キャラクターをどのように作るか(2)
ここでは深く掘り下げる方法を説明していきます。さきほどのキャラクターをさらに掘り下げます。
掘り下げる方法。それは
モノローグ(独白)です
モノローグとは独り芝居のことなんですが、キャラクターを掘り下げるには良い方法です。
どのようにするかというと、まずは
舞台を用意して、キャラクターが思っていることをアウトプットしていきます。
例えば、教室で
「かったりぃ」
「昼休みいつも一人だな、誰もよってこねえし」
「タバコさっき没収されたな。今、梅雨だし手元に返ってくるときは湿気てるかもな」
「教科書まるで新品だな。使ってないしな」
「進路っていわれてもピンとこねーんだよな。自分の好きなことっていうとバイクのタイヤ交換だから、車屋とかがいいのか?」
このように造形していくと、ぼんやりとキャラクターのイメージが出来てきます。
アウトプットの分量がたまって来たら、実際に動かしてみるのもいいかもしれません。
作者の場合、キャラクターのイメージが出来てきたら、見切り発車で動かしてしまいます。なぜ、そうするかというと見切り発車で描いてしまったほうが、より多く速くアウトプットが出来るからです。ぜひモノローグを上手く使ってみてください。