ファンタジー小説の設定資料作りは保留力が大事。
さきほどのアウトプットの話もそうですが、創作はアウトプットありきです。
設定資料を作るにはどんどんアウトプットをしなくてはなりません。
しかし、設定資料作りが進んでいかない人はいます。
そういう人向けの設定資料の作り方があります。
それは
保留力です。
造語ですが、保留力とは、設定資料を常に更新状態にする技術のことです。
例えば、ヒロインが使う武器の名前が思い浮かばないとします。
その場合、一旦ノートに途中まで描いておきます。つまり
名前、アレスタ
性別、女性
身長、146cm
武器、メイス( )
メイス( )が保留中の武器です。ここに何時でも武器の名前が入るようにしておきます。
それからしばらく経って外に出かけたとします。その日の帰りは夕日がとても綺麗でした。
作者はそこで武器の名前を決定します。
武器は「オレンジだな」
これが、武器メイスオレンジに決定する瞬間です。
保留力の技術のすごいところは全ての項目で通用する点です。
キャラの名前、建物、町、武器、敵なんでも使うことが出来ます。
皆さんの小説活動が保留力で進んでいけたらと思います。最後に大事なことをいうと武器の名前は統一すると良いと思います。メイスオレンジ、メイスピーチ、メイスメロン、メイスドリアンなど。