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力という病ー1

なおタイトルとかは適当です。

 だが、実際に家計はヤバい。最近宵鳴に飯を作るようになったから更にヤバい。いや、宵鳴の件は自業自得だが、それでもヤバいものはヤバいのだ。バイトだけでは支えきれない。ということで、ある日の夜。



「ノレイ、未樹。この前はまだ冗談だったが、いよいよ本格化してきた。貯金の底が見えてきている。このままじゃ飯の量が半分になる。この家の住民として協力しろ」


 居間はだんだん狭くなっている感じがする。もともと一人で住むには広い家だったが……。三人で住むにはちょっと狭いかな? 程度だったのが、明確に狭くなっている。


 理由は単純。二人がいろいろ買ってくるのだ。本棚とか、姿見とか、いろいろ。寝室を与えたはずだが、そこに置くのは狭いということらしい。俺は武力で脅され渋々居間に置くことを許可した。その購入資金元は俺の財布だ。


「……? ご飯の量が半分になるって……?」


 俺は静かにキレた。この期に及んでまだ状況が分かっていないようだ。


「……未樹。俺の飯は旨いか?」

「もっちろん! 全然飽きないんだもん! 何回でもごはんおかわり出来ちゃうよ!」

「そうか、それはありがとう。明日から、おかわりは禁止だ」

「———嘘」


 先に反応したのはノレイだ。こいつも未樹に劣らずもりもり食う。旨そうに食べてくれるのは料理人冥利に尽きるが———。


「現状はそういう状況だ。なぜか分かるか?」

「それは———」


 二人とも苦い顔をする。理解していないはずがないのだ。バカではない。


「そうだ。お前らが日中遊び回っているからだ」

「あ、遊び回ってなんか……。ちょっと、人の首落として回ってるだけだもん」


 俺は、目を逸らしてあくまで自分のせいじゃないですよアピールを続ける未樹にキレた。


「うるせェ———ッ! いいからとっとと働けってんだ! てめーら学生じゃねーだろ、働いてもねーだろッ、職業訓練受けてる訳でもねェ———だろォーがッ! ニートだ! ニートだてめーらはァァアアッ!」

「うえ、ひぐ、ぅ———、ぅええええええんんっ! あ、あたし、わ、悪ぐないもん、わたし頑張ってるんだもん、ひどい、ひどいよなっとぉ———っ、どうしてそんなこと言うのぉ……」


 未樹は泣き始めた。ガチ泣きだ。ノレイは未樹を抱きしめて撫でると、こちらを睨み付けた。


「ツルギ、それは言い過ぎよ。事実だとしても、もっといい言い方があるわ」

「あぁ——————ッ!? てめーもだよノレイ・ソートクランさんよォッ、家族の復讐! 偉いですね立派ですねすごいですねェ———ッ! だがなぁ! 復讐云々以前にッ! もっとッ! 人としてやるべきことがあんだろォ———ッ! なぁ———に自分は関係ありませーんみて———なツラしてんだ、アァッ!?」

「うぅっ、ひ、ひど、ひどいわよぉ、わ、わたしだって、わたしだってぇえ……」



 泣いちゃった……。クールっぽいノレイさん泣いちゃったよ……。


 俺は少々の罪悪感を覚えかけたが、俺が罪を感じる要素などよくよく考えたら無い事に気づいた。


 だって。だってよ? 俺はパーソナリア来てから現在までかなーり頑張って働いてきた訳よ。将来を見据えて、学生のうちからコツコツ貯金しようっつって頑張ってきたわけ。面倒なのに自炊して、家も安いとこ選んで、コツコツ頑張ってた———貯金が、底を突こうとしている。


「あのな。……あんのなぁ———。今朝のニュース、随分ご苦労だったみてーじゃねえか。昨日だけで三人やったんだって? 影討ちの名前は、今やパーソナリアの常識になってる。前まではぽっと出だったのになあ。大会の運営側は選手に関する情報を一切発信しねえし、問い合わせにも応じない。だからどんどん期待値が上がってんだよ」


 影討ちが二人組の少女だと知っているのは、恐らく俺だけだ。そもそも二人組だということは世間的には明らかじゃねえ。


 SNSのホットトピックといえばそれ一色……とまでは行かないが、かなり有名だし、非公式で始まってる大会の賭けにその名前が乗ってる。実力者をどんどん蹴落としているからな。俺はこいつら二人の実力がここまで高いとまでは思ってなかったから、日々驚いている。


