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【完結済】継承者ライ、荒廃した世界を生き抜く!  作者: ぷちきゅう
第5章 順調だった日常の崩壊

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5-26.(番外編)あの世での座談会 第5章編

 このお話で第5章は完結なので朝に投稿しています。

 本日もマカオに滞在しております。これから朝食いただいてリアルカジノに行ってきますよ~!

 ここはいわゆる『あの世』···。


 特別に家を持つことを許され、アキ一家と相棒のリオ一家が住んでいる。


 そこに、賢者の遺産を継承したライの両親が滞在して、下界の様子を覗いていた。



「うわぁ~、まさかこんなにあっさりと冒険者ギルドが乗っ取られちゃうなんて···」


「アキー、これは敵の作戦勝ちだなー」


「そうだね、リオ。中枢に食い込んで情報操作して、合法的にSランクを追い出すかぁ〜。なんか元の世界の会社の合併や買収劇を見た感覚だよ···」


「アキの元の世界でもこんな事があったのかー?」


「そりゃあもうね···。合法的に乗っ取ってお金や人材や技術とかを吸い尽くすだけ吸い尽くして、丸ごとポイッって事もやってたよ。どちらかと言えば元の世界の方が多かったなぁ〜」


「うひゃー···、アキの世界は恐ろしいなー」


「どこの世界も同じ事を考える人はいるんだなぁ~。これも戦争の手法の一つだけどね。相手を不利な環境に追い込むってのは常套手段だし、流血沙汰は後々尾を引くことが多いから、こうやって組織の弱体化をするのはよくある話なんだよね」


「今回は魔獣同化能力者たちと悪神ボイドだったなー。あいつ、もしかしてー?」


「うん。おそらく大魔王ムーオの世界の神だろうね。ムーオが追い返された時にジーンはこの世界に悪意を持った強い者ははじく『ファイアーウォール』の存在を知ってたから、それを悪用したんだろうね。これはさすがにまずいよなぁ~」


「冒険者ギルドが魔獣側についたのと同じだもんなー。退治される側が退治する側になったから、相当不利だぞー」


「だからと言ってボクたちにはもう見守るしかできないからね。なんとかライくんたちに頑張ってもらわないと···。そういえばテオくんがアニマ・ルイナを使っちゃったね」


「あれを使えるとは思わなかったぞー!なんとか助かってたけどなー」


「小さい猫みたいな姿は最初にリオに会った時の事を思い出すよね」


「今回もちゃんと魂の器の修復ができたみたいでよかったなー!」


「そうだね。でも···」


「んー?どうしたんだー?」


「なんか、テオくんの魔力がものすごく強くなったような気がするんだけど?」


「おー!そうだなー!おそらくライが魂の器を修繕している時に強化されたんじゃないかー?オレもアキが治してくれた時に少しは強くなってるんだぞー」


「えっ!?そうなの?でも、あの時はちょっと失敗したんだよなぁ~。竜の彫像が若干かわいくしちゃったから、合体変身したら着ぐるみに···。も、もしかして!?ライくんとテオくんも!?」


「そうだなー。合体変身できるようになったんじゃねーかー?」


「ボクと同じように着ぐるみ姿になるんだよね?」


「それはわからんぞー。やってみてのお楽しみでいいんじゃねーかー?」



 そんな話をしていたら、ライくんのご両親が聞いてきたよ。



「アキさん、リオさん。その、合体変身とは···?」


「ボクの場合はリオの力をボクがまとった姿になるんですよ。時間制限はありますが、スタンピードなんてあっという間に倒せる力が使えますよ」


「あっという間···」


「まー、大魔王倒す時も全力でやって追い詰めてやったからなー。おそらく地上最強クラスの力だぞー!」


「ライ···。もうなんかとんでもない世界に行っちゃった感じがしちゃうわね···」


「まぁお母さん。心配しなくても多用はできませんし、時間制限付きですからね」



 そんな話をしていると、誰かやってきたようだ···。もしかして!?



「やあ、アキさん。ご無沙汰だね。1000年ちょっとってところかな?」


「エマさん···。お疲れさまでした」


「ははは。楽しませていただきましたよ。残念ながら冒険者ギルドが乗っ取られるとは思いませんでしたけどね」


「エマさんで抑え込んでいたんですよね?」


「そうだね。不穏な動きがあるとは承知していたのだが···。合法的な手段で副長が入れ替わってしまい、私から手を出す根拠がなくてね···。忸怩(じくじ)たる思いだよ···。ライくんたちには苦労をかけてしまったな···」


「仕方ありません。相手が上手(うわて)だっただけですよ。それに···、ライくんにはボクたちの賢者の遺産があります。きっと取り戻してくれますよ」


「そうだね···。もはや手出しはできないが、私もここで結末を見届けさせてもらうとしよう。そうそう、チパは見かけませんでしたか?」


「残念ですが、ボクもハルもここに来ることを誘ったんですけど、断られちゃったんですよ···。『のんびりさせとくれ』って事でして···」


「そうですか···。では、落ち着いたら私から会いに行くことにしましょう」


「そうしてあげて下さい」



 さて、どうやら浮遊大陸に避難していたドラゴン族と神狼族がついに動き出すようだね。


 地上を離れて650年。災厄戦争の技術はもう人の手にはなくなり、利用される側ではなくなったから頃合いかな?魔獣側に技術が渡っちゃってるけど、仲間側から襲われる心配もないのであれば反撃の時かもしれないね。


 さあ、ここからライくんたちはどうするのかな?ボクたちはもう見守るしかできないけど、素晴らしい未来を手にしてほしいな。



  第5章    完

 あの世での座談会にエマさんもやってきました。なんかこういう状況を書いていると、生放送の某歌番組で司会の人と歌手の人が歌う前と歌った後に話するような雰囲気を感じてしまったのは私だけでしょうか?


 この後、夜にはネタバレ集を投稿します。お楽しみに~!

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