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JACK+ 怪談 ショートストーリー  作者: sungen
JACK+怪談 2章 子供時代
22/23

『体育倉庫の怪』②



うぁああ!!


俺はその声を上げられなかった。恐くて。

けどはじかれて転がってきたのは、絶対にボールだった。


だからそいつ、にも首はある――いや、ない!


俺はさらに縮こまった。もう目は絶対に開けない。


がたん。

「おい、速水ー?まさかここか?」

音がして、扉が開いた。


「!!せ、先生ー!」

俺は立ち上がって駆け寄った。良かった!!


「先生っ!そこに…っ!なんかいる!!」

「はぁ?」

俺は指さした。俺の直ぐ隣に、いたソイツを。


だけど、もちろん何も無い。暗い闇があるだけ。

――なんだ、気のせいか。

俺はそう思った。


けど。


「うわぁあああああ!!」

先生が、いきなりそう言った。そして、尻餅をついた。



そこに何があったのか、先生は教えてくれなかった。



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