 なあ———。


「大会で何処まで進めるか。あの世界最強を打ち倒すことが、果たして可能か。テレビ業界はネタに困らんだろうな、当分は。そうだろ?」

「う、うぇぇ……。あたしたち、がんばったもん……」


 未樹が泣きべそを掻きながら言った。俺はこいつらが泣き終わるのを待った。


「……がんばったな」

「……っ! うん、うん……っ。あたしたち、がんばったの……」


俺は優しく未樹に声をかけた。未樹の声には、認められた嬉しさがにじみ出ている。


「待って、おかしいわ」


 鼻をかんだノレイが邪魔をした。ちっ。俺はよく分からないという体で聞き返した。


「何だよ?」

「どうしていい話風にまとめられているの。未樹を泣かしたのはあなたじゃない」

「んだようっせーな。そもそも悪いのはてめーらじゃねーかよ」


 俺は腕を組んだ。未樹はノレイと身を寄せ合っている。

 誤解が無いように言っておくが、俺は悪くない。


「別にてめーらが人類最強決定戦に参加しようとしまいと、俺には関係ねえ。咎める理由だってあるわけがねえ。そこんとこははっきりさせておく」


 だがな、と俺は話を続けた。


「ウチだって、金が無限にある訳じゃねえんだ。分かるだろ? ウチはどちらかと言えば貧乏だ。俺も奨学金とバイトでごまかしながらやってきた。俺のバイトは実入りがいいから、それなりに貯金もあったんだ。が」

「その、やっぱり、私達のせい、よね」


 ノレイが遠慮がちに問いかけた。俺は躊躇なく言い放った。


「他に何がある? 食費ってのはバカにならん。てめーらがどんどん買い入れる大型の生活雑貨もな。てめーら二人だけで、一般人四人分くらいにはなってんじゃねーか、多分。まあ、別にそれだけなら構わねえ。前も言ったろ、ここはお前らの居場所であり、家だ。どんだけ飯食おうと、何買ってこようと構わねー、が。———せめて、金を入れてくれ。もしくは、自分の小遣いくらい自分でどうにかしてくれ」


 俺は心からのお願いを口にした。俺はこいつらの親じゃない。歳だって大して変わらない。

 これ以上この生活が続けばマジでどうなるか分からん。俺も、絶対的に時間が限られている以上、打開策が見つからん。


「……あたしは、それでも働きたくない」

「右に———同じ、よ……!」


 …………マジか。


 マジかぁ———。


 俺は空を仰いだ。まあ、視界に入ったのはただの天井だが。よく分からん素材で出来た、シックな色合いだ。自宅のなじみがある。

 正直、ここまで筋金入りのニート気質だとは思わなかった。それも、二人とも。


 本腰を入れて話し合う必要がある。


「……お前達の意見はよーく分かった。じゃあ聞かせろ。星砕きの祭に参加した理由を」


 そう切り出した。そこからなら解決の糸口があるかもしれない。

 俺は普通に復讐のためだ、という答えを予想した。当然前回優勝者のアタナリア・リビフィールドは、シード枠で出場する。この大会では、対戦相手を殺害しても勝利と見なす。パーソナリアにまともな倫理観や法律はない。まあ、世間的にはめちゃくちゃバッシング受けるからやる人間はほぼ居ないが……。


 ノレイは答えた。


「特に、理由は無いわ。そもそも、私達は本戦に出場するつもりなんてないもの」

「あたしも。ノレイに付き合って、他の人を落とすだけ落としてあたしたちは棄権するの」


 帰ってきた答えは、かなり意味不明だ。


「……は、はぁ? はぁぁぁぁぁああああ?」


 お前達は———。普通に聞き間違いかと思ったが、生まれてこの方聞き間違いなどしたことはない。「新世代の子供達」は五感が鋭い。つまり、その言葉通りだ、と。そういうことか。


「ちょっと待て。ちょっと待てよ。は? 普通に冗談だよな」

「私は冗談は割と好きだけど……今回は違うわ」

「あたしは冗談が嫌い」

「訳分かんねえ。何のためにんな訳分からんことをしている……?」


 決まってるじゃん、と未樹は勿体ぶった。


「———嫌がらせのためだよ」


 そういって未樹は薄っぺらい笑みを浮かべた。

 ……薄っぺらいというのは、その顔の皮を薄皮一枚剥がせば何か、とんでもない素顔が出てきそうな、そういう感じがしたのだ。


「だってだってー、楽しいじゃん。そういうの。次々と倒れる強者。正体不明の選手! そして期待の本戦が始まって、その謎の選手の一回戦! そこに現れるはずの選手は———いませーん、みたいな。期待は外れきって、会場のボルテージはだだ下がり。結局何だったんだ……みたいなー」


