表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

前日とその日

 俺は普通に高校の授業を受けていた。

 誰もこの状況を疑問に思っていなさそうだ。

 時が戻ったというのに。

 それとも俺が夢を見ていただけなのだろうか。


 記憶通りの何の変化もない日常が過ぎていく。

 全てが全く同じだった。

 つまらない。

 そして特筆すべきこともなく、一日が終わる。




 翌日。

 俺は学校の屋上にいた。

 ここで俺の人生を終わりにする。

 それが運命だ。

 俺のやるべきことだ。

 もう後戻りはしない。


「はぁ………」


 屋上の柵を乗り越え、深くため息をつく。

 俺は臆することなく前に進んだ。

 これでやっと――。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