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魔法少女サキ/煌動装甲アルファライザー  作者: カブメント
第三話 [暁を征く]
16/20

sector.5

 小さな演説を終え、キリッと引き締まったタタラの顔。


 チョビ髭おじさんを参考にしたであろう佇まいは、徐々に痙攣を強めたと思えば爆発する。


「ぬぅほおおおお! つぅかれたぁ!」


 それはグラグラしたまま椅子に座り、食堂のテーブルに伸びる。


「ニカちゃーん! なんか食い物と飲み物くれー」


 さっきまで馬鹿みたいにカリスマぶってたのに、ここまで観衆の前で落ちぶれていいのか。


「ほれ」

 間髪入れずにニカちゃんが持ってきたのは、ジョッキに並々注がれたカレーのルー。食い物と飲み物の条件を同時に満たす、ズボラでとんちの利いた答えだ。透明なジョッキに注がれたカレーは、正直エグい絵面をしている。


「さんきゅー」


 いいのかよ。


 残り物で冷めたそれを、ぐいっと一気飲み。口元を、泡の代わりにカレーで汚す。


「あー美味かった」


「さてダカツ改めてタタラ」


「何だ、盟友アキラよ」


「よくもうちの桔梗さんに、セクハラみたいな真似をしてくれたな」


「おねえちゃんオーラ出してる方が悪い」


「わかる」


 何百年過ぎ去ろうと、コイツだけは変わらない。そんな気がした。


「ちょ、ちょっとアキラさん! 流されてますよ!」


 桔梗さんに腕を引っ張られて正気に戻る。


「あぁ、羨ましい。やっぱType4ぶっ放すかな」


 遠巻きで見ていたジャックは、PDAを耳に当て、わざとらしく大声で話した。


「ああ【リコ】ちゃん? ちょっとタタラの机開けてみろ。酒が入ってるはずだ。それあげるってよ」


「や、やめろ、それ貰い物の車買える値段のやつ! 冗談! マジで冗談!」


 リコちゃんという少女は、俺が子供の頃から子供のままの強化兵。【リコリス】という名前で、タタラの相棒だ。ビジュアル的にはアウトだが、酒が飲める年を、余裕で数回越していると思われる。


「え? 『年下お姉ちゃんに甘えたいっ!』って本が出てきた?」


 ジャックは端末から耳を話してこっちを見る。


「発狂して電話切られたんだが」


 年頃の娘が、父親代わりの湾曲した性癖に触れたら、ひとたまりもないだろう。実の親子でないところも実に拗れている。


「まぁ、あの本ダミーなんだけどね。見つかったらヤバイの、そんなとこ置くわけないじゃん」


 タタラがさらっと恐ろしいことを言った気がするが、誰も聞かなかったことにした。


 そいつはカレーで汚れたジョッキを返却口に突っ込み、いつものアホ面でも、演説中のキメ顔でもない、たまに出てくる薄笑いを浮かべて戻ってきた。


「お二人さん、一応部外者だからね。言っておかないと。ここで見聞きしたことは他言無用で頼む。わざとべらべら喋り歩くような真似したら、死ぬだけじゃ済まないかもしれんよ」


 テツから桔梗さんに視線を滑らせた。それに鋭さや威圧感は感じられず、「死ぬ」という発言すら包み隠すような、柔らかなものだった。


 その異質さに懐かしみを感じる。時折、この穏やかな面持ちで「仕事」をするのだ。


「アキラのダチだ。そういうのは心得ている」


「アキラさんが少しでも不利になるような真似は、絶対しません」


 そう言われて安心したのか、またまた表情を変えてアホ面に戻る。


「あらそう。ならいいよ」


 ここは女の子の目も多いので、一段と言葉遣いを柔らかくしようとしている。時折オネエ言葉が混ざり気味になっているが。


 素になると、十秒間で「クソ」という単語が、十五回以上出てくるほどには口が悪い。そんな悪い口を眺めていると、視線が合った。


「それにしてもよ、アキラ。腕は落ちてないみたいだが、心はだいぶ鈍ったな」


「心?」


 彼の言うことは図星で、上手くその先を言えなかった。


「優しい生活ってのに飼い馴らされたか? ちょっと前はこう……ガラの悪いバーで、マルボロ咥えてそうな顔つきだったが」


「どんな例えだよ」


「マジでそんな雰囲気出してたぞ」


 自分の変化というものには、意外と気づきにくい。会ってなかったやつが、数年で別人になるのはよくある。自分はどうなんだろうか?


