人物紹介(本編含む)
内容に多少の変更を加え、日本人や二つ名にふりがなを付けときました。魔王城帰還以降のキャラについてはいずれまた載せます。
主人公パーティー
リドウ
:戦闘力【約四十五万】
本作品の主人公にして《強さ》の象徴。名前の由来は『道理』のもじり。本当は最初に思い浮かんだ『仁義』から『ギンジ』にしようかと思ったものの、『ぎんじ』って名前のキャラって結構居た気がするなと思い断念。
180代の長身と鍛え抜かれた体躯に鋭い目付きが印象的なワイルドでクールな美男子。外見は殆ど日本人だが生粋のルスティニア人……と思いきや、実は異世界人だったという落ち。これは予想してた読者様もかなりいそうだなぁ……と思う今日この頃。
何事にも揺るがない強靭な意志力と覇気に世界最高クラスの戦闘能力を併せ持ちながらも、悪党外道以外の命は、たとえ魔物であろうとも無闇に奪うのを大いに嫌う複雑怪奇なプライドの持ち主。酷いバトルジャンキーだが、同格以上とのガチのタイマン以外は基本的に好まない。また酷い女タラシ。
気位が非常に高いが、高慢というわけでは全くない。しかし、生まれついての強者だったせいか、弱者の気持ちが最後の一線でどうしても理解できない部分は否めない。が、言ってしまえば究極なまでに我がままで自己チューで傲岸不遜な自信家。
『平等主義者』で、かつ『人間と人間以外の存在』に対する精神的な境界線が極めて曖昧であり、一般的な人間の感性とは極めて相容れ難い、ある意味とても面倒な男。
格上で、かつ人間的にまともな恋愛感情を持たない存在しか知らずに育ったせいで、自身も恋愛がよく分からない。
刀を用いる戦闘スタイルと特徴的な真紅のコートから、いつの間にか【月紅】という二つ名が付けられていたが、本人には極めて不評。また、気功士と魔道士の戦闘能力を合わせ持つレアジョブな殲滅師。
とある姫魔王曰く『純粋な人類としては史上最強』と思われるらしいが、証明のしようは無い。
戦闘能力だけに留まらず、状況判断能力や対処能力にも優れ、強靭な精神力がそれらを常に十全な形で発揮させるチートキャラ。
麻木恵子
:戦闘力【20(リドウたちの稽古風景を暇潰しに眺めていてちょっとは戦い方が理解できる上、不屈の意思力から素人の男性なら三人くらいは拳銃無しでも頑張れば勝てる)】
本作品のもう一人の主人公にしてヒロインで《弱さ》の象徴。名前の由来は『恵まれてる子』で、いきなりリドウに会えた恵まれた境遇から。
身長は160代前半と低くはないが高くもなく、スタイルは良好だが胸はぎりぎりでCカップと、別に小さくはないが大きくもない。髪形はセミロングの黒髪ストレート。しかしパッチリお目々が愛らしいアイドル顔負けの正統派美少女。
物語開始当初は『かなり善良』という部分をのぞけば普通の女子高生だったが、最近は連れ合いたちの影響で大分逸脱し始めている。直情径行な面はあるが、基本的には優しい子。また純情かつ潔癖。
勉強がどうにも苦手だったせいもあり、自分の美貌の維持成長には一方ならぬ努力を払っていた。本人に言わせれば「自分の長所を伸ばして何が悪いの?」。ちょっとアホの子だが決して馬鹿ではない。
自分の可愛さには非常に高いプライドを持っているが、あくまでも『自分の』という絶対的な価値観であり、他者と比べようとはせず、自分よりも綺麗な女性に対して嫌悪感を抱くことは一切なく、素直に「綺麗だなー」と感心できる清廉な性根の持ち主。特に年上で、かつ人格者な美人さんに対しては、嫌うどころかむしろ非常に懐っこい。
魔王城到達以降はベレッタF92を大魔王様より送られ、熟練に励む。戦闘のためではなく、あくまでもリドウたちの足を引っ張らないための護身用。
その優しい心根をリドウ、千鶴、シャイリーと言った、戦闘能力に秀でるために苛烈な面が否めない連中から非常に気に入られており、またリリステラを筆頭とする魔王連中にも極めて好評な模様。
純粋で無邪気な表面に対して色々と複雑な事情を抱えているくさいが、その真相は今のところ謎。彼氏持ち。
