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真剣に読まないように。

snow・ballade

作者: caem



 眺めるは彼方。


 想うはあなた。


 六角型の一片が


 火照る頬に触れ滲む。


 僅かに伝うこの気持ち。


 投げ捨てらるる儚きよ。


 満たせ


 充たせ


 奈落の底まで。


 吐息は白く


 さんざめき。


 愛しさだけが舞い踊る。


 積もりし時の蓄積は


 慕情の碌を想わせる。


 今はこんなに哀しくて


 渇れ果てるわたし。


 明日は見えない。


 笑顔は忘れた。


 幾度、繰り返せば良いのだろう ──




 この世に救いなどありもしない。


 なら。


 届かぬ想いよ


 飛んでゆけ。


 そして解けて ──


 季節よ巡れ。


 綿毛となりて。


 颯をゆけ。


 せせらぎだけが知っている。


 愛を棄てたわたしのことを。



…………やらかした感、満載(爆)


くれぐれも、真剣に読まないようにっ。


≡3 シュッ

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― 新着の感想 ―
[一言] 澄乃さんの感想を見てからまた読み返してきました。 すごいなぁ、皆さんここまで言葉に意味を持たせられて。 もっと私も頑張らないと。 私は切ないなぁ、としか思えなかったのですが、片想いは大変な…
2018/02/11 19:50 退会済み
管理
[良い点] 拝読しました。 季節は冬。頬に触れて溶けていった雪、心に積もった雪。想いを巡らせ季節も巡りやがて春へと。 春に咲くタンポポのあと、届かぬ想いよ綿毛となって飛んで行け、といった解釈でよろし…
[良い点] 眺めるは彼方。 想うはあなた。 ↑この2行が特に好みです。 リズムが良いと思います。ぜひ大きな声で音読してみたいです。 ポエム的な雰囲気が新鮮で良いと思いました。
感想一覧
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