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DORAGON BATORA ―ドラゴンバトラ―  作者: 紫風 剣新
一年編
6/67

第五伝「進の実力」

闘記伝第五伝です。いやー自分で言うのもなんですけどバトルが激しくなってきました。バトル描写がこの小説の醍醐味……のはずなので是非お楽しみください。

 ザザーという風が木を触る音が聞こえる、のどかな戦場。

 そんな戦場に、似つかわしくない特攻服を着た男が、重厚な拳を引き下げてやってきた。

 その男は、拳という名の弾丸を、清楚な戦場の雰囲気に似合う好青年である雷連進に向けて飛ばした。そして、男が大きな身長で青年の前にそびえたった。

「剛さん……」

 進の前で苦しそうに横たわる銀次は声を振り絞ってその名を呟いた。かすかな意識のなかで、銀次の視界を写したのは自分が慕う男がであった。

 鉄剛、彼がこの戦場に姿を現した。

「次から次へと」

 進は次から次へと湧くウジ虫のように見えた。

 進は銀次の息の根を止めようとしたブーメランをしまいながら、ため息を漏らした。

「銀次イ! お前がここまでやられたのは相当あいつがやり手だってことだろう!?」

「やつはただ者ではありません、気をつけてください」

 銀次が言える精一杯の警告だった。

 銀次は思った。剛であえもこの敵の前では歯が立たないだろうと。

 本当は剛を止めておきたいところだった。しかし、ここで剛を止めるのも、剛の力を否定しているようで、舎弟である銀次にそれができるはずがなかった。

 銀次は、剛の力を信じる他なかった。

 剛も、銀次の顔を見るなり気づいた。

 どうやら、目の前にいる相手はとんでもない力をもっていると。

 剛は事の重大さに気付きりりしい顔立ちになった。

「へっ、そうかよ!」

 剛はあえて自信満々に言った。

 銀次に心配をかけないために……。

 剛はチェーンをガチャンと装着し、太い拳を胸の前に構え、早くも本気モードに入った。

 進は、あいさつ代わりにいきなりブーメランを投げ込んだ。

 ブーメランは、ビュンという風を切り裂く音と共に、加速度的なスピードで剛に襲いかかってくる。

「剛連拳!」

 龍を苦しませたあの痛々しいパンチを連発で滑空しているブーメランに打ち込んだ。

 ブーメランは、パイロットを失ったように、勢いが無く地面に落下した。

「さっきのやつよりはやるようだな、だが……」

 進は次なる相手にやりごたえを覚えた。

 ここで進はさらなる頭脳プレイを披露した。進は剛のななめ右にブーメランを放った。

 次に進自身が剛を中心にななめ左に動く。ブーメランの持ち主のもとに戻る特性上、ブーメランの軌道は剛にちょうど当たるように変化した。進は剛に当てるための軌道を作るために移動したのだ。

「ふん!」

 剛がここで自慢のパワーを見せた。

 剛は一息し、勢いのあるブーメランを真っ向から素手で受け止めてしまった。

 ブーメランの刃が拳に当たる痛々しい音が、自然豊かな雰囲気を一瞬でぶち壊した。

「小細工はいらねえ!」

 進がこんなで物おじするはずがなかった。

 進は臆することなく剛との距離を詰め、剛の背後に回り込んだ。

 進は、ためらわず後ろから持っていたブーメランで剛の背中を切りつける。ズバッという気持ちいいくらいの斬撃音が響いた。この躊躇(ちゅうちょ)のなさが進の強さの1つといえよう。

「後ろからとは汚ねーぞ!」

 とは言ったものの分かっていた。

 闘いに汚いも何もない……!

 剛は進の奇襲に足をふらつかせた。

「汚い? 戦いは汚いほうが勝つ」

 反論したいところだったが、この状況下では何も言い返すことが出来なかった。

 進は残酷な言葉を吐きながら冷やかな目で剛を見つめ、さらに言葉を続けた。

「もう終わりか? 意外とあっけない」

「調子に乗るなよ、このブーメランは没収だ!」

 剛の執念だった。

 ブーメランだけは離さねえ!

 剛はふらふらになりながらも、分厚い拳でしっかりとブーメランを握りしめる。

「ほう」

 ダメージ的にこの攻撃がラストだろうな。なんとしてもあの野郎に一発でかいのくらわしてやる! ただ、普通の攻撃じゃあ当たらねえ、このブーメランをなんとか利用してやる!)」

 そう心に決め、そばにある大木の木陰に隠れる。

「逃げたか、やはり劣等者に変わりはなかったか」

 進は失望した。少しでも期待した俺がバカだったな。

 と、進が油断したその時だった。

 ズバアアアンというけたたましい轟音が木々を揺らしながら鳴り響いた。

 次の瞬間、剛が隠れるのに利用した大木が進に向かって勢いよく倒れてきた。

「なるほど、猿も知恵を振り絞ればやるものだな。不意を突かれた、これは間に合わないか。だったら……」

 大木がシュウパッという気持ちいい音と共に見るも無残に真っ二つに斬り裂かれた。進が投げ込んだブーメランによって。

 なんとか直撃を免れた進だったが、ここで初めて……。

 後手に回った!