一条千鶴
:戦闘力【約二万五千】
本作品のもう一人の主人公にしてヒロインで《完璧》の象徴。名前の由来は『一から千まで何でもこなせる』から。本当は『一から万まで』で『万葉』にしようかと思ったが、千鶴の方が画数的に鋭利なイメージがあったので、千鶴に決定。
ショーモデル級の高身長にグラビアアイドル級の抜群のスタイル(現在F以上G未満)を併せ持ち、腰ほどまで届く艶やかな黒髪に涼しげな面差しの絶世の美女。
来訪時に己を守って命を落とした名も知らぬ男子の命に報いるために、世界各国に散らばった同級生たちの保護に使命感を燃やすが、基本的に赤の他人には無関心なハイパークールビューティー。男の好みは『確かな矜持を胸に抱いて生きている男』。
想い込んだら一直線で、恋する男を手中にするためには手段を選ばない……が、相手から攻められると案外弱い。
幼い頃から薙刀を嗜んでいたため、気功士として覚醒して早々にかなりの戦闘力を持つ。今は薙刀よりも気功士が用いるには向く偃月刀を武器としており、実力的には既にハイクラスを抜け出している。
また、ピアノの腕前もプロ……には一歩及ばないくらいだが、ルスティニアよりも演奏技法が確立している地球での基準なため、ルスティニアならば大概の宮廷演奏家よりも上と思われる。もっとも、一年以上も殆ど触っていないため、今は多少腕が錆び付いていると思われるが。
他にも書道や華道の嗜みまであり、また桁外れに優秀な頭脳の持ち主で、日本にいた頃は全国模試で三位から下に落ちたことがない。特に豊富な知識力と分析力、そこから発展する推理力には他者の追随を許さない思考能力を多々見せる。
リドウよりも遥かに過激な面を持ち、優しさを持ち合わせながらも、極めて冷徹で非情。またかなり嫉妬深い。
高坂愛奈
:戦闘力【約二千(殺傷前提なら五千くらいになる)】
本作品の《優しさ》の象徴。また本作品において、リドウ、恵子、千鶴の三人を、外から冷静に眺めて評価するために用意された子で、登場時点からヒロイン外の女性キャラの一人。名前の由来は作品中でもあった『愛らしい名前なのにおデブさんだった』というあだ名のエピソードのため。
身長は150代半ばの小柄な体躯だが、胸は超級のIカップオーバー。前髪ぱっつんの日本人形みたいな童顔美少女。潜在魔力だけなら勇者候補にしてもぶっちぎりの異常な高さ。
常に丁寧な物言いで、当初は臆病さが目立ったが、最近ではちょうどいい感じに優しさだけを残して精神も強化されてきた模様。
インドア派……というか要するにオタク少女で、ヤオイ大好きっ子。個性豊かなイケメン男子のリドウやシャイリーで妄想するのが密かな楽しみのようだが、あくまでも妄想でしかなく、本人たちが男色家であると信じているわけでは全くない。
リドウに対して恋心が無い分、非常に冷静に彼の評価を下しており、女性に理不尽な行いをするのに嫌悪感すら持っている部分は『男としてはある意味とても安心な人』だけど、自然体で女に期待を持たせるような言動を無意識でやるくせに、受け入れる相手のハードルが高すぎて『女にとってはとても残酷な男性だな』と思うこともしばしば。
頼られると嬉しくなっちゃう頑張り屋さん。
シャイリーとイイ感じになりつつあるが、今は他のことで一杯一杯。
シャイリー
:戦闘力【約四万】
特に何かを象徴している意図のキャラではないが、敢えて述べるなら《無邪気さ》。生粋のルスティニア人。通常ヒロイン枠ではない愛奈のために用意された面もあり、男々した男性が明らかに苦手な彼女(作者イメージ)のために外見が決定。名前の由来は特に無いが、中国拳法っぽい技を使うので中国人風でありながら西洋人にも居そうな感じ、で決定。
160センチ程度と男性にしては小柄で、見た目の体躯も華奢。元はシニョンにしていたが現在はショートカットの金髪碧眼美少女風美少年。要するに男の娘。
