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D・M  作者: 足立 和哉
7/14

7.ルーミン

 白馬大池で思わぬ時間を潰してしまったが、彼らと出逢っている時間は実際にはほとんどカウントされていないようだった。午前十時三十分に白馬大池山荘の前を出発して白馬岳への道を進む。大池に添った登り道をしばらく歩くと正面には船越のふなこしのかしらの小さなピークが見え、さらに右手に下ってから徐々に登りになるゆったりとした山容の小蓮華山のピークが見える。周囲はうっすらとだが一面の雪化粧風景が続く。その白一色の世界の所々に岩の灰白黒色やハイ松の濃い緑が浮き出している。空はあくまでも高く青く澄み、白馬岳から日本海に向けて連なる雪倉岳や朝日岳の山々も澄んだ空気の中で美しく見えている。ただ、雲の流れが異常に早い。風雲急を告げるが如くに早い。ガスは山頂を覆ったかと思うと瞬く間に去っていく。風は冷たく頬に突き刺し痛みすら感じる。十月十三日の標高二千メートルを超えた山は既に冬の気温である。

 時折り、後ろを振り向くと白馬大池の青さが際立って見える。一旦登り切ったと思う辺りから船越の頭までの緩やかな稜線を歩き、頭の直下の岩場を登りきると船越の頭の小さなピークに到着する。稜線に立つと日本海側から吹き上げてくる強風をまともに受ける。船越の頭にある低い標柱の周囲にも雪が積もっているが、その上にはいくつもの白い足跡が残っている。何人もの人がその標柱の前で記念撮影をしたのだろう。標柱に標高の記載はないが二六一二メートルになる。白馬大池から標高差約二三〇メートルを登ってきた計算になる。

 船越の頭に立つと正面に小蓮華山のゆったりとした山容が眺められる。日本海側からの北風が強いのか、稜線の向かって右側の山肌はハイ松の緑の間が雪で一面白くなっており、左側はまばらな雪模様だ。これから先の登山道は一旦下がり、そして白い登山道が小蓮華山の山頂へと登り返していた。白馬岳の山頂は小蓮華山の稜線に隠れてまだ見えない。白馬岳から南へ続く稜線にある杓子岳は山頂を望めたが、その左隣にある白馬鑓ヶ岳の山頂はガスで覆われていた。しかし、今の強風がすぐにでも山頂のガスを追っ払ってくれそうな気配もある。足元の枯れた背の高めの高山植物は強い風で、常に深く傾いた状態で激しく揺らいでいる。

 雄大な風景を写真に撮ろうと私はファインダーを覗いた。思った通りだったが、これから下ろうとしている登山道の先から白いルコスが周囲の雪をカモフラージュにしながら這い上がってくるのが見えた。

「やれやれ、また来たか」私は少しうんざりとした気持ちになった。

 その時、背後から急にムーミンのテーマソングを歌う声が聞こえた来た。

「ねえムーミン、こっち向いて。恥ずかしがらないで、モジモジしないで、おねんねネ」

振り返り見ると、濃い緑色の防寒着の上衣と濃い青紫色のズボンで身を包み、厚めのフードでしっかりと顔を保護し、唯一空いた目の場所には雪目を防ぐためのサングラスをした小柄な女性が船越の頭直下の岩場を軽い足取りで登ってきた。声やスタイルから若い女性だと私は思った。そして、今時珍しい錫杖を厚手の手袋をはめた手に持っている姿がなんとも奇異であった。

「あらまあ、どして、けどでも、分かるけど、男の子でしょ だからねぇ こっち向いて」と私の姿を見ても口元で止めたフードのために声はくぐもっていたが可愛らしい声で歌い続けていた。そして歌い終わった後に「こんにちは」とその女性はハキハキとした声で私に挨拶をした。

「こんにちは。まさか山でムーミンの歌を聞くとは思わなかったな」私は少し呆れながら挨拶を返した。

「私ね。ムーミンが好きで、その中でも特にスナフキンが好きなの」小柄なその女性は少女のようなあどけない声で私の疑問に答えてくれた。それにしても山で初対面の人に話す内容でも無いだろうと思う。どうやら連れもいない様子で、ちょっと変わった娘かもしれないとも思った。

「私の名前はルーミンよ」唐突にその娘はムーミンとよく似た名前を自ら名乗った。変わっていると思ったら、やはり私にしか見えない人間達の仲間なのかもしれない。

「その通りよ、私はスーリンやメピリード達と同じ白馬岳の山の神のしもべです」私の心を読み取ったらしいルーミンはすかさず答えた。そしてルーミンは小蓮華山との間にある鞍部を覗きこんだ。

