3-6.ライ、Aランク冒険者チームの連携を学ぶ!
本日2話目の投稿です。朝に1話投稿してますので、先にそちらをご覧下さい。
別府温泉に入りまくってスタンプラリーのスタンプを押して、帰りは大分港から商船三井さんふらわあ様の『さんふらわあごーるど』に乗船して、現在別府湾から投稿です。
これから夕食バイキング行ってきまーす!
お隣の部屋に泊まったエールさんはAランクの冒険者さんだったんだ。ボクたちがCランクって知って話をしたら、ボクが『賢者の遺産』の継承者だって見抜かれちゃったんだ!そしたらギルドの中央本部があるレクトの国へ行ったらいいって言われちゃったんだよ。
「···まさか、賢者の遺産と同じようなものが他にもあったなんてな」
「ボクもびっくりだよ···」
「オレらを除いて6人もいるのか···。アノドのじーちゃんは確かに剣は持ってたけど、まさかそんな代物だったなんてな」
「だからあの時、ボクたちに気づいたのかな?注意もしてくれたしね」
「かもな。そして、あそこのギルドの連中も知ってるって事だな」
「そうだろうね。アノドさんは話したって言ってたしね」
「だから『C+++』なんてランクにしやがったんだな···。その真の意味を知ってる連中にはオレたちが継承者だってバレバレって訳だ」
「どうする?その中央本部ってところに行ってみる?」
「そうするか···。他の継承者ってのも気になるしな」
「わかった。じゃあ、次の目的地はレクトの国って事でね!」
実はボクもさっきの話を聞いて、ほかの継承者ってどんな人なのか興味が出てきたんだ。だから、レクトに行ってみたくなったんだよね~。
ここの宿はもう1泊とってるので、出発は明後日にするよ。食材とか買い物は今日済ませちゃったし、明日はのんびりしようかな~?と思ってたんだけど···、そうはいかなかったんだよね···。
翌日···。
「やあ、おはよう。ライくん、テオくん。今日は時間あるかい?」
「おはようございます、エールさん。今日は今のところ予定ないので釣りしようかな?って思ってたんですけど?」
「そうか。だったらオレたちの依頼に付き合ってくれないかな?」
「···え?エールさんたちの依頼に?」
「そう。できればライくんたちの実力を見てみたくてね。今後の討伐の際に参考にさせてほしいんだ。もちろん報酬は全額支払わせてもらうよ」
「はぁ···。テオ?どうする?」
「まぁいいぜ。そろそろ体を思いっきり動かしたかったしな!」
「わかったよ。じゃあ、お付き合いしますね」
「ありがとう!じゃあ、朝食を食べ終わったら外で待っててくれるかな?」
ということで、今日の予定が決まっちゃいました。ボクたちの戦い方を参考って···。逆にボクたちは他の冒険者さんたちの戦い方を知らない。だから、せっかくだしボクたちも勉強させてもらうとしよう!
朝食を食べ終わって革の鎧を身につけて、ボクたちは宿の外に出た。しばらくするとエールさんたちが来たよ。
「待たせたね。装備を整えるのに時間がかかってしまってね」
「いえ、ボクたちはエールさんたちほどの装備をつけれないですからね」
エールさんは金属製の胸当てとか、重要な部分をしっかりとした素材で作られた鎧を着ていた。か、かっこいい···!
ラスさんは重装備だ!全身金属製の鎧を着こんで大きな盾を担いでいたよ···。重くないのかなぁ~?
