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JACK+ 怪談 ショートストーリー  作者: sungen
JACK+怪談 2章 子供時代
19/23

『語り比べ』 『語り比べ』(速水) 『七不思議』


(クスクスと笑うJACK)

(今宵は事のほか闇が深い…)

(JACKの向かいには、まだ誰かが座っている…)


――お父さんは、大変な目に遇ったのかもしれないな。

――鈴を持たせたのは良いアイディアだ。


これから、この子はどうなるんだろう?

いつまでこの家に居られるのか。ああ。


――もちろん、君たちは知ってるよな?


(ガー、ガー!と、楽しげにどこかでカラスが鳴く)




『語り比べ』(速水)


クスクス、と目の前の男が笑った。


…コイツの顔がよく見えない。近づこうとすると、遠ざかる。

声も反響してて、何だかブキミだ。男のくせに、髪が長いらしい。


……この屋敷には明かりがほとんど無い。

テーブルの上に、ろうそくが一本。


それだけだ。

テーブルの上には黒い手紙や黒い葉書…。

……そんなに枚数はないな。


カラスが沢山いるのは分かる。鳴き声や羽音が聞こえる。


どうやら、この男は…俺の過去を語っている『つもり』らしい。


――けど、この子供は本当に俺なのか?

霊感少年って、コイツの作り話だろ?


「さて、次のおはなしは。その子のお父さんが来て、帰ったその後の出来事だ」


そいつが語る。


――夏祭り――親父が来て、帰って?

俺ははっとした。


……そう言えば、この後は…。



■ ■ ■



『七不思議』


――、七不思議って、何処にでもあるよな?


もちろん俺の通っていた小学校にもあって…。



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