「あらまあ、小蓮華山と船越の頭のコルからルコスがいっぱい湧き出て、こちらに向かって来るわね」

 私はルーミンのこの言葉に違和感を覚えた。今までの経験ではルコスは空に浮かぶ雲のような存在のカボハイドから千切れて地上に降りてきていたはずだ。しかしルーミンの話ではルコスが地中から地表に湧き出しているという。スーリン達によって地表から地中へと押し込まれていたはずのルコスが逆に地表に舞い戻っているのだろうか?私は改めてファインダーを覗き直してみた。

確かにこれから下ろうとしている坂道を這い上ってくるルコスの最後部では地中からピョンピョンと飛び出してくる姿が見えた。そう言えば白馬大池でも池の中央からルコスが湧き出すように見えていたのを思い出す。

「ルコスはね。スーリン達が地中に押し込めた後で、分解されて白馬岳の山容を維持していくためのエネルギー源になるのだけど、一部は分解されたものが逆回転してルコスに再構成されるのよ」

ルーミンは、またもや私の気持ちを察したかのように解説をし始めた。この連中は私の心の中を直ぐに覗いてしまうようだった。

「地表のルコスが不足してきた時なんかに地表にルコスを送り出すのよ」

小柄なルーミンはサングラスで目の表情はうかがい知れなかったが、小蓮華山との鞍部の一点を凝視しているようだった。私はカメラのファインダーを覗き続けた。

 あっと言う間もなく、ルーミンはその身軽さを活かすようにして船越の頭をひらりと飛び立つと、ゆっくりと滑空しながら下降して鞍部に降り立った。そしてルコスが湧き出している穴の中にすうと消えて行く。間もなくしてルコスの湧き出しは収り、その後にルーミンが飛び出してきた。カメラのズームレンズをアップにすると、ルーミンがこちらに向かってブイサインを出していた。表情はフードとサングラスでガードされているため分からないが素敵な笑顔を私に向けてくれているのだろう。しかしファインダーを見る限り、後続のルコスの補充は断たれているが、地表に残されたルコスが船越の頭に向かってぞくぞくと這い登ってきていた。

 ファインダーを引き続き覗いているとルーミンは再び浮遊を始めた。私の方に向かって浮遊しながら、白く雪で覆われた登山道の脇を錫杖の石突部分で盛んに突いては穴を開けていた。錫杖を突くたびに頭部の遊環からシャクシャクと軽やかな音が聞こえてくる。そしてスーリンがした時と同様に、ルコスはそれらの穴に吸収されていき、ルーミンが私の場所に辿りついた頃には、ほとんどのルコスが消えていた。

「君もすごい能力を持っているんだね」私は小さい体で多数のルコスを消し去った彼女の能力を褒めた。

「あら、君もと言う表現が気になるわね。他の山のしもべ達より優秀とは思えないかしら」素顔が見えたらふくれっ面をしているのかもしれない。

「ぐずぐずしないで、もう行きましょうよ」ルーミンはそう言うと私の手を取り船越の頭から下り始めた。

「手を放してもらっていいかな。自分で歩けるよ」私は若い女の子に手を取ってもらうのも気恥ずかしい気分もあったが、急な下りを手つなぎで歩くのは危険でもあった。

 私は彼女の手を放す時に違和感を覚えた。防寒用の手袋の指の数が四本しかないのだ。親指用が一本とそれ以外が三本だ。まるで鉄腕アトムの手ではないか。親指以外の手袋の指の一つに二本分の指が入っているのだろうと思った。

「おじさん。私って指が四本なのよ」先に歩き始めたルーミンはくるりと振り返り、私の心を再び見透かしたようにお茶目な声で言った。

「私の好きなスナフキンの指も四本なのよ。知ってた?」

「いや、それは知らなかったな。そうなんだ。それじゃあ今まで気が付かなかったけれどスーリン達もみな四本指だったかな?」

「違うわ。私だけよ。みんなは人間と同じように五本指だわ。何故、私だけが四本指なのかは私の能力と関係しているみたいだけど詳しくは知らないわ。でもこれで十分に仕事はできるのよ」

ルーミンは右手に持った錫杖でトントンと地面を突いて頭部にある遊環からシャクシャクという軽やかな音をさせた。彼女に備わった能力は錫杖を巧みに操ってルコスを減らす能力なのだろう。

 ルーミンの話を聞いている間も日本海側方面からの冷たく強い風が絶えず吹いている。歩いているから何とか体も冷えずに済んでいるようなものだ。

「おじさん、登る途中に何度もルコスの攻撃を受けているみたいだけど大丈夫なの?スーリンに聞いたけど、ルコスの攻撃を受け続けていると神経や眼ばかりなくて、おしっこも出にくくなるそうよ」ルーミンは岩のある部分をぴょんぴょんと軽快な足取りで下りていく。