「それによ、生身じゃギフトが怖いだろ?」


「ああ、それはもちろん」


「中堅クラスの強化兵を殺してたやつからは、想像できない回答だな。あれが殺せるんなら、歩兵型ギフトにビビる必要はない。一匹ずつ馬乗りになって、殴り殺すような執念深さがあったはずだ」


 俺って、そんな感じだったのか?


「自分を隠すなよ。死ぬぞ」


 その言葉はシンプルで、突き刺さった。いいやつになろうと繕ってきた部分が、簡単に綻ぶ。


「ま、すぐに元通りになるだろうな」


 脳みそが空っぽみたいな笑い方をしているタタラ。笑い終わると何かを思い出して、手を叩いた。


「そういや、テツだっけ? なんかジャックが、見学させてやるみたいなこと言ってたけど」


 リラックスして十分に休憩したジャック・ラビット。おしゃべりな印象があったが、タタラと並べると大人しく見える。


「ホントは昼過ぎの予定だったんだがな。誰かさんが長々と話すもんで、余計遅くなった」


「まあそう言うな。案内は俺がやるから、お前は剣の魔法少女の資料でも読んでろ」


 ファイルをジャックの胸に押し付けて渡す。そのとき、小声で話していたことが僅かに聞こえた。


「オレが送った画像見たか?」


「見たぞ。ありゃすげえよな」


 どうせ、エロ画像の話でもしているのだろう。


 それを終えると、壁に突き刺さった槍を引っこ抜き、刃先を確かめているタタラ。


「これで頼んだのは三種類揃った。持ってきてくれてサンキュな、ジャック」


「ついでだ。それにしても、オレのはいつになったら完成するんだか」


 ジャックはついさっきまで使っていたそれを、恨めしそうに眺める。


「あんな無茶な設計図渡すからだろ。技術者連中が、成形に失敗しまくって嘆いてたよ」


「オレのが完成したら、エールデ・ブルート加工技術が一歩前進したってわけだ。気長に待つか」


 受け取った資料を開きつつ、椅子に腰掛けた。


「ほんじゃ、アルファライザーの格納庫に行くか」


 俺とテツだけに手招きをして、食堂出口まで誘導する。彼らは、秘密を守れるメカニックが欲しいに違いない。


 武器庫ともう一つの建物を通り過ぎ、さらに奥の小さな建物にまで案内される。


 その間、タタラは槍を持っていない左手だけ器用に使い、ハイライトを一本吸い終えた。森の中で感じたにおいの正体だ。


 眼前に現れた建物の正面は、ほぼシャッターが占めている。


 武器庫の深部と同じように、カードキーとパスワードで開くもの。パスの桁数は、武器庫よりも圧倒的に多い。


 パスワードを打ち込み終えると、赤い回転灯と警告音が鳴り響く。間もなく、肉厚なシャッターが巻き上げられた。


 内部は薄暗いロッカールームのような場所で、デザイン性を無視したコンクリートむき出しの壁。正面奥には、暗闇へ続く斜め下りのエレベーター。底板と簡単な柵があるだけのものだった。


「どうだ? 斜めに降りるエレベーターってのもロマンあるだろ。緊急時は、階段で移動もできて便利だしな」


 テツが先行し、暗闇の中を覗き込んで嘆声を漏らした。


「ほぉー、これはすごい」


 エレベーターは、乗用車二台分のスペースはある。


「いろいろ搬入するには、これじゃないとな」


 タタラがエレベーターの黄色い柵を開き、乗り込む。テツと俺もそれに続く。


 端末を数回操作すると手前から奥へ明かりが灯り、駆動音が響いて下り始めた。


「そんじゃ、着くまでの間、アルファライザーについてでも語っていこうかね」


 下り方面に行き、俺達の方に向き直る。


「世間に出ていない技術を、ふんだんに使用している。その新しい技術が、今までの兵器とは一線を画する力を与えた」


 テツは次の言葉を遮る。


「今更だが、部外者の俺にそんなことを聞かせていいのか?」


「うちは万年技術者不足でよ。アキラと気心の知れたメカニックが欲しいとは思っている。無理にとは言わないが」


 やはりこう来たか。


「テツ、こいつらの機械いじりたいのは分かるが、俺からはあまり勧めたくない。正規の軍人とは訳が違う」


「だから無理にとは言わない。無理に引き込んで、逃げられちゃこっちが困るからね」


 タタラはポケットから、白く光る小さな小瓶を取り出した。


「どうするかは、ゆっくり考えてくれ。まず一つ目の技術は燃料。【質量煌しつりょうこう】という、なかなかに奇妙な物質だ。光のような液体のような、なんとも言い難い性質を持っている。差別化するために、『光』ではなく『煌』の字を当てた。普段は液体のように振舞っているが、圧力を加えると――」