「今だ!」

 剛が頭と力を振り絞ってやっと作ったわずかな隙だった。

 ここしか……ねえ!

 先ほどまで木陰に隠れていた剛は進の前に姿を現した。

 背中の痛みを歯を食いしばりながら我慢し、一気に進の間合いまで詰める。

 その時、大木を切り裂いたブーメランはまだ上空をさ迷っていた。

「喰らえ!」

 剛は歯に思いっきり力を入れ、剛は先ほど奪った進のブーメランで進を斬るように力一杯振り払った。

 これで……終わりだ!

「惜しかったな」

 進は自分が所持している最後のブーメランで剛の渾身の一撃をいとも簡単に受け止めてしまった。

「これで邪魔なブーメランは使い切ったな。これが本当の一撃だ喰らえ!」

 剛は空いている右拳で渾身の一撃を進に放った。

 これが、俺の力だああ!!

 なんとか空いている左手で受け止めた進だったが、さすがの進でも剛の全力の一撃には耐えられず宙に吹き飛んだ。そのまま、進の身体は草をクッション代わりにして叩きつけられた。

「やっと当たった! 勝ったのはこの俺だあ!!」

 勝った。この闘いはこの鉄剛の勝利だ!

 剛は勝負を決めた拳を高らかに挙げ、勝利を喜んだ。

「さすがです、やっぱ剛さんが最強です!」

 銀次も敬意を示す剛の大金星に手を叩いて喜んだ。

 次の瞬間だった。剛は崩れ落ちるかのように倒れた。

 剛の拳を見ると、まるで落雷に当たったかのように皮がずるむけ状態だ。

 逆に倒れていた進が何事もなかったかのように立ち上がる。

 どういう……ことだ?

 銀次はこの状況に頭を抱えた。

 確かに、拳を喰らわしたのは剛さん。喰らわされたのは進。

 じゃあなぜ今、剛さんが倒れていて、進が立っている。

「今のはさすがに効いた、それは認めよう。ただ俺の方が上だ」

 進の体には幻想的な白光したものを纏っていた。

「俺は雷属性のスペシャルを持っていて、体内に電気を帯びている。これを”帯電”という。俺にうかつに触れると感電する」

「剛さん!」

「……」

 銀次は、剛の体を揺らしながら呼びかけたが、剛からはピクリとも反応がなかった。

 まずい……!

 銀次は急に背筋が凍った。


「ところで、さっきからこそこそ隠れてるやつ、出てこい」

 進にとって死に損ないの剛はすでに用済みの存在であった。

 進は次なる獲物を見つけた。

 光間凛だ。

 進は、凛が隠れている木陰を指差した。

 凛はかくれんぼに見つかった子どものように、すんなりとすっかり惨劇と化した戦場に姿を現した。

「なんだ女か、しかもこそこそ隠れているとは劣等者の極みだな。次はお前か瞬殺してやる」

 進は完全にターゲットを凛に絞った。

「待ってください、私はあなたの味方ですわ。あなたのことがえーと、なんでもありませんわ」

 凛は元々そこまで血の気の多い性格ではなかった。

 バトラを目指したのも、親がバトラなので、成り行きでなろうとしているだけだ。

 当然、一目ぼれした進と闘う気など毛頭なかった。

 凛は顔を横に振り、進に自分は敵ではないということをアピールした。

「戦意が感じられない。どうやら本当のようだな」

 進は凛の目をじっくり見たのちに、がっかりとした面持ちで言った。


 草木の布団で熟睡を決め込む銀次と剛。風にあおられながら呆然と立ち尽くす進と凛。

 時が止まったようであった。

 

 しかし、時計の針はすぐに動き始めた。

 ゴアアアという音が辺り一面をにぎわせる。

 音がした方を見ると、木々が興奮したかのように赤く変色している。木が悲鳴を上げながら燃え上がっていた。

「今度は何だ?」

 進は不思議そうに燃えた木々を見つめる。

 そんな燃えたぎる木々から1人の男が炎に身を包んだ姿で戦場に現れた。

 赤い炎と合わせたような色合いの赤と黒が混ざり合った髪のその男とは、スペシャルを完全ではないがコントロールできるようになった、一撃龍であった。

「一番最初に会ったとき、お前の眼を見た瞬間俺と何か似たものを感じた。その理由を知るために会いに来た。ただ、今はそんなことどうでもいい。かつては敵だったが、銀次や剛をここまでしたお前をぶっ潰すためにここに来た!」

 銀次、剛、お前達の犠牲は無駄にはしない!

