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世界は緑に耀く
突如、異世界に放り込まれた14歳の少年がたどり着いた奇妙キテレツな物語でおます。
草や樹木と話ができるといったチープな能力で生き延びてくお話ですえ。
ほな、よろしゅうに♡
「あ、痛た、たたっ!」
二階堂進一がまろびでたのは緑深い森の中だった。
(僕はたしか学校へ行く途中だったんだよね?!)
辺りを見回す進一。しかし、いきなり雑草のなかに転げ落ちて背骨が悲鳴をあげるしかない。
二階堂進一は現代日本の中学二年生であり、ごくフツーの平均的な中学生である。とくに学力が優秀でもなくスポーツができると言うわけでもなく、しかも女の子にモテるわけでもない。
イワユル、一般的な青少年に有りがちなドーテー君なのだった❗
コマメニ(?)投稿していきますのでオモシロ蹴ればヨンデクラハイ、頓首♬