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生きる意味
俺の名は佐藤龍我 15歳高校生
突然ですが!生きる意味ってなんですか?笑
1章
1話 生きる意味
俺は佐藤龍我通学中に生きる意味について考えている
人はなぜ生きるのだろうか
人に悲しいなんて感情がなければすぐに死んでもいいくらいに,,,
いやまてよ俺が死んだら誰が悲しむのだろうか
父母共に物心つく前に亡くなっている
祖母いるのかどうかすら分からない
こんな状況だ、しかし家族は1人いや1匹いる犬だけだ
なんて悲しいんだろつくづくそう思う。
言い直そう「犬」に悲しいなんて感情がなければとっくに死んでる
よし学校だヘブシッ!
「あひゃひゃヘブシッだって」
幼馴染に飛び蹴りをくらわせて指を指して笑っている女は城崎早苗
「てめぇ人になんの恨みがあって飛び蹴りをくらわせるんだよ!」
「面白いから」
飛び蹴りに対してたった五文字の返答で言い返すのさえ馬鹿らしくなった龍我は
「あっそっすか…」
「りゅーがの『ヘブシッ』が聞けたところで学校行くぞ」
まだクスクスと笑っているさなえに対して若干「こいつ殺してやろうか」などと真剣に考えつつ教室に向かう