流化闘法という特殊な武術の、若くして達人で、その戦闘力は同年代に限ればルスティニア全土でもおそらく屈指と目される。拷問紛いの鍛錬によって闘気に目覚めた経緯から、天然雑魚が大嫌い。
根本的な部分が闘士なのでリドウと思考の方向性は似通っているが、リドウよりも若干過激。
愛奈を好きだが、今は恋愛どころではない彼女のために、展開は急いでいない模様。自分の可愛い外見を利用することに躊躇いが無く、女扱いされても平然と受け入れてしまう、ある意味で豪の者。
魔王(ランキング順)
魔神リリステラ
:戦闘力【計測不能】
一万年超を生きる我らが麗しの大魔王様。本作品の公式チートにしてリドウを愛して已まないお母様。名前の由来は『女性で魔王っていえばリリス?』と地球を意味する『テラ』から。
ウェーブの掛かった輝くような長い金髪が優雅さを演出する聖母のような優しい面差しの絶世の美女で、スタイルは千鶴と愛奈を足したスーパーデラックス。見た目は二十代半ば。
デウス・エクス・マキナの代名詞。この人が動けば大概は即時解決。戦闘力だけでなく技術力までが突出しており、暇潰しで水素爆弾を作成してしまうほど。案外お茶目さん。
あまりにも不可能が無さ過ぎるために、自らが人の世に手を差し伸べることを好しとはせず、愛する人々の努力する姿を自らは愛するという女神様……と言うよりも、『ただ与えるだけ』なんて本当の優しさじゃないよね? というのと、「お前には力が有るのに何で人々のために使わないんだ!」という、よく見られる主人公(弱者の味方)側の決め台詞に対して作者が送る《アンチテーゼ》の象徴。神様は迂闊に動いてはいけないのです。
……そりゃ、その力で弱者を嬲ってりゃ言われても仕方ないけど、そうでもなきゃ助ける助けないは本人の自由だと思う。
力が有るのに他人のために使わないのは悪? この人が全力全開で人助けしたら人類は絶対に堕落するよ? そしたらお前、今度は「人間の堕落はお前のせいだ!」とか言い出すんじゃねーの? なら適度にやればいいじゃないか? おまっ、どんだけ我侭ほざけば気が済むんだよ――という……失礼、熱くなり過ぎました。
悪は存在してこそ人の世の自然な姿だが、悪を許容せず、嫌う姿勢が人の世の正しい姿であり、この世の物事は因果応報であるべきと終始一貫した思想を持つ。
とにかく、チートすぎるせいで無闇に動かせない人だが、作者が書く上で最も力が入るキャラの一人。自らが許していない相手から『リリィ』と呼ばれると一気に不機嫌になる。
戦鬼ザイケン
:戦闘力【約六十五万】
リドウの兄貴分にして世界最強の一角である『古の魔王』の筆頭。名前の由来は特に無し。
見た目は四十代の不良中年。おじ様好きにはたまらない渋さが売り。リドウのヘビースモーカーっぷりやそもそもの不良っぷりの諸悪の根源でもある。
その気性は非情なまでに苛烈で、修行パートでは千鶴を問答無用で半死半生に追い込んだ。過去、元カノのサキとの痴話喧嘩で島を一つ沈めたことがあり、その際にリリステラからの御仕置きで殺されかけたこともある。
天武リーチェン
:戦闘力【約六十五万】
リドウのお爺ちゃんにして世界最強の一角である『古の魔王』の筆頭。こちらも名前の由来は特に無し。
人間バージョンの見た目は気のいいお爺ちゃん。作者のイメージ的には太上老君。でも本体は骨。
ザイケンよりも多少魔法に秀で、ほぼ互角の力を誇り、度々の腕試しでも戦績は五分。シャイリーの用いる流化闘法の始祖で、言うまでもなく超達人。
気のいいお爺ちゃんな見た目通り、気性は穏やかで、実は魔王の中では屈指に面倒見がいい人。
絶閃
未登場
万象
未登場
麗覇サキ
:戦闘力【約五十六万】
『古の魔王』の一角にして魔王唯一の殲滅師。名前の由来は『咲き誇る華』。
先天性色素欠乏症なために白に近い金髪に紅眼という幻想的な容貌で、スタイルも千鶴級のお色気お姉さん。
リドウやザイケンと同じく煙管を愛用し、極妻を思わせる妖艶な美貌だが、本来の姿は狐耳に九本の狐尻尾という、彼女には似合い過ぎな九尾のお狐様。
