン
『酒場』のバーテンダー。存在感が薄い。祖父が魔族。
▶リュウフウ
獣人(赤狐族)の雌。魔道具制作のエキスパート。
『第十三騎士団』
帝国が誇る十三番目の騎士団。
帝国の上層部しかその存在を知らされておらず、組織の全体像は皇帝と第一騎士団のみしか知らない幻の騎士団。
皇帝の命のみでしか動かない――皇帝直属の暗部組織――で、諜報・暗殺・工作・秘密裏の護衛など、第一騎士団では表立ってできないことをやっていたが『エレッツハイム城の悪夢』で全滅、解散となる。
(注:ここでの全滅は、全員ことごとく死亡ではなく、組織の存続不可能なダメージを負ったという意味です。生き残りもいます)