 俺はでかいため息を吐いた。


「お前ら、性格がねじ曲がってるよ」

「知ってる。提案したのはあたしだよ」

「何がしたいんだよマジで……」


 未樹は笑いながら答えた。


「あたしはねぇ、———気に食わないんだー。「星砕きの祭」は両世界どっちにも人気でさ、テレビとか、ネットでも視聴率はすごく高くて、スポンサーもいっぱい付いててさ。それはなんでかってね、面白いからじゃんか。派手で、とても人間同士の戦いとは思えないほど速くて、強い。戦っている子が子供でも関係無い。その子が「新世代の子供達」として散々社会ののけ者にされて、そこで行き着いた先で、今度は檻に入った猛獣にされて」


 ムカつくんだよ、と未樹は言った。美しい容姿に反さず、あまり違和感はない。


「どれだけあたしたち「新世代の子供達」をバカにすれば気が済むの? 人間の扱いじゃない。散々ロクでもないように育てて、扱って、去って行けば喜ぶくせに、そいつら同士で戦い合えば娯楽に仕上げて。ムカつくんだよ、クソが」

「……やっぱり、性格クソ最悪だな。未樹」


 俺はそう言うほかに無かった。


「そうだね。知ってる。所詮爪弾き者だよ、あたしは」

「違う、そうじゃねえ。お前、どっかで受け入れてねえか? 自分は「新世代の子供達」だからっつって諦めてねえのか?」

「……何よ、いきなり」

「思うところがあってな。言わせて貰う。確かに「星砕きの祭」にゃあ多いよな。特に第二世代。第三世代も多く参加してるって聞いてる。パーソナリアに来るような連中だしな、逃げてきたようなヤツも多い。けどな。そいつらは別に、強制された訳じゃねえだろ。パーソナリアでは武力が全てじゃない。戦わなければいけない理由ってのは、ねえだろ」

「何が言いたいのよ、なっとー」


 未樹は苛立っている。まあ、俺が口を止める理由にはならない。


「お前の行動は、侮辱だ。自ら選んで戦っているお前と同じ「新世代の子供達」への侮辱だ。気に食わん」


「なっとー。それ以上は言わないで欲しい。あたし、この場所気に入ってるんだ。———壊したくない」


「日和ってんじゃねえ。お前のやったことにゃあ自己満足以上の意味はねえよ———それどころかちゃんとした目的のために戦ってる奴らにとっちゃあなぁ……、———お前のそれは邪魔でしかねえってんだよッ!」


 俺が言い切った直後、テーブルはぶった切られ、俺の眼前で———俺に向かって振るわれた未樹の刀を、ノレイが受け止めていた。


「どいてノレイ。そいつ殺せない」

「どかないわよ。殺したくないのでは無かったの?」


 そう———と呟いて、未樹は一瞬にして姿を消した。ノレイは剣を仕舞うと、俺に苦い顔を向けた。


「……何も、あんな風に言う必要は……。そもそも、伝える必要も無かったのに」


 俺は汗を拭って、緊張を解いた。……あぁ———怖かったぁ———。マジで怖かった。普段可愛い顔してるヤツがキレるとマジで怖ぇーなぁ。


「確信犯ね、あなた。性格最悪なのはどっちだか」

「知ってるよ。それに、お前も大して変わらんだろうに」




「どうするの。男らしく追いかけたりはしないの?」

「尚更訳が分からんな。わざわざ追い出しておいて自分で追っかけるとか、意味不明過ぎるだろ」


 真っ二つになったテーブルをなんとか直そうと、ガムテープを片手に頑張っていると、ノレイが話を振った。


 未樹はこの場所から去った。俺がさっきの言葉を訂正でもしない限り、戻っては来ないだろう。さっきの言葉は未樹の行動を全否定するものだったからだ。


「全く。どうしてあんなことをしたの? あなたがそういう熱い人間だったとは、知らなかったわ」

「俺は熱い人間でもない。理由か。そうだな、まあ……」


 どうして俺は未樹をあそこまで煽ったのか。俺だって、もともとあんなことを言う予定は無かった……が。


「心変わりだよ。理由の内訳としちゃあ、友人への義理立てが二割。あいつがあのままで生きていくのは哀れだからっつーのが二割。それと、俺の貯金を食い潰してくれた礼が八割だ」

