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【完結済】継承者ライ、荒廃した世界を生き抜く!  作者: ぷちきゅう
第7章 激闘の後で···

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7-18.ホルテへ材料を取りに行こう!

 本日はインテックス大阪にて開催された文学フリマに行ってきました〜!

 こういったイベント参加はほぼ20年ぶりですね〜。昔は聖地東京ビックサイトのコミケによく行ったものですが、おっさんになって体力が···(笑)。

 今は小説書いてるので、今後は出展者になるかも···?

 浮遊大陸2日目。


 ボクたちはサムの実家で泊めさせてもらったんだ。お店のお手伝いをしながらね。


 昨日の夜は居酒屋となった店内で、ボクもアスもテオも、さらにはタースさんまで全員酔っ払ったんだよ。


 楽しかったなぁ〜!あの後、ほかのお客さんからも声がボクたちにかかったんだ。


 ボクとアスは地上の人間だからね。お客さんたちには珍しかったみたいで、『見たことない人だね!どこから来たの?えっ!?地上!?どうよ?浮遊大陸は?』って聞かれちゃったね。


 ボクもアスも、『素晴らしいところだ!』って言ったら喜んでくれたんだよ〜!お客さんのおごりでおつまみとお酒も飲ませてもらっちゃったんだよね〜。


 ボク、結構飲めたんだなぁ〜!結婚式の時は濃いお酒を一気飲みしちゃったからダメだったみたいだね。


 少しずつ飲んで、おつまみをおいしくいただき、そして楽しくお話する!これだけで全然違ったね〜!



「···ん〜、おはよう、ライ」


「うん、おはよう、アス」



 昨日は食べ終わってフラフラながらもお店の後片付けを終えたら、アスと一緒に同じベッドですぐに寝ちゃったんだよね〜。もちろん抱きついて寝ました。狭い1人用ベッドなんだもん。当然でしょ?



 さて、身支度を整えてからタースさんの軽い朝食をいただいた。量はそんなに多くないんだけど、なんだか力強さを感じたよ!


 タースさんの料理って不思議だなぁ〜。アエスさんは量も味もすごくておいしいんだよね〜。


 ···あれ?そう言えばサムの料理って食べてないような?フランシスの宿で、宿のおじさんが作ってくれたあれがサムの料理らしんだけどね。まぁ、機会があればお願いするか!



 今日はホルテに行って、リリスさんって人からマイカ村の防壁強化用の材料を取りに行くんだ。もし用意するのに時間がかかりそうなら、その間は観光するつもりなんだよ。


 テオに乗せてもらって、ホルテに向かった。



「うわぁ〜!浮遊大陸って、なんだかのんびりしてる雰囲気ね」


「そうだね〜。魔獣がほとんど出ないし、仮に出てもゴルドさんたち金竜がすぐに倒しちゃうそうだからね」


「神様が避難所として創造されたってのがよくわかるわ···。ライはこれを地上で実現したいのよね?」


「そうだね。でも···、ボクが生きてる間にできないだろうなぁ〜」


「そうかしら?ライの力もすごいんじゃないの?」


「確かに普通の人に比べたらすごいけど、それでも限界はあるからね。Sランク全員の力でも時間が足りないと思うよ」


「そうなのね···。でも、できる限りそうしたい!って思ってるでしょ?」


「もちろん!できる限りやってみるけどね!」



 アスが浮遊大陸の景色を見て言った感想からこんな話になっちゃったね。うまくいくかはわからないけど、やれるだけやる!この気持ちはいつまでも持っていたいね。



 そんな話をしていたらホルテに到着した。


 ホルテは主にドワーフの皆さんが住んでるんだ。だから変わった建物が多く、町工場が多いんだよ。


 さて、リリスさんはどちらにいらっしゃるのかな?通りすがりの人に聞いてみよう!



「すいませ〜ん!この町にリリスさんって方がいらっしゃるとペンタ町長から聞いたんですけど、どちらにいらっしゃいます?」


「え?リリやんか?なら、この通りをまっすぐ行ってる途中に交差点があって、2番目···、いや3番目だな!そこを右に行くと、怪しげな家があるから、そこに住んでるよ」


「怪しげな家···、ですか?」


「そう。見ただけですぐわかるから!」


「わ、わかりました。ありがとうございます」



 そうして教えてもらった通りに行くと···、確かに怪しげな家があった。



「···ここ、かなぁ〜?」


「確かに他の家にはないわね···」


「怪しげって···、ゴミ屋敷じゃねえかよ?」



 そう、家···、なのかな?どこが入口かすらわからないほど、いろんなものがうず高く積まれていたんだ···。もはや家かどうかすらわからない状況なんだ。


 だから怪しげな家かぁ〜。何があるかわからないもんね。さて、どうしよう?普通に呼びかけてもいいのかなぁ〜?


