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来るはずの無い明日を夢見て  作者: 結城コウ
7/102

同日、教室前 放課後

俺は携帯で時間を確認した。


その時、日付に目がいき、()()()を思い出した。


(……後、半年か、

そろそろだな……)


「かづ兄ぃ~待ったぁ?」


惟舞が小走りで駆け寄って来た。


『問題無い、さっさと行くぞ』


「うん!」




…………




一通り校舎を案内していると、惟舞が俺に聞いてきた。


「そういえば、かづ兄ぃは部活してないの?」


『部活か?

部活は……』


その時、一瞬考えた。


考えて、説明するのが面倒臭いと言う結論に達した。


『……帰宅部だ』


「嘘は駄目よ」


「……?」


(やれやれ……()()を使っておくべきだったな…)


「あ、藍坂先輩はウチの部に所属してるはずです!」


『部長……千華(ちか)


「かづ兄ぃ?」


「藍坂君…ちゃんと説明しないと。

それに部活動にもちゃんと参加してよ、ね?」


『……俺は別に幽霊部員でいいって約束じゃなかったか?

それに幽霊部員なら……』


「じゃあ、幽霊部員じゃなきゃいいのよね?」


『なっ…?!』


「ちゃんと参加してくれないと」


『約束が違うぞ!』


「藍坂先輩……お願いします」


『千華……?!』


「かづ兄ぃ、よくわからないけどそうしたほうが……」


『惟舞まで?!』


「藍坂君…あの事、覚えてる?」


『あの事は入部の時に……!』


「女はズルい生き物なのよ?」


『……考えとくよ』


「藍坂君?」


『あくまで俺の気持ちの問題である事……忘れないで欲しいな』


「仕方ないわね。

今日はそれでいいわ」




今の会話の中に出て来た二人は、


碧崎(みどりざき)真理(まり)部長と黄島(きじま)千華(ちか)


一応、俺の所属している部の部員だ。


ウチの学校には部には最低、

一学年に一人入らないといけない為、

俺が入る必要があった。


俺は部長に借りがある為、幽霊部員でいいという条件付きで入る事になったのだ。



条件付き……で、





条件付き……のはずなのに。


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