艶話、猥談には積極的に絡むどころか自ら始めてしまう恥じらいに欠けたところがある上に、和服っぽい衣装をいつも着崩しており、下手すると“見えて”しまいそうだが、超絶技量が可能とする体捌きが中々隙を見せず、案外ガードは堅い。“穿いているのか”は……皆様のご想像にお任せということで。
男の好みはアウトロー系で、女の好みは純情で生真面目な美少女というバイセクシャル。
狂嵐ルシエンデス
詳細は少々お待ちください。
剣姫ルミナリア・ファルミ(=ソルドレイド)
:戦闘力【約四十万】
近年覚醒した新人魔王。ファーストネーム『ルミナリア』、セカンドネーム『ファルミ』で、今は捨て去ったかつてのファミリーネームが『ソルドレイド』。
見た目は年齢不詳の二十代から三十代。蒼銀の髪が映えるクールビューティー。スタイルはスレンダーなモデル体型。
元ユリアス王国の公爵令嬢で、末席ながら王位継承権も持っていた本物のお姫様。性格は千鶴以上にクールで、常に淡々とした無表情系。でもバトルジャンキー。
気功士としてはリドウを完全に上回り、ほぼ互角の戦闘力を誇るが、殲滅師であるリドウの方が総合的には若干上か。かつてまだ人間だった頃、ザイケンに完膚なき敗北を喫しており雪辱に燃えているが、その対象に最近リドウが追加された模様。また、どうやらリドウに気がある……?
魔神眷属
サリス
:戦闘力【約二十五万】
眷属筆頭でメイドさんたちの取り纏め役のお姉さん。
抜群のスタイルをメイド服に押し込め、銀髪をアップに纏めており、いかにもデキる女といった美貌の麗女。
誰に対しても常に丁寧な物腰の温和な女性で、リリステラの信頼が極めて厚い。
リドウの情操教育全般を請け負ってきた家庭教師役の姉貴分で、彼の初めての女性でもあり、彼も中々頭が上がらない。
リュリュ
:戦闘力【約十二万】
眷属ランキング一桁(サリス以外の上位陣は皆同レベル)のロリメイド。
外見年齢は十二歳相当だが、これでも約五百歳。満天の青空のような鮮やかな髪をシャギー状にしており、残念ながら外見年齢からツルペタだが、誰もが目を見張る綺麗系な美少(幼?)女。
無表情クール系の見本のような子で、通常時は口数が少なく、喋っても淡々とした調子だが、内面はかなり悪戯っ子な模様。明人から教えられたネタをこよなく愛する。また彼曰く「温めのファンタジーなら十分にラスボス(要するにロリ魔王)が務まる」。
リドウのお姉ちゃんを自任しており、そこは決して譲らない。
リドウに付いて外界に出てから人知れず活躍し、【黒姫】という二つ名が付いている。本人は「中二っぽくてカッコイイ」と密かに喜んでいるとか。
シュリ
:戦闘力【約一万八千】
リュリュと並んで魔王城のロリ担当(笑)。ピンクブロンドの外見年齢相応な可愛い系。
ころころと変わる表情が非常に愛らしい正統派ロリ(?)。
戦闘力は然程高くはないが、それも周囲がおかしいだけで、外界でなら十分に高位能力者。
ラスティアラ
:戦闘力【約二万五千】
黒髪褐色の妖艶な美女だが、無表情クール系な気質が今一似合わないチグハグな女性。
戦闘力はシュリよりは上だが、ハイエンドと言い切れるレベルではない。
リドウを愛する女性の一人(と言っても純粋な恋愛感情ではない)で、己の誇りだと衆人環視の中で臆面も無く口にできる素直系……というか、不思議系。
その他
ハインリッヒ・エル・ディ=ヨーフェンハイム
:戦闘力【約四万五千】
大国ジャルマニカ帝国の元第三王位継承者だが、今は継承権を放棄した身。ファーストネーム『ハインリッヒ』、セカンドネーム『エル』で、『ディ』は母方を表す特殊なファミリーネーム。本来のファミリーネームが『ヨーフェンハイム』。
金髪碧眼の絵に描いたような好青年。
『ハインツ』という名で、継承争いに嫌気が差して一人旅中にリドウたちと出会い、協力して大盗賊団ノイケン一家の壊滅に従事する。
熱心なリリス教信者で、己が信じる正義に対して忠実な騎士。でもやっぱり闘士なのでバトルジャンキー。
