エピローグ
……以上が、僕が体験した事件のあらましであります。いかがだったでしょうか?
結局僕たちはいつも探しているんです。
僕たちが一人ではないと言う証を……。
……ここに生きている事が無駄では無いという確信を。
っと、すいません感傷的になっていたようです。
――ふふ、なんか恥ずかしいですね、こう言うのは。
拙い話を長々と語って申し訳ありませんでした。
とにかく、こうして僕は今の僕へとなったのです。
これから先どんな事が待ち受けているのかは、正直分かりません。それは皆さんも同じ事と思います。
ですがきっと何かが起こったとしても、皆さんならば大丈夫です。
とにかく僕が言える事は、ただの一言――自信を持って下さい。
危険に直面したときに、こわがらない生き物なんかいやしないのですから。
本当の勇気とは、こわくても危険に立ち向かうということなんですよ。
そしてその勇気は、きっと今までの貴方の生き方が、貴方の周りにいてくれる、貴方の大切な人たちが――与えてくれると思いますから……
それでは僕はこれにて失礼します。またいずれお会いできると、嬉しいです。それでは――
という訳で、これをもちまして『answer-捩じれる未来と境界の夜-』は終了となります。
読んで下さいました方、どうもありがとうございました!!
もし些細なことでも結構ですので、感想等ありましたら、ぜひお願いします。
………………
…………
……
っと、忘れるところでした。
プロローグにも書きましたが、このお話は『黒の狩人』というリレー小説のスピンオフ的な物です。
某掲示板にて書かれていたものなのですが、その時の全君は高校二年生です。
それでですね、実は『answer-捩じれる未来と境界の夜-』と、その『黒の狩人』の更に繋ぎのお話を書いてもいいかな? と、最近思ってきてたりします。
つまりはこのお話の続編ですね。
それで読者様方に一つお聞きしたいのですけど……『answer-捩じれる未来と境界の夜-』の続編、読んでみたいですか?
もしみたい! というお声がもらえるのであるならば、もしかしたら続編を書くかもしれません。
ま、そう言ったお声をいただかなかった場合は、他の小説を書こうと思っています。
今度は、何だろう? 近未来ファンタジー? ジャンルがよくわかんない……
とにかく、そのアンケート的な物をいただけたらなぁとか、思ったりなんかしちゃってます。
アンケートはとりあえず8月いっぱい、様子を見てみる予定です。
集計結果は、活動報告にてする予定です。
という訳で、アンケートを集計したいので、なにとぞよろしくお願いします!!