対照的なのはシモンさんだ。魔法と弓を使うって事だから、ボクと似たように軽い革製の装備だったよ。
「それじゃあ行こうか!依頼は昨日すでに受注しているのでね。目的は北東門から出て川にいるデスアリゲーターという凶悪な魔獣の退治なんだ」
「デスアリゲーター?」
「出会ったら確実に食い殺されてしまうという凶暴な魔獣だ。ここの川ではいなかったはずなのだが、最近遠くから目撃したという漁師からの情報があってな」
「ランクとしてはAランクの魔獣ね。皮が固すぎて剣では歯が立たないという話よ。私たちも初めて相手するから、対応ができるか微妙なのよね」
「なるほど···」
「基本はオレたちが相手するけど、何体かはライくんたちにお願いしてもいいかな?」
「はい。いいですよ」
「よし!それじゃあ行こうか!」
ボクたちはエールさんたちに連れられて北東の門から外に出た。この川沿いの道はアスのいるグランドの町までつながってるそうだ。川の上流に町があるからね。
そして歩くこと15分。ボクの持つスマホに入ってる魔獣レーダーに反応があった!
「ここから10分ほど進んだ先の川の近くにたくさんいますね」
「···そんな事がわかるのか?」
「はい。これでわかるんですよ」
ボクはスマホの画面をみんなに見せた。もう賢者の遺産のことはバレちゃってるからね。
「これが『賢者の遺産』なんだな?」
「はい。その1つで、スマホって言います。いろんな情報がわかるんですよ」
「便利なものね~!」
「これは···、あったら冒険者たちや行商人たちの犠牲者を減らせるな」
「残念なのが、神々の遺産の技術ということだな···」
そうして10分ほどで現地に着いた。デスアリゲーターって全身が真っ黒なワニだね···。20体ぐらいの群れで、まだこっちには気づいていない。
「まずはオレたちの戦い方をみてもらおうかな?シモン、頼む」
「いつもの方法でおびき寄せるわね」
シモンさんは矢を放った。しかし、それはデスアリゲーターの横をかすめただけだった。
すると、一部のデスアリゲーターがこっちを向いた。エールさんたちにはまだ気づいてないようだね。4匹がゆっくりとこっちへ向かってきた。
続いてシモンさんは矢を今度は2本用意し、まずは1本をデスアリゲーターの頭をめがけて撃った!
「グォッ!?」
デスアリゲーターが矢を頭で受けたけど弾いた!そして口を開けた瞬間にシモンさんはもう1本、矢を口の中にめがけて撃ち込んだ!
「ギャアァアーー!!」
矢が口の中に入ったヤツが叫ぶ!その叫び声を聞いてデスアリゲーターの群れが一斉にこっちを向いた!
シモンさんは口を開けたデスアリゲーターにどんどん矢を放つ!すると気づいたようで、こっちに向かってきた!かなりの速さだ!
ここでラスさんとエールさんが前に出た!ラスさんの大きな盾でデスアリゲーターの突進を受け止め、エールさんが口に剣を差し込む!
エールさんは素早く剣を引き抜いた!デスアリゲーターはあまりの痛みで叫んでしまうために口を閉じなかったから、この方法が有効だと思ったんだね!
なおもラスさんが受け止めてエールさんが攻撃という流れだった。シモンさんはエールさんに攻撃が集中しないように矢と魔法でけん制していたよ。
すごい···。これがAランクの戦い方なんだね···。それぞれ役割があって、それを果たして連携しているんだよ。
群れは半分行動不能になっていた。エールさんたちもそろそろ疲労感が出てきたよ。
「エールさん!交代します!」
「わかった!よろしく頼む!」
「お任せください!テオ!」
「おうよ!いくぜーー!!」
次はボクたちの戦い方を見てもらおう!
エールさんたちはオーソドックスな冒険者スタイルですね。いや、これが当たり前なんですよ?前作もそうでしたが、キャラたちが強すぎるだけですから(笑)!ドラゴン族の竜気なんてチート能力ですしね。まぁ、前作の神様だったエレくんが調子こいたせいでもありますが···。
さて次回予告ですが、今度はライくんテオくんコンビの攻撃です!ただ、攻撃力が高すぎてエールさんたちは呆然としてしまいます···。そりゃ神器だしね。
明日からは土日祝含めて夜21時過ぎ1話ずつ投稿となります。ストックあるんですけど、手直しとか加筆修正したりしてるもので···。
それではお楽しみに〜!