実はベアトリクスと並んで世界的に有名な王侯貴族の騎士の一人。
長谷川勇気
:戦闘力【約一万五千】
見た目はそのまま日本人で、美形という程ではないが、小ざっぱりした格好でナンパすれば十人に一人くらいは引っ掛かるくらいには好青年した外見。
勘違いしちゃった勇者の代表として作者に用意された哀れな青年。
だが、別に根っからの悪人ではなく、単に『想像力が乏しい』だけで、日本人としてはむしろ善良な方だと思われる。千鶴を筆頭にやけに執着心を見せていたが、あれだけの美貌の持ち主相手に、『彼の立場』でそうでない方がむしろ変。基本的には善良な人間で、リドウに出会わなければ普通に勇者として尊敬を集めていられたと思われる。
ヴィレッタ
:戦闘力【約七千五百】
鮮やかな緑髪のお色気お姉さん。
かつてはガチガチの絶対正義主義者だったが、転移事故で魔王城に飛ばされ、色々と価値観の崩壊と再生の後、若気の至りでザイケンに恋しちゃった上にいつまでも忘れられない哀れな犠牲者。
勇気の従者として国に用意された『飴』だった。その境遇を受け入れ、勇気を正しく導こうと頑張っていたが……。
単純な戦闘力は気功士のラクセスに一歩譲る。
ラクセス
:戦闘力【約八千】
(なぜか黄色人系と書いていましたが、白人系です、この人)黒髪だが、生粋のルスティニア人。
残念ながら千鶴には全体的に僅かながら劣ってしまい、キャパシティの圧倒的な差で殆ど弄ばれてしまったが、勇者の従者として魔王討伐に従事するのを幼い頃から夢見ていて、そのためにしっかり努力してきたので、実力は相当なもの。少なくともリリス教国家なら宮廷戦略旅団を張れる。
格下を見下す傾向はあるし、絶対正義主義者でもあるので融通が利かないだけで、己が仕える勇者と同じく、普通にしてれば善良な女騎士さん。
リドウたちとの邂逅後、仲間たちと袂を分かち、人生を儚んで途方に暮れていた頃、ケルベロス襲撃を受けていたラーカイム王国に雇われていたところ、リドウと再会し、結果的に同行する事になる。その後、彼の指導の下で実力を伸ばしている。
親に売られてしまった自身の生い立ちから、自分が理解し易い正義を好む。言ってしまえば近視眼的正義崇拝者で、悪は滅びて当然という思想も少なからずあり、何でも白黒つけたがる直情型なせいで、リドウと意見が対立する事もしばしば。こういう人間がリドウのような力を得てしまうと危険すぎると、リドウ自身やベアトリクスからは密かに心配されているが、自分の眼が届いてる内に改善すればいいかと、まるで子供のように見守られている事を、本人はまだ気づいていない。
ベアトリクス=ファン・クラウンディ
:戦闘力【約四万八千】
ファーストネーム『ベアトリクス』でファミリーネーム『クラウンディ』。『ファン』は国特有の前称。愛称は『リクシー』でリドウのみ『レディ』と呼ぶ。大国アレスブルグの第三王位継承者たる現役の王女様。
先天性色素欠乏症のために、白に限りなく近い銀髪に紅眼という妖精のような外見を持つクールビューティー。容姿、頭脳、戦闘力のどれを取っても千鶴に見劣りしないスーパープリンセス。
実力的には、現代の王侯貴族出身の能力者としては世界最強と呼び声高い姫騎士で、千鶴とは色々な意味でライバルのような関係に成りつつある絶世の美女。
リドウに求婚しているが素っ気無くあしらわれるばかりで、ちょっとプライドが傷ついているとかいないとか。
自ら名乗らないのであまり表に出てこないが、実は【銀鈴】という二つ名持ち。
現在はアイルゼン大陸のリリス教連盟総監という立場で多忙な日々を過ごしている。
ファーゼ=ファン・クロイツェフ
:戦闘力【約二千】
ファーストネーム『ファーゼ』でファミリーネーム『クロイツェフ』。愛称は『ファル』。
外見に軽薄さが滲み出てしまっているが、気楽なお付き合いを望む女性たちには逆に好評な模様。付き合ってみれば意外と真面目な上に、本人は謙遜してばかりだが、実は全ての能力が標準的な貴族を遥かに上回っている優秀な青年。
