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拒否
「・・カーデリテか、何でこんなとこに。」
カーデリテは同じ学び舎に通う天使、俺と一緒にいては、嫌味を言ってくる奴。
「そんなの決まっているじゃないか、君と同じ"サボり"だよ」
そういうとカーデリテは、俺に降りて来いという合図をした
言われるがまま塔から降りると、質問を投げつける
「・・そんな事は分かっている、お前みたいな優等生が何故サボりなどしているかと聞いているんだ」
するとカーデリテはフフッと笑みを浮かべ
「・・優等生なんか肩書きに決まっているじゃないか、しかも今は試験練習中だ、僕が居なくても誰も気づかないよ」
試験練習は純天使になるための試験のための練習、俺は参加拒否されているので本番だけは参加できる
「お前は皆から期待されてるんだろ、戻れ」
「・・そんなの差別だよ?君も同んなじだよ、"ディサピアー"。」
「・・っ!! その名で呼ぶな!!!」