「ツルギは心の狭い人間。そんなにお金に価値を感じているの?」

「当たり前だろ。生きていく上での必需品だ。それと、心が狭くて何が悪い。こちとら人様に優しく出来るように育っちゃいねえ。それに、人のことを言えた義理か?」


 テーブルの切断面をとりあえずガムテープでぐるぐる巻きにしてみる。ノレイは手伝おうとしない。

 ちなみに、友人への義理というのは八法院のことだ。あんな理由で同じ第三世代を襲うようじゃ世話ねえ。


「……何のことか、よく分からないわね」

「しらばっくれんなよ。お前、未樹とはその程度の関係だったのか?」

「未樹の邪魔をした理由かしら。別に、あのまま放っておいたらあなたは殺されていたわよ? それにどうこう口を挟むなんて、ツルギは死にたいらしいわね」

「さっきから俺に冷たくね? めっちゃ刺々しいじゃねえか」


 当然よ、とノレイは椅子に座った。こちらを見ようともしない。


「私は未樹のために命を賭けられるし、未樹もそれは一緒。少なくとも私はそう思っている」

「———どの口がそんな薄っぺらいこと言えたもんだ。感心するな」


 俺はガムテープを千切った。どうやら粗大ゴミ行きらしい。ずっと連れ添ったテーブルがゴミになった。


「……未樹の次は私?」

「よくも俺んちのテーブルぶっ壊してくれたもんだ。なあ、罪悪感とかないわけ?」

「やったのは未樹で、ここは私の居場所で、好きにして良いと言ったのはあなたよ。忘れたの?」

「忘れたな」

「———ッ! ツルギ、あなたはッ!」

「まあまあ待てよ。そう怒りなさんな。まあ聞けよ、お前の人生に関わる重大な話をしてやる」


 俺は仰々しく腕を広げた。相手に怒るなと言っておきながら、俺は結構キレている。理由はまあ、こいつらを見てられないからだ。全くもって、見てられない。


 もっとも、キレているのはノレイも同じ。その気になれば俺は殺される———が、それは、俺がこれを止める理由にはならん。俺はこちらを睨み付けるノレイに真っ向から言い放った。


「お前さん、復讐が目的だっつってたよな———今から、俺がそれに協力してやるっつったらどうする?」

「突然何? ……あなたには悪いけど、正直に言うわ。――戦力にならない人に用はない。足手纏いは要らないのよ」

「そう言うなよ、連れねえな。肉壁ぐらいならなれるぜ、もしくは流星を罠に嵌めたりとか、そういうのでも役に立たねえなんてことにはならんだろ。考え直せよ」

「要らない、と。そう言ったわ。聞こえていないのなら、いい加減体に教えてあげる———」


 ノレイはいつの間にかいつでも剣を鞘から放てるように構えている。本気だ。俺は構わず続けた。


「本当にぶっ殺したいなら、手段を選ぶなよ。使えるもんはゴミでもクズでも俺でもなんだって使うべきだろ。それとも、本気じゃねえのか?」

「……本当に殺されたいようね。お望み通り———」

「なあ。お前本気で復讐するつもりなんてもう無えんだろ。疲れたんだろ、そういうのはさあ」

「……何を言っているの、さっきから」

「マジでやるつもりなら、形振りなんぞこだわるタイプか? そのための力もあんだからよ。パーソナリアには、流星殿に死んで欲しい人間がいっぱいいらっしゃる。手段は限りねえ。未樹もいる。なぜやってねえんだ?」

「まだ、時期的に良くないからよ。大会直前に殺されたとなれば世間の動きが面倒。彼女には多くのスポンサーがついているから、利権の集中する今は面倒なの。後々の報復が面倒」


 ノレイは理屈を並べた。俺は鼻で笑った。


「能書きはいい。金持ち連中なんぞ片っ端から殺していけばいい。お前は強い。この世界でも指折りだ。出来ねえか?」

「そんなことをする理由はない。私が殺すべきなのはリビフィールドただ一人。他を殺す意味なんかない」

「未樹と二人で行けば流星と互角、ってやつ。ありゃ嘘だ。そのくらい、分かんねえとでも思ったか。実際のとこ、二人で囲めば確実にぶっ殺せるくらいではあんだろ? 強さ的には底辺だが、俺だって第三世代だ。その俺が全く気づけずに首元にナイフ突きつけるってのは、ただ単に強いだけじゃ無理だ。そうだろ? 単に強い、程度じゃあな。それこそ、世界最強に届きうる程度か、そういう能力か。お前、そういうタイプか?」

「……自分の弱さを基準に話を進めて、恥ずかしくないの?」

「話を逸らすなよ。それに、話しているのは俺だ。質問タイムはまだだぜ」


 俺は話を逸らした。というより、ノレイと未樹が強すぎるだけだ。


「結論はさっきから言ってんだ。———お前、本気で流星を殺す気は、もうねえんだろ」

「……未樹の気持ちがよく分かったわ。やっぱりあなた、性格ゴミよ」

「図星か。理由まで当ててやろうか?」

「結構よ。こんなに侮辱されたのは初めて。……残念だわ。ここは、とても居心地が良かったのに。さよなら、ツルギ」


 怒りやその他の感情で満たされた言葉を言い残して、ノレイは消えた。テーブルを辛うじて繋いでいたガムテープが千切れ、床に落ちて音を上げた。

 俺は長い息を吐いて汗を拭った。

 それから熱めの風呂に入って熟睡した。


一話で落として一話で地雷を踏んでいくスタイル。

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