 瓶を握り、力を入れて割る。すると、空気を切り裂くような音と衝撃。赤い閃光が俺達を照らした。


「急に光のような直進性を持ち、高い熱量を生む。いわゆるビーム兵器なんかに使える。だが、この粒子が飛ぶ速度は、下手な戦車砲弾より遅いから使い所が難しい。それでも、機械で加圧してやるととんでもない破壊力が出せる。重い液体が、減速せず発熱して飛ぶと考えればいい。さらに、他にも便利な使い方がある」


 手を開くと熱で変形したガラス片が落ちて、人の焼ける臭いがした。黒焦げの手の平を払うと、死んだ皮膚の内側から新しい皮膚が出てくる。強化兵らしい、体を張った実験だ。


「パイプ内を循環させて、半永久的に安定したエネルギーを生むことができる。実際はほんの少しずつ消耗するんだが、パイプの劣化のほうが先だ。すごいね」


 テツは溶けた瓶の欠片を拾って、まじまじと見て感想を漏らした。


「これは、ガソリンとバッテリーの時代が終わるぞ。循環を維持すれば、充電なんて概念はなくなる。まるで機械の血液だ」


「お、わかってるぅ! 加圧した時の熱量以外は、人体にとっても優しい物質だ。放射線量は、日光浴をするのと何ら変わらない」


 再びポケットの中を探ると、今度は灰色の物体が出てくる。複数のチューブを、板状に束ねたもの。


「次に人工筋肉。アルファライザーの爆発的パワーは、これのおかげだな。質量煌のエネルギーを効率的に受け取り、単純な制御システムでも動かせるのが強みだ。衝撃吸収材としても優秀で、ダメージ軽減に一役買っている」


 乱雑にそれをポケットに突っ込み、今度は俺を指差した。


「そして、アキラが持っている白い腕輪。それは、ダイアライザーシステムの中核だ。本来、強化兵化手術は失敗すると大惨事なのだが、この機械を使えば安全に誰でも身体能力を高めてくれる。その入手経路は、かなーり不可思議だが」


 最下層まで到達し、ぞろぞろと男達は降りる。オレンジ色の照明に、数個の計器と扉だけの部屋だ。


「白い腕輪がなぜ俺に渡ったのか。この場ではっきりさせよう」


 鞄から腕輪を取り出し、タタラに差し出す。


「いや、手に取るまでもないよ。それは間違いなく、最初に作られたダイアライザーシステムの装置だ。俺達が使ってる小型のものより、カードスロット数が多い」


 現実離れした白い鎧から渡されたものは、古代の遺物でもなんでもなく。最新鋭の機械。


「それがなぜ紛失して、アキラに渡ったかのヒントがこの先にある」


 銀行の金庫によく似た円筒状の扉には、またカードキーとパスを入力する装置があり、この施設の重要さが示唆されていた。


 手慣れた様子でそれを操作するタタラ。すると、扉の中央にあるハンドルからカチリと音がした。目を凝らすと、物理キーの穴があり、そこに近未来的な鍵を突っ込んだ。


 強化兵の腕力で、ハンドルは気持ち良いほど軽く回る。力士より分厚い扉も何のその。


 大口を開いた扉の先は青白い照明で照らされ、窮屈なこれまでの部屋からは想像できないほど広い空間が待ち受けていた。


 天井に入り組んだハンガー用のレールや、大掛かりな溶断装置など。俺の知識では、全ての機械の用途は把握できなかった。


「アルファライザーの転装装置であり、格納庫兼修理工場だ。今はここと本部だけだが、世界中に装甲や武器を配置して、可用性を高める予定がある。ここが吹っ飛んでも、他の施設から装甲を転装できるようにするわけだ。戦闘中の故障にも対応できる」


 俺が使っていた装甲は、どういう原理か知らないがここからすっ飛んできた。それは間違いない。


「アルファライザーを転装する装置。元々は失敗作の失敗作でよ、初期型は不安定で、装甲ごと腕輪がどこかに飛ばされて紛失ってわけだ。データ上では、粉々になってロストしたということになっている」


 どこか遠い目でアルファライザーを見て、タタラは続けた。


「最初は人間をワープさせる研究だったが、その設計図と試作品を奪われそうになったことがある。その時、命を落としてまで守った男のお陰で、この装置が存在するってわけよ。その男がいなければ、アルファライザーは高性能な戦闘機や戦車と変わらないものだっただろう」