仕えるベアトリクスを妹のように想ってはいるが、恋愛感情は皆無。リドウがさっさと貰ってくれちゃわないかなと内心では物凄く期待しているらしい。
現在、姫様の命令で剣姫ルミナリアを探して諸国を放浪中。
クリス
:戦闘力【850】
ガルフ一家の大幹部で元暗殺者という経歴の持ち主で魔闘術使い。
日本人の捜索に来たリドウと出会って協力を約束し、ガルフへの紹介も請け負う。その際に、リドウとシャイリーに警戒心を抱かせるほどの気殺の腕前を披露した。
その後のアグリア戦ではノーマルにもかかわらず、雑魚とは言え気功士相手に無傷の完勝を飾る。非能力者としてはおそらく世界でも屈指の実力者と思われる。
私生活で油断している標的を暗殺する――という技能に関しては既出キャラの中でも随一。『目的を達すること』を戦闘力とするなら、決して他の強キャラたちに劣るものではない。
現役時代の二つ名は【宵闇】
ガルフ
:戦闘力【約二十三万】
二つ名【烈震】で四至天の一人。
二メートル近い長身に筋骨隆々の堂々たる体躯で、間違っても魔法使いには見えない偉丈夫。
ログサイス共和国全土のマフィアの頂点に立つゴッドファーザーとして半ば隠居状態だったが、リドウとアレクサンドルの闘いにの最中に気付いた真実に触発され、再び現役復帰を決意して、娘の制止の声を無視して飛び出したやっぱりバトルジャンキー。
最近はすっかり闘争から遠のいていたせいで鈍り気味。ピークの戦闘力はもっと高かったと思われる。
レイア
:戦闘力【40】
ずぼらな父に代わってマフィアの実務担当をしている、実家は大商人の家柄のご令嬢。
リドウ曰くところの『素晴らしい美人』。
基本的に実力行使が要される場合は部下に任せるが、一応護身程度には武術を修めているため、全くの一般人では相手にならない。
アリア
:戦闘力【450】
ガルフの末娘で母親は貴族。登場時点の年齢は八歳。
燃えるような赤髪が印象的な美幼女だが、本当に貴族の血が入っているのか怪しいヤンチャ坊主。
幼いせいで闘気のキャパシティはまだそこそこだが、同年代の闘気覚醒者の平均は軽くぶっちぎっており、爆発的に伸びるのはこれから。アレクサンドル・ラヴァリエーレ曰く、「今のまま研鑽を怠らなければ二十年で自分たちに挑む資格を得ることも叶う」。色々な意味で将来が楽しみな美幼女。
アグリア
:戦闘力【約三万八千】
普通に美人なお姉さんだが、他のメイン登場人物たちに紛れ込むと埋もれてしまう、残念。これでも勇者。
愛奈たちを利用して良からぬことを企んでいたが、予想外の愛奈とシャイリーの実力の前に敗れる。
愛奈曰くドSでビッチでショタコンだが、大体そんな感じの人。
激闘の末、シャイリーに殺されそうになったが、首の皮一枚で助かった運のいい人。
その後、アレクサンドルたちと共に魔王城まで行くも、どうしても魔王連中と馴染めずに、好みのタイプだった明人と共に外界へ戻り、現在はリリス教会に協力しているが、本人的には直接的に戦争に参加する気は無し。
アレクサンドル・ラヴァリエーレ(=ランスロット)
:戦闘力【約三十七万】
現役最強にして、歴代でも最強かと言わしめた勇者。多国籍な血筋のフランス人の元傭兵。名前の由来は多国籍ということで『アレクサンドル=どの国でも大体この発音になる名前』と『ラヴァリエーレ=色んな国の似たような苗字を組み合わせた』もの。フランス人に『ラヴァリエーレ』はおそらく居ないと思われる。
多国籍な血筋がそうさせたのか、輝くような銀髪を腰ほどまで伸ばした妖艶な面立ちの絶世の美男子。
気功士としてはリドウに匹敵し、彼と十時間以上に及ぶ激闘を繰り広げた末に、殲滅師としての総合力の差で敗北。その実力はハイエンドの中でも完全に上位を張り、魔王とも十分に張り合えるとリドウに認めさせるほど。
本人曰く『冷酷で無情で残忍』な人間らしいが、アリアや恵子とのやり取りを見る限りでは案外いい人っぽい。
