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ぶれないキャラクター(その一貫性の正体)

キャラクターがぶれない。ぶれないキャラクターはかっこいい。

キャラに一貫性があるといいますが、では

一貫性とは?何か?


それは、つまり


学生でいうと「所属している部活、そして得意科目」

社会人は「職業」です。


高校生とかだと、どこの部活に所属しているかで、一貫性が見えてきます。


軽音部

偏見かもしれないが多分目立ちたがり屋。愛の告白は音楽で。

バンドの解散理由は恋愛が原因だったりする。

主人公「もうバンドやめようと思うんだ」

ヒロイン「なんで?」

主人公「別に…俺が勝手にやめるだけだ」

主人公は男の子なので結論を急ぎたがる。そして「ちゃんと話し合おうよ」と言ってたヒロインに主人公は最終的に嫌われる。そして次の恋へ。



相撲部

身体がでかいので、自分から女の子に声をかけたりは多分しない。シャイである。

学校の先生にたいてい声をかけられる。

「おおきねぇ」

実は美人の先生に言われると嬉しい。大きい人が好きなのかな?と思ってしまう。

「(体重)何キロあるの?」

「僕は軽いですねー。80キロです」 軽いか!?

ある日の夜

その美人の先生を暴漢から助けて、急接近。そして二人は……!?


これが高校生の例です。適当に2つ挙げてみました。

キャラクターがストーリーを引っ張ていってるのが、おわかりですか?

起承転結ももちろん大事ですが、逆にキャラがストーリーを生産ほうのが上手くいきます。だから某漫画雑誌はひたすらキャラクターを持ってこいと言うのです。


そして


彼らのぶれない信念とは


軽音部=世界平和、愛

相撲部=忍耐


軽音部は、

恋人との関係が不安定

相撲部は

安定した関係



次に職業


舞台は職員室

昼休みの時間に10人くらいの先生が気分が悪くなる


校長(男性)「まいるなー。僕、責任とらなきゃいけないかなー」

美術教師の池澤(女性)「そうですね」

校長「いや、そうですねって」

池澤「オペラ座館のようにはいきませんわ」

校長「オペラ座館!?」(当時は金持ちが女性を買う場所)

池澤「しかし、これは事件ですね。これはアガサクリスティーの知識が…」

国語教師の和田(男性)「事件は、アガサじゃないでしょう。やはり鬼平…」

池澤「ストップですわ。男性の趣味は隅に置いておきましょう」

和田「面白いですよ?」

池澤「うーん」

数学の先生が登場(職員室に入ってくる)

数学教師の石(女性)「何か話してたんですか?」

和田「あ、いいところに!先生はアガサと鬼平どっちが好きですか?」

石「アガサ?鬼平?」

和田「あれ?ご存じない?」

石「知らないですね…」

和田「え、読まない?」

石「読まないです」

和田「普段、何してるんですか?」

石「失礼ですね」

和田「すみません」

石「ゲーム作ってます」

和田「ゲーム!?」

池澤「石先生は基本が違いますわ。やはり賢いと言いますか」

石「えー?! いや…わたし全然賢くないですよ。チュートリアルも全部ついてますから池澤先生でも作れますよ。コントローラー買い替えるの大変でしたけど。上手く動作しなくて何度も買い換えました」

和田+池澤「ほー」

石「ああ、そうそう、これを今は配信中で」石が鞄をごそごそし始める。

英語教師(アメリカ人の男性)「ところで、さっきのコップの水の中に何か入ってたんですかね?」

一同「……」(絶句)

英語教師「ち、ちがいますよ!いうんですよ英語で!何か偶然が重なったときに「水の中に何か入ってたのかな?」って言いますからね!ホントですからね!?」

一同「なるほどー」

一同ホッとしてから

池澤「アガサかと思いました」

和田「鬼平かと思いました」

石「ここ、わたしは何言えばいいんですか?」

校長「困るよ~」


昼休み終わり。

 

ごめんなさい描写が適当で…あくまで例ですので。

「坊ちゃん」っていう小説。主人公が物理学専攻とかいう設定ですが、物理学やってる人はあんな風にものを考えないので、あれが完全なるフィクションの主人公なんだなと思います。

キャラクターは部活動と職業に引っ張られる、ということです。

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