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これじゃ駄目なの？

『おまえホント素人なんだな(-_-;)』と、再び顧問を呆れさせた俺。う～ん、出会ってまだ１日しか経って無いけど、顧問の評価、ゲームのパワハラアマ野球で例えるならば最悪だな(*TーT)b

顧問が呆れたのには理由がある。俺は陸上競技場にいながら、当時『エアー狩り』なる言葉が生まれる位『MIKE』というメーカーのエアーがたっぷり入ったシューズが大流行しており、そのバスケットシューズを履いて集合場所に現れたからだ(／ロ゜)／

『まあ、今日はいいから明日からは学校指定の外バキを使うか、近日中にランニングシューズを用意しろよ‼‼』と多賀橋に忠告される。

陸上なんて、ただ走ってるだけなのにそんなに靴にこだわる必要あんのかよ？とかなんとか考えながら、土のグランドしか走った事の無かった俺は、ゴムゴムの程よく反発があり、見るからに水はけの良さそうな『トラック』って奴を２年生主将の村正(むらまさ)先輩と新入部員で走った。その後、初日と言うこともあり、ドリルって奴を教わりながら、２列でやったのだが、笑える位できない(T_T)ってか、笑われてるし。なんでかって言ったらやってる本人は全くわからなかったのだが、手と足が一緒に出ているのだ！これには流石に初対面にも関わらず、こらえきれなかったのか同級生の女子２名もクスクスと笑っている。恥ずかC。・゜゜(ノД`)

これが、俺のトラックデビューであった。。