 龍は、今まで決して見せた事の無い並々ならぬ意志を持っていた。

 全てはかつての戦友の仇討をするために!!

 龍は今までに見せたことない鋭い眼光で進をにらみ、激しい口調で進に向けて怒りをあらわにした。

「一撃さん、王子様に危害を与えるのなら許さないですわよ」

 凛は進を擁護するスタンスを取った。

 だって、王子様は何も悪いことしてないじゃない……。

 凛は、進をかばう形で龍の目の前に現れた。

「邪魔だ」

 進にとって凛は邪魔もの以外の何物でもなかった。

 進は目の前で手を両手に広げかばっている凛に、電気を帯びた手刀で凛の後頭部を叩いた。

 電気を帯びた手刀は地味ながら相当な威力であった。

 凛はバタンと勢いよく地面に叩きつけられ、気絶してしまった。

「許さなねええ!!」

 怒りは……力に変わる!!

 衝動に駆られた龍は拳に炎を集中させ一直線に進に向かいパンチを放つ。

 進にとってはなんでもない攻撃だった。

 進は、それを簡単に蹴り返してしまった。

 くそう!

 龍は、悔しそうに大声を張り上げた。


「龍落ち着け! そんなんじゃ当たらねえ、これを使え!」

 その頑張りは仲間を呼ぶ……!

 進にやられ、ピクリとも動かなかった剛がムクッと起きた。

 頑張っている龍のためになにかしてやりたい……。

 その気持ちが剛を突き動かした。

 剛は、自分の相棒であるチェーンを龍に差し出した。

 自分の相棒を他の人に託す。

 それは、剛にとってとんでもないことだった。

 だが、仲間のためなら安いもんだ!

「いいのか?」

 俺の為に……。

 龍は剛の意外な行動に目を丸くした。

「俺もあいつが気に入らねえが、俺は闘えねえ! 倒せるのはお前だけだ!」

「お前に頼るのは心外だが、この方法が一番だ、使え」

 銀次までも……。

 今までじっと闘いを静観していた銀次までもが、剛襲撃事件時に奪ったヌンチャクを龍に託した。

「ありがとう、二人とも」

 龍は剛と銀次、二人から託されたチェーンとヌンチャクを手のひらでギュッと握った。

 仲間の暖かい思いが二人の武具から龍の手のひらに伝わった。

 これが、仲間というものなのか。これが仲間と共に闘うということなのか。

 ありがとう!二人とも!!

「頼んだ!」

 銀次と剛は声をそろえ、親指を立て龍に任せた。

「俺が頼りにされてる、初めての感覚だ。悪くない!」

 龍は銀次のヌンチャクに剛のチェーンを巻きつけ、その新しく組み合わせた武器に炎を注入した。

 すると、金属製のチェーンはキュイイインというエンジン音のような音を立て炎と反応し急激に温度を上げる。辺りの気温が明らかに上がる。

「発動者の俺ですら手が熱い……」

 龍はあまりの熱さに険しい表情を浮かべる。

 そして、熱気が全員の肌に伝わった。

「離れているのに熱気がここまで伝わる。あれに当たればさすがにまずい」

 勿論、進の肌にも熱が伝わってきた。

 進はこの闘いの中で、初めて進は危険を察知した。

 進は十分すぎるほど離れつつ、相手の見えない位置に隠れた。

 これでは当たらない……。

 俺に遠距離用の攻撃があれば……。

 進の行動は早かった。

 龍の死角からブーメランが飛んできた。

 さあ先手は取った、どうする?

 進は龍の動きを物陰から静観した。

 来たか……。

 龍は進の武具が飛び道具だということを認知し、それに対処するための様々な作戦を頭の中の設計図に書きだした。

 なぜか龍の頭は冴えていた。

 相手の戦闘スタイルを捉え、高温の炎を持ったヌンチャクでブーメランによる攻撃を防いだ。

 すると、あまりの高熱にブーメランの接触部分が溶け始めた。

「溶かしただと!」

 進は初めて声を荒げた。

 それほどまでにブーメランを溶かすという行為は信じられないことだった。

 なんて温度だ……!

「熱過ぎ、もう無理!」

 それは、発動者でさえ同じだった。

 金属でできたヌンチャクとチェーン、そして炎の化学反応は、とんでもない程の温度を計時していた。

 龍はあまりの熱さについに耐えかね持っているヌンチャクを手放した。

 今だ……!