「それは無いな。それに今は寒いから縮こまって出そうにもないな」私は若い娘を前にして下ネタになりはしないかと思いながら答えた。

「ところで君は、いつもはどこに住んでいるの?この山のどこか?」

「そうね、私は山の妖精だから、この山のどこでもが私の住処になるわ」

ルーミンは時折り私の目の前で宙に浮くような動作をする。そして宙に浮いたまま急回転したりする様子はピーターパンに出てくるティンカーベルの様だった。

「着いたわよ」ルーミンは先に鞍部に着いて振り返って言った。

「風が強いね。こんなに空は晴れているのに、歩きづらい」私が愚痴をこぼす。

「これも山の魅力なのよね。無事に家に帰れれば、きっと良い思い出になるわよ」

「無事に帰れるだろうか?」

「そんな事は誰も分からないわ。おじさんはいつも無事に帰れると信じて山登りをしているの?」

「百パーセント無事に帰れるとは思ってはいないかな。数パーセントはひょっとしたら何かあるかもしれんなと思うよ。だからこそ気を付けて登山はしている。ただ、今回は君達みたいな人に遭っているから、無事に帰れる確率がとても低くなっているように思っているけどね」私は正直な気持ちを伝えた。

私は“天狗の庭”でのスーリンの言葉だけで登山を続けているようなものなのだ。私の本来の性格からすれば最初に奇妙な出来事があった“天狗の庭”で引き返していただろう。

「誰かが言ってたと思うけど、途中のリタイアは無しよ。今回は登り続ける事が大切なのよ。それだけは分かっていてよ。お・じ・さ・ん」ルーミンは茶目っ気たっぷりの言い方で答える。

「さあ、これから小蓮華山への登りが始まるけど、頑張ろうね」ルーミンはそう言うと軽やかな足取りで登り始めた。

ここから小蓮華山への登りは、高度を上げながら、途中で小さな登り下りをいくつか繰り返す。結構に長い登りになる。私はレインウエアのフードを目深にかぶり直し、右側から吹き付ける冷風を防ぎながら一歩ずつ着実に登り続けた。寒さのせいで、時々鼻水が自分の意志に関係なく滴り落ちていくのを拭うのも煩わしい余分な作業になっている。

 ルーミンは、時々、浮遊しながらムーミンの歌を歌いながら登っている。登りつつも息を切らさず歌い続けられるのは妖精のせいなのか。彼女の愛らしい歌声や合間合間で交わす冗談が私の心を和ませている。白馬大池を出発して一時間二十分ほど経って、私は急激な空腹感を覚えた。小蓮華山の山頂まではもう少しのはずだったが歩くペースが極端に落ちてきてしまっていた。

私は他の山でも山頂を間近にして空腹感を感じて脱力気味となり動きが鈍る事が多い。甘い物を食べると急速に体力が回復するので血糖値が極端に減っているのかもしれない。甘い物を食べて体調が少し回復してから歩き出すと直ぐに山頂に着いてしまい、唖然とする場合も多い。今回も先行するルーミンとの距離が次第に開き始めてきていた。私の様子を気にしたルーミンは浮遊しながら引き返してきた。

「ねえ、おじさん。お昼も近いし、昼食にしようよ」そう言うとルーミンは登山道から少し左側に外れた大きな岩で囲まれたスペースに私を誘った。そこは丁度、日本海側からの強風を防ぐ好位置でもあった。

「いやあ、何だか血糖値が急に下がったみたいで力が入らなくなったよ」私はリュックサックから今朝家の近くのコンビニで買ったおにぎりセットを取り出した。ルーミンは自分のリュックサックからコンロとケトルを取り出し手際良くお湯を沸かしだした。

手袋をしていると細かい操作ができないので、私は右手用の手袋だけをはずし手袋が強風で飛ばされないように慎重な動作でリュックの中に仕舞い込んでから、海苔で巻いたおにぎりをほおばった。今日の寒さで固く冷え切ってしまった米粒が口の中でほぐれていく。何度か噛みしめていく内に口の中も温かくなるが、岩陰とは言え冷たい風が頬を突き刺してくる。腹の中に米が入るにつれて血糖値が上昇して、ふらふら感は無くなっていた。

「おじさん、熱いお茶を入れたから飲んで」ルーミンはカップにコンロで沸かしたお湯で作ったお茶を入れて渡してくれた。

「山の妖精でも寒いのかな」私は熱々のお茶を少しずつすすりながら聞いた。

「寒いわよ、だから厚い防寒着で、ばっちり体を覆っているのよ」そう言いながらルーミンは口元まで上げた防寒着のチャックを少し下げて出来たわずかな隙間から、カップを両手で抱えるようにして熱いお茶をすすった。