「いろいろ、あったんだな」


「ああ。その【ジョー】って男に感謝して使えよ?」


「顔も知らないが、奇妙な親近感を感じる。でも、どうして有人転装は諦めたんだ?」


「鉛の壁に閉じ込めても、電子レンジに入ったような状態を引き起こすからね。どうしても熱を持ってしまうから、思い切って有人という部分を切り離した。その結果、武装を切り替えながら戦えるスタイルが完成したってわけよ」


 テツは俺達の会話に聞き耳を立てながら、機械に触れないように様々な角度から見ている。それを横目に、俺にこの腕輪が渡った経緯を打ち明けた。


「タタラ、変なこと言うが笑うなよ?」


「んあ?」


「俺はこの腕輪を、白い鎧に渡されたんだ。そいつは俺にしか見えてないような感じで、『ヒーローになれ』って言われた」


「マジで? ギフトに魔法少女、強化兵でてんやわんやなのに、まだ謎の存在増えちゃうの?」


 彼は目を白黒させて、派手に驚く。


「この話、信じるのか?」


「そこそこ付き合いあったし。俺の方がよっぽどファンタジーな存在だし。ありえない話だと、聞き流すつもりはないけど――」


「けど?」


「保留だ保留! なんも状況が掴めねえっての」


 そりゃそうだ。


 ファンタジーなタタラから視線を作業場の奥にやる。ガラスの壁で隔離されたアルファライザーが、じっと俺を見ていた。


 ガラスに手をつき、隅々まで観察する。無骨な戦闘用のボディは軍用品を彷彿とさせ、頭部の流れるようなデザインと、赤白の塗装でそれを辛うじて誤魔化していた。中でも怪物性を高めていたのは、四つ目の頭部カメラ。


 見れば見るほど敵のロボ怪人だ。破壊のための構造を、上っ面だけで隠している様は、俺を皮肉っているのかもしれない。


 だが、そんな佇まいに惹かれた。


「気に入った? ぜーんぶ身内だけで作ってるから、意外と低コストで運用できる。ガンガン戦って、戦闘データを集めてくれ」


 右の方に視線をやると、黒焦げの壁に黒焦げの棒が刺さってる。


「ところで、こっちの黒いかりんとうみたいなのは何だ?」


「ジャックのヤローが無茶したせいで壊れた武装だ。ダイアライザーは人間前提のシステム。想定以上の身体能力を検知して、安全装置が働いたんだな。装着者と装甲を最優先で保護するから、装備がぶっ壊れるのもしょうがない。こうでもしなきゃ、装着者はバラバラになる」


「鉄塊をワープさせるから、そりゃ危ないよな」


 タタラは壁の修理費がどうのこうのと愚痴を漏らしていた。一通り汚い言葉を吐き終えると、作業机に釘付けになったテツに近寄る。


 机には、大小様々なアルファライザーの関節が置かれていた。


「その関節も、いらなくなっちまったなぁ」


 見ているだけだったテツに、肘パーツを握らせた。


「コイツは、人工筋肉の弱点でもある踏ん張りを補ってくれる。場合によっては、外して靭やかな体術を繰り出すのもいい」


 鉄板を組み合わせた肘当てのようなそれを、テツは摘んで動かしてみる。


「それあげちゃうよ。その部分に関してはローテクだし」


「いいのか!?」


「分解するなり飾るなりお好きに」


 その後、青白い空間で数十分に渡り、アルファライザーやデトネーションメタルの説明を受けた。


 彼らが保有する技術は半世紀先を行き、その一端を担うことになる。


 そして、ギフトや世界中に潜む魔法少女に、異能者達。その全ての問題と向き合う根性と、強さが求められること。


 テツはここで肩を並べることの重さを知り、身を引いた。俺としては一安心。しっかりと貰ったパーツを握り締めていたが。


 夜も更け、テツと桔梗さんは家に帰り、俺だけがこの施設に残った。頑固なところがある桔梗さんが、すんなり帰ったので正直驚いている。


 食堂に戻るとジャックに鍵を渡され、俺の部屋が四階に決まった。


 特別大きな部屋ではないが、備え付けの家具はどれも上等なもので、テレビは家のものより大きい。今度、ゲーム機でも持ってこよう。


 一度戻ろうかと思ったが、ベッドの質があまりにも良かったので、今日はここで寝ることにした。コンビニで食い物を買い込んでから、テレビを眺めつつ貪る。


 深夜のニュース番組は、再び俺の映像と剣の魔法少女の特集を放送した。その美少女の面に癒やされながら、眠りにつく。

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