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花と人

作者: 雪ノ下ハル

どんな方が読めば綺麗になるだろうか。


 花は咲いては散って枯れていくけれど

 また新しく芽吹き花を咲かすだろう。

 

 私は咲いてはいけない。毒だから。一度死の華を咲かせてしまうともう戻っては来れない。だから芽吹かずにこのまま枯れていくのを待つだけだ。


 花は咲いた後には種を残す。

 また一つ小さな希望を残すだろう。


 私は種を残せない。孤独だから。同じ苦しみを背負わせてはいけない。枯れ果て朽ちて、誰かの養分になるのを待つだけだ。


 花は多くの種類があるけれど

 どれもたまらなく愛おしく多くのものに喜びを与えるだろう。


 私は、私だ。他の誰にならずとも私が私であるために。

よろしかったら感想お待ちしております。

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