「うーん、暖まるわ」ルーミンは嬉しそうな声を上げる。

「私も食べちゃおう」そう言うとリュックサックの中から紙袋を取り出し、その中にあった小さなおにぎりを頬張り始めた。

 私は残りのおにぎりを食べながら、何気なくルーミンの口元を見つめていた。彼女の体は全て衣服やフードで覆われているため、雪目防止のためのサングラスの周辺や食べる時に見せるわずかな隙間から覗く口元しか肌は見えていない。表情すら分からないのだが、私は勝手にチャーミングな顔立ちをしているのだろうと想像をしていた。しかし、おにぎりを頬張るために開けた口から見える白い歯は、門歯にも関わらず犬歯のように先端が尖っていた。それに加えて手袋の指の数が合計四本というのが私にずっと違和感を与えていた。それは急に私を襲ってきた恐怖感と言っても良いかもしれない。

「困ったなあ。おじさん、怖じ気づいちゃった?私は良いもんなんだから」ルーミンは私の心の中を見透かしたかのように左手で私の肩を小突くような仕草をした。

「ごめんな。どうもいつもの山登りとは違う人達ばかりと会うものだから、頭の中が混乱しているんだよ。分かってくれよな」私はそう弁解しながら周囲を見渡した。

何となく人気を感じたからだったが、やはり私の方をちらちらと覗き見るようにして三人連れのグループが私達のいる傍を登って行った。彼らにはルーミンの姿は見えていないから、私が何か独り言をブツブツと呟いているように見えたはずだった。

「ああ、彼らには私の頭がおかしいと思われているだろうな。今まで私の事を変だと思った人達とこの先にある白馬山荘で会ったら気味悪がられるかもしれないなあ」私はぼやいた。

「それは大丈夫だと思うよ。他の仲間達がその辺りはうまく調整してくれるはずだから」と言うとルーミンはコンロやケトルを手際よく片付け始め、出発の準備を始めた。そして腹が膨れた私は脱力感も無くなり小蓮華山の山頂に向けて登りを再開した。

 午前十一時五十五分に私達は小蓮華山の山頂にいた。標高二七六六メートルの山頂には大きな鉄剣が突き立てられている。山頂からは白馬岳の非対称山稜の急峻な面の方が間近に見えている。丁度、裾から山頂までを望む事ができた。右手の雪倉岳や朝日岳は山頂付近をガスが覆っていたが、風の流れが早いので、いずれはその姿を再び現すだろう。白馬岳の向こう側の谷筋には、まだ大きな雪渓が残っている。あれが日本三大雪渓の一つ、白馬大雪渓だ。ひと夏を経過した後なので薄汚れた雪渓になっているはずだったが、昨日までの雪で白さを取り戻していた。

 ルーミンが、突然、手に持った錫杖で山頂にある鉄剣を叩き始めた。錫杖のシャクシャクという音と鉄剣の鈍く響く音が共鳴して聞こえた。

「これまで全然ルコスもいなかったのにね。また来るわ」ルーミンは上空の一点を見つめていた。

上空は雲一つなく青空が広がっていた。しかし強風は収まらず体感温度は低いままだった。私は早速カメラを取り出して上空をファインダーで覗いて見た。青空しかないはずの空間に巨大な白い雲の塊り、彼らがカボハイドと呼んでいる物体が浮かんでいた。そして、その下部から小さな物体、ルコスが千切れるようにして落下してこようとしていた。

「私、行ってくるわ。おじさんは適当に休憩したら、先に進んで頂戴ね。私の事は気にしなくていいからね」そう言うとルーミンは錫杖を右手にして直立不動の姿勢のまま、顔は上空のカボハイドに向けて、浮遊し始めた。

次第に速度を上げてカボハイドから分離してくるルコスに近づいて行った。そして、程よい空間で静止すると錫杖をぐるぐると回し始めた。不思議な事に錫杖はルーミンが一周振り回す度に長さが伸びて行き、錫杖が描く円の直径がカボハイドを覆う程になっていた。すると地上に落ちてくるはずのルコス達がどんどんと遠くへ弾き飛ばされ始めだした。強風にも煽られているのだろうか、瞬く間に目の届かない所まで飛んでいく風景は見事としか言いようが無かった。

ルーミンの能力は独自の能力の他にスーリンやグリボースにも似た能力も併せ持っているかのようだった。カメラのファインダーから目を離すと青空の広がる上空に浮遊して錫杖を振り回しているだけにしか見えないルーミンがいた。私はそんなルーミンを残して先を急そぐ事にした。


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