第1話 ロスト
特殊な単語が出ることがあります
意味などはまた別の時に説明いたしますので
矛盾だらけ、日本語がオカシイかもしれません
それでもよろしかったら、お読みください
「お困りのようね、バカ悪魔さん」
目を開けると、白い日傘をさした少女が
俺をバカよばわりしていた
「で、どこ連れてくんだ?」
腕を光輪で拘束され、引きずられる俺
「家よ、文句ある? バカ悪魔」
ひどいな、扱いもだが、会って1分も経ってないのにバカ扱いか
「えぇ、電柱から足踏み外すような悪魔は、バカ悪魔よ」
トレースか…
引きずられるさなか、日傘の間から横顔が見えた
蒼い瞳、白い肌… まるで美しい人形の様だ
「あら、褒めてくれるのは嬉しいけど、こっち向かないでくれる? 寒気がするの」
何処までも毒舌なんだな、君は
「ところで君、名前は?」
まだ聞いてなかった
「無いわ、墜ちた時に取られたもの」
「落ちたって?何処に?」
穴かなんかに落ちたのかな
「本当にバカなのね、堕天使に成ったって意味よ、何よ、穴って」
なるほど、なら名前をあげよう
「いらないわ、あなたから名をもらうだなんて、生涯の汚点だもの」
はぁ… なぜだろう、この子と話すと魂が削られてるきがする… っ!
「どうかしたの? ……! 早くしないと危ないわね」
「そうだな、早くどうにかしてくれ」
俺の体が、完全に消えさる前に
あとがき
まだまだ未熟者ですが、これからも応援よろしくお願いします