 雷太刀!!

 進はこの隙をピンポイントで狙った。

 進は自らが宿している雷をブーメランに転化させる。ご存じの通り武器と属性のシナジーで威力は格段に上がる。

 そんなとんでもない武器を担いでダダダッとおいうけたたましい音を立てながら猛スピードで、武具を手放し無防備の龍に一気に近づいた。

 龍は応急処置的に、なんとか腕でガードした。

 が、さすがに高威力の雷のブーメラン”雷太刀”の衝撃には耐えられず、地面にうずくまりながら倒れてしまった。

 それを見た進は、溶けてしまったブーメランを回収を素早く回収した。

「こいつはしばらく使い物にならないか。余計なことしやがって」

「まだだ……いつ終わりだと言ったんだ?」

 簡単に白旗を上げるわけにはいかなかった。

 これは俺だけの闘いじゃない!

 剛と銀次の闘いなんだ!

 俺は仲間を背負っている!!

 龍は諦めずに立ち上がった。その姿はまるで不動明王のようだ。

 龍は再びヌンチャクを自身の手に持ち再び戦闘態勢に入った。

 危険を察知し急いで距離をとる進、対照的に距離を取らせまいと必死で進との距離を詰めようとする龍。

 この駆け引きの中で最初に仕掛けたのは龍。

 炎を纏ったヌンチャクを振るう。その攻撃は幸いにも進の頬をかすめた。

 ついに炎が進の体に伝わった。

 あつっ、なんて温度だ! 

 ただ、その温度があだとなりヌンチャクを持っている時間が制限されているようだな、それまで逃げ続ければ問題ない!

 進は即座に弱点を見抜き、再び精一杯に距離を取り始めた。

 そして、進の思惑通り限界時間を迎え龍の手からヌンチャクが離れた。

 終わりだ!

 進は待ってましたと言わんばかりに即座にブーメランを投げ込む。

 龍は距離を詰めたのがあだとなり、ほぼゼロ距離で激突した。

 その隙に、龍の周りに散乱していた全てのブーメランを回収し、三度距離を開いた。

「汚いぞ!」

 こざかしい作戦であった。

 龍はブーメランに接触してしまった腹を痛そうに押さえた。

「どいつもこいつもめでたい奴だ。闘いに汚いもクソもないんだよ」

 確かに進の言うとおりであった。

「遠距離用の攻撃がない分圧倒的不利だ、俺に遠距離用の攻撃さえあば……」

 その時だった。

 龍の希望に応えるように、右腕に纏っていた炎が分離し、手のひらサイズの球体の炎が龍の掌の上に浮き始めた。

「なんだこれは?」

 希望を乗せた球だった。

 龍は浮遊している炎を不思議そうに見つめた。

「龍! そいつを思いっきりあいつに向けて放て!」

 剛は何かひらめいた。

 張り裂けるような声で龍に指示を出した。

「わ、分かった」

 龍は剛の言うとおり左手で右手を支え、進のいる方向めがけて手のひらを開く。と同時に分離した球体の炎も進ににらみをきかせながら姿を見せる。

「火の球・(ソウル)!」

 とっさに火の球・魂と名付けた球体に炎を龍は一気に放つ。

 球体は思い描いた通り龍の元から離れる。

 ただ、思った以上の放った反動で手がぶれてしまい見当違いの方向に飛んでしまった。

「見かけ倒しかのようだな」

 ただやつに遠距離攻撃が備わった。今まで以上に注意をしなければならないが……。

 まああのコントロールでは、ないのと一緒だがな。

 とは思った進であったが、一応距離を取った。

 新しい技が加わった相手。

 警戒しないわけにはいかなかった。

 一撃龍、面白い奴だ。俺とやりあってる時もそうだった。闘いの中で敵にとって脅威なものを次々生み出していく。最初はこっちが勝てる絶対的な自信があるが、闘いの中でその自信は徐々に消えていく負けることも頭の中でよぎってしまう。

「らしくないが、龍、腕は俺が支えといてやる。お前は思い切り放て!」

 銀次はいろんな思いを唾にしてゴクリと飲み込んだ。

 そして、共に闘う覚悟を決めた。

 それは、もう本来の目的とは違う。

 協力して一人の敵を倒す!

 そんな目的に変わったのだ。

「たまには粋なことすんじゃねーか、俺もその案に乗るか! 遠慮するなよ龍! 思い切りあいつにぶちこめ!」

 剛は銀次の言葉を受け口角をあげた。

 そして、龍は剛と銀次に支えられ、いざ二発目を放たん……!

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