 ···うん!それしかないね。このままいてもしょうがないし!



「すいませ〜ん!リリスさん、いらっしゃいますか〜!?」



 たぶん普通の声じゃ聞こえないだろうから、大声で叫んでみた。


 ···返事がない。ここで合ってるのかな?そう思ってた次の瞬間!



 ボコォッ!!



「ひぇっ!?」


「きゃっ!?」


「うぉっ!?」



 物の山から突然腕が出てきたんだ!ボクたち全員驚いたよ!


 腕が出てきてからしばらくすると、もう片方の腕が出てきて、次に顔が出てきた!



「ぷはぁーー!!やっと出れたぞ!キミかい?呼んだのは?」


「は、はい···。ボクはライ、そしてアスとテオって言います。リリスさん···、ですよね?」


「いかにも!って、なんで知ってるんだい?」


「ペンタ町長から必要な材料をリリスさんがお持ちとのことで、受け取りに来たんです」


「あ〜···、そういう事ね。で?何が欲しいんだい?」


「これなんですけど···」



 まだ物に埋まってるリリスさんにペンタさんの手紙を見せたんだ。···身動き取れない状態なのに平気なんだなぁ〜。



「なるほどね···。これ考えたのって、うちのドワーフじゃないでしょ?」


「え···?そ、そうですね···」


「だろうね〜。今の(・・)ドワーフの技術じゃないからね。ペンタが設計したんじゃないってすぐに気づいたよ」


「そうなんですか?」


「そうさ。これはね?いわゆるロストテクノロジー(・・・・・・・・・)ってヤツだね」


「え?ロストテクノロジー?」


「そう。材料自体は今あるものでいいんだけど、組み合わせ方が今のやり方じゃないね。こんなのは見たことないよ。相当昔の魔道具の設計書だよ」



 そうか···。賢者の遺産の知識は昔のものだから、その技術は今の時代にはないものもあるんだ···。


 今回の設計図は壁の上にバリアを張って侵入を防ぐ魔道具なんだ。賢者の遺産の知識によると、昔はバリアを壁の直上に張ってたそうだ。身体強化で跳躍力を上げて乗り越えられないようにするためだったそうだ。


 今はそんなものはないんだ。そもそも魔道具自体が地上にはないんだよ。浮遊大陸にはあるけどね。


 と言っても、直に見たのはサムの実家でだね。空調?っていう暖かい風や冷たい風を出すものと、ぽす?ってお会計をするものだ。


 なんでもアキさんの娘さんのお店にあったものを持ってきたってアエスさんが言ってたからね。よく壊れずに動いてると思うよ。


 ということは、賢者の遺産はかなり強固な防御にする気でいるんだね。どんなかんじになるのか楽しみになってきたよ!

 浮遊大陸の景色をアスちゃんと眺めながらライくんは夢を語りました。

 ライくんは両親を魔獣に殺されてしまったために魔獣被害に対して非常に敏感です。そのため、魔獣被害のない世界を望むのは当然の事で、切実に思ってるんです。だからこそ、こういった防壁とかには気を遣うんですよ。


 リリスさんの家はゴミ屋敷でした!どうもこういう事する人はどこに何があるのか?をちゃんと把握してるそうです。単にお片付けできないって人もいるのでしょうけどね。

 以前にも書きましたが、この世界では魔導具が地上にほとんど残っていません。そのため、アキくんの時代で当たり前にあった魔導具はすべてロストテクノロジーなんですね。って、現代でも1000年前の技術が残ってるか?と言うと、ほとんどないでしょう。私たちが生きるこの時代の1000年後にスマあるか?って言うとないでしょうね。ガラケーも姿を消しつつあるぐらいですしね。果たしてどんな世界なんでしょう?


 さて次回予告ですが、目的のものを探すのに時間がかかるようです。そこで浮遊大陸観光に出かけますよ~!

 そして農業が盛んなところでおいしいランチをいただいてると、農作業を終えた人たちが酒盛りしており、声をかけられました。そこで聞いた話でライくんはちょっとしたお願いをします。なにをお願いしたのでしょうか?


 それではお楽しみに〜!

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