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来るはずの無い明日を夢見て  作者: 結城コウ
31/102

???、夜 ?? 前編

どこだろう?夜景が見える高台?

その高台に俺は惟舞と居た。


「ねぇ、かづ兄ぃ。

聞いていい?」


『なんだ?』


「なんで生きてんの?」


『え?』


「私、知ってるよ。かづ兄ぃは本当なら死んでるはずの人間だって」


『な?!惟舞ッ!?』


「死んだはずの人間が生きてちゃ――


いけないよねぇッ!!」


(ブンッ!)


惟舞は俺に向かって何かを振り下ろした。


俺はとっさに後ろに下がったが何かが左手をかすめた。


『痛ぅあッ!』


「かづ兄ぃ……避けちゃあ駄目でしょ?」


惟舞の手には包丁があった。

そして、その包丁には俺の血液が付着していた。


『くっ、先手を取られたって事か?!』


切られた左手はどうやらまともに使えそうにない、

俺は右手をポケットに突っ込み持ってたはずのカッターナイフを取り出そうとした。


が、


『!?な……ッ!?』


「探し物はこれかしら?」


『あ、姉貴ッ!!』


「馬鹿な子ねぇ……

いつになったらお姉様と呼べるのかしら?

それに……」


『それに?』


「こんな物を女の子に向けようなんてねぇ!!」


そう言うと姉貴はカッターナイフの刃先を俺に向けた。


『姉貴もグルだってのか?!』


「それは違いますよ」


そう言って現れたのはゴルフクラブをもった千華だった


『千華……?』


「だって、私もそうだから!」


(ブンッ!)


『うわっ!』


(ガツッンッ!)


『がッ!』


右膝に当たった。

かなりの激痛。

マズイ、

まともに動く事が出来ない。

立つのがやっとだ。


「藍坂君……覚悟、決めたらどうかしら?」


『部長……』


部長の手には斧が握られていた。


(ヒュッ!)


「ね?」


部長は満面の笑みをこぼしながらその刃先で俺の頬を切った。

そしてその刃先を今度は俺の首に突き付けた。


その時、俺は死を覚悟した。


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