言動は完全に悪役で、「もうお前が魔王でいいじゃん」とツッコミを入れたくなる人だが、リドウと同様に非常に気位が高く、正々堂々を好み、卑劣な手段は大いに嫌う。リドウとは『宿敵と書いて友と読む』ような関係にしたい作者が居る。
フランス人設定は『英語圏でないカトリック圏』なら何でも良かったが、ぱっと思いついたのがフランスだっただけ。
リドウとの決着後、更なる自身の成長を願い魔王城へ訪れ、魔王たちの指導を受ける。
カタリナ
:戦闘力【約十五万】
いつもラヴァリエーレの傍にひっそりと控える優しいお姉さん。実年齢は気にしちゃいけない。元貴族令嬢。
物静かなせいで今一はっきりしないが、とにかく優しいことと、ラヴァリエーレを男性として愛しているのは間違いない模様。
リドウにすらかなり接近するまで気付かれなかった『隠形結界』の技術と気殺の腕前を持つことからも、相当な実力者であるのも間違いない。と言うか、大半の勇者よりも圧倒的に強いが、彼女はラヴァリエーレの命令しか聞かないので……あとはお察しである。
リリステラのようにお淑やかなお姫様系かと思いきや、立派なバトルジャンキー。貴族令嬢としては不幸な思い出しかないが、現在は幸せ一杯。
内緒話に便利だからと、アレクサンドルから英語を覚えさせられたが、傭兵用のスラングだらけとは知らなかったのがちょっと不本意。
桂木明人
リリステラやリュリュたちに色々と余計な知恵を吹き込んでいる諸悪の根源。
ギャルな女子たちに言い寄られるのが嫌で、持ち前の美形を前髪で隠していた。
裁縫が得意で、千鶴に感心させた程の腕前。主にコスプレ用の衣装にしか用いられない技能。
元々成績優秀な頭のいい少年で、様々な雑学に富み、やたらと嫌味っぽく口が回る。
その頭脳をリドウに買われ、現在はリリス教会に協力する身。
可愛い物が好きだが、別にロリコンではない。
山中果歩
元は典型的なギャルだったらしいが、メイク道具が無いせいで普通な外見になってしまっていて、友人だった恵子に最初は気付かれなかった人。
口調はギャル時代から変わらないせいで、現在の素朴な外見には極めてアンバランス。
姐御肌で人付き合いの幅が非常に広く、学内の情報通だった。
皆川先生
国語教師で、気弱が災いして授業もぼそぼそと呟くような、いかにも不人気教師だったが、魔王城で保護されるまで、男を見せて果歩を守り切った。そのせいで図らずも彼女から好意を寄せられてしまい、本人はたじたじ。
戦闘力の基準は10で素人の成人男性一人分くらいというイメージで、正規兵で40、特殊部隊のエリートで300といった感じです。これは素手での戦闘力なので、装備次第では大きく変化します。いくらエリートっても常人が素手で300はねーだろと思われるかもしれませんが、『手段を選ばなければ』このくらいの差はリアルで生まれます。要するにゲリラ戦を行うとか。彼らの本当の強みは単純な格闘技術ではなく、戦闘思考能力にありますから。
戦闘力が倍違ってくると正攻法のタイマンでは手が付けられず、十倍違ってくると束になっても手も足も出ず、百倍になると何万人集まろうと一方的に蹂躙されます。ただし、敵キャパシティが尽きるまで兵士全員が神風特攻し続ければ必ずしも倒せないわけではなく、千倍違ってくると初めてどうにもできない絶望的な魔王っぷりを発揮される……くらいのイメージです。つまり、シャイリー、ベアトリクス、ハインツ辺りになって初めて、非能力者が幾万集まろうと本気でどうにもならない理不尽さを発揮し出しますが、まだぎりぎり何とかできなくはないレベルです。
ただし、国家には直属の能力者が必ずいるので、上記の三名では単独での勝利はほぼ不可能です。戦闘力十万からルスティニアの小国と真正面から戦えるイメージで、二十万で日本とガチれるイメージになります。
また、ハイクラス(一流)で戦闘力1000~15000、準ハイエンド(超一流)15000~100000、ハイエンド(化け物)が十万オーバーで青天井と言った感じになります。




