気の利いたセリフの作り方
気の利いたセリフについて書きます。気の利いたセリフは何が違うのか。
例えば、男子高校生の場合
「わからないよ」
というセリフがあるとします。これを小さい「つ」と語尾を伸ばす要素を入れます。そのように変えてみます。
「わっかんねーよ!」
このような風にすると男子高校生のぶっきらぼうな感じが出ます。
擬音をセリフに入れるというのも良いです。
例えば、ボーイミーツガール
「おりょりょりょ?こんなとこにいるのは、だいすけ君ではないですか!?」
このようにすると、少と少年が町でばったり会ったシーンも少しアクセントが付きます。
例、ダイエット中の少女
「なーにケーキ買ってきてんだよ。ダイエット中じゃなかったのか?」
「むー!食べたいもん!ダイエット中だけど…これで最後にするもん!」
むー!食べたいもんの「むー」は本来必要なものではありませんが、会話に入れると一気に人間らしさが出ます。これらを不自然にならない程度に造形してゆくと良いと思います。
最後にみなさんに問題を出します。不自然にならない程度に造形してください。
問題1
「うん。わかるよ?」
問題2
「人間に不可能はないよ!」
問題3
「誰にでも後ろめたいことの一つや二つあるさ」
自分なりにアレンジ出来たでしょうか?みなさんのセリフが